出典: 仮想コンソール [外語] 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/01/03,URL: https://www.wdic.org/ コンソールを、仮想的に複数に切り替えて利用できる機能。FreeBSDなどで利用できる。 [概要] FreeBSDは、マルチユーザー、マルチタスクに対応したオペレーティングシステムである。GUIシステムのように複数のウィンドウを開いて作業できればよいが、コンソールからの操作という場面も往々にして存在する。このような場合でも、仮想コンソールを使うと、一つのコンソールから複数のログインが可能になる。初期設定では8つの仮想コンソールが利用可能になっており、Alt+F1からF8までで切り替える。 [特徴] 他のコンソールに切り替えても、元のコンソールの画面は記憶されており、更に処理も止まらずそのまま動作する。かくして、一つのコンソールでありながら、複数の画面とキーボードを仮想的に実現できる。 なお、仮想コンソール0(ttyv0)をシステムコンソールといい、カーネルから標準出力に出力すると、常にシステムコンソールttyv0に結果が出る。 一般に、FreeBSDにコンソールログインすると、次のように表示される。 FreeBSD/i386 (hoge.example.org) (ttyv0) この何気ないttyv0が仮想コンソール0を意味しているのであり、仮想コンソールを切り替えてログインすれば、ここの部分が変化する。 |
出典: 仮想コンソール 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2014年5月27日 (火) 12:29 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 仮想コンソール(かそうコンソール、virtual console)とは、コンピュータのユーザインタフェースにおいて、キーボードとディスプレイの概念的な組み合わせである。UnixWareやLinuxやBSDなどいくつかのオペレーティングシステム (OS) の機能であり、コンピュータのシステムコンソールは独立した複数の仮想コンソールを切り替えることができる。仮想コンソールは1980年代のXenixには存在した。通常、Linuxの場合、最初の6つの仮想コンソール (/dev/tty1~/dev/tty6) がUnixシェルへのログインプロンプトが表示されたテキストターミナルである。X Window Systemは7番目から始まる(/dev/tty7~/dev/tty63)。Linuxにおいて、Alt + ファンクションキー(F1など)で切り替えることができる。Alt + 左カーソルキーで前の仮想コンソールに移動し、Alt + 右カーソルキーで次の仮想コンソールへ移動できる。X Window Systemからの切り替えは、Ctrl + Alt + ファンクションキーで行える。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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virtual console | virtual |
və́ːrtʃuəl kɔ́nsəul | və́ːrtʃuəl |
ヴゥァーチュァルゥ カォンソウルゥ | ヴゥァーチュァルゥ |
ヴゥァーチュァルゥ・カォンソウルゥ | ヴゥァ́ーチュァルゥ |
バーチャル コンソール | バーチャル |
バーチャル・コンソール | バ́ーチャル |
バーチャルコンソール | [形容詞] |
仮想コンソール | 仮想の |
かそうコンソール | かそうの |
虚像の | |
・ | |
console | |
kɔ́nsəul | |
カォンソウルゥ | |
コンソール | |
[名詞] | |
制御盤 | |
操作盤 | |
操作卓 | |
コンピューターに接続されたモニターとキーボードの組み | |
更新日:2024年 3月19日 |