本文へスキップ

 


 

ICT用語の意味と同義語

【 「パーティーション」又はそれに関連する用語の意味 】
source of reference: Extended boot record (The Free Encyclopedia WikipediA) last edited on 18 April 2021, at 22:50 UTC, URL: https://en.wikipedia.org/

An extended boot record (EBR), or extended partition boot record (EPBR), is a descriptor for a logical partition under the common DOS disk drive partitioning system. In that system, when one (and only one) partition record entry in the master boot record (MBR) is designated an extended partition, then that partition can be subdivided into a number of logical partitions. The actual structure of that extended partition is described by one or more EBRs, which are located inside the extended partition. The first (and sometimes only) EBR will always be located on the very first sector of the extended partition. ...
出典: パーティション 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年1月14日 (木) 12:25 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 コンピュータのハードディスクのパーティション (Partition) とは、ハードディスクの記憶領域を論理的に分割すること、あるいは分割された個々の領域を指す。パーティションを作成することをパーティショニング (Partitioning) ともいう。ディスクパーティショニングは基本的な技術であり、論理ボリュームマネージャに発展したと見ることもできる。

[目的]
 パーティショニングは、ひとつのハードディスク上に複数のファイルシステムを持つことを可能にする。パーティションを作成する目的として、以下のことがあげられる。
 まず、基本的な3点としては
 ● 物理ディスクとは別に、ハードウェアにリンクした管理単位を定義し、その管理単位でのアクセスを制御することで、とあるパーティションで障害が発生しても、他パーティション及びハードディスク全体に被害が及ばないように、障害の局所化が可能となる。
 ● 固有パーティションにおいて、ディスクの空きが枯渇しても、全データ区分に影響が及ばないように局所化する事ができる。ただし、システム使用パーティションの一部においては、そのパーティションの残量が枯渇した場合、システム自体の動作が停止してしまうことがある。
 ● 用途によってパーティション分割する場合もある。例えば、ほとんど書き込まれることがないパーティションがあれば、それを読み込みのみを許可する状態で使用する(マウントする)ことも考えられる。小さなファイルを多数格納するファイルシステムは、パーティションとして独立させてiノードを多数にするような設定をすることもできる。
 というものである。 ・・・
出典: 拡張パーティションブートレコード [外語] Extended Partition Boot Record 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/07/10,URL: https://www.wdic.org/

 ディスクドライブの拡張領域へアクセスする際、まず最初に読まれる領域。略してEPBR。

[概要]
 拡張領域の物理的な先頭セクターにあり、その構造はマスターブートレコードと全く同じである。1セクターは512バイトであるため、この512バイトに情報は詰め込まれている。

[特徴]
構造
 マスターブートレコードと同様、先頭の446バイトはブートストラップローダー領域(プログラム領域)であるが、ここは未使用であるので通常は0で埋められている。
 パーティションテーブルはマスターブートレコードと同様に4エントリあるが、このうち最初の二つだけを使う。
 一つ目は自分自身が持つ論理領域の情報であり、二番目は次の拡張領域の情報である。つまり拡張領域は数珠繋ぎに拡張を重ねることが可能で、故に理論上はディスクの容量が許すかぎり幾らでもパーティションを切れるということである。
難点
 拡張性の高い仕様であるがデメリットもあり、後の方の論理領域の情報を得る場合、最初から順番に辿らねばならないという点である。
 これは手間とアクセス時間が要される。そしてこの手間から、446バイト以内に収めなければならないブートストラップローダー領域に処理を書くことが難しくなり、故に拡張領域からは起動ができないという制限にも繋がった。
未使用の領域
 未使用である三番目・四番目のパーティションテーブルに情報を置くことは仕様外だが、理論上は可能である。
 MS-DOSからWindows 9x系までは無視されるが、どうやらWindows 2000では正常に認識し処理されるようだ。


【 「パーティーション」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: 拡張領域 [外語] extended partition 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/03/19,URL: https://www.wdic.org/

 マスターブートレコード(MBR)にある4エントリのパーティションテーブルから、拡張されたパーティションのこと。

[概要]
 パーティションタイプが05、0F、85の三種類のパーティションが、一般に拡張領域と呼ばれている。
 ● 05 ‐ 拡張パーティション
 ● 0F ‐ 拡張パーティション(LBA)
 ● 85 ‐ Linux拡張パーティション
 将来的には、更に増える可能性もある。

[特徴]
拡張
 マスターブートレコードを採用したシステムでは仕様上、4つある基本領域のうち(OSが認識できる範囲で)一つだけを拡張領域として用いることができる。
 これは元々4つまでしかパーティションを切ることができなかった仕様の拡張であり、拡張領域を使えば理論上幾つでもパーティションを切ることができる。こうして拡張領域により作られた領域を論理領域と呼ぶ。
 拡張領域では、ファイルシステム(FS)は論理領域に置く。
構造
 拡張領域は、それ自体が仮想的な一つのボリュームのようになっている。
 通常、ディスクの先頭セクターにあるマスターブートレコード(MBR)の代わりに、拡張領域の最初のセクターには拡張パーティションブートレコード(EPBR)がある。その構造はマスターブートレコードと全く同じである。
使用方法
 拡張パーティションブートレコードでは、パーティションテーブルは同じく4エントリあるが、このうち最初の二つしか使わない。
 一つ目は自分自身が持つ論理領域の情報であり、二番目は次の拡張領域の情報である。
 つまり拡張領域は数珠繋ぎに拡張を重ねることが可能で、故に理論上はディスクの容量が許すかぎり幾らでもパーティションを切れるということである。
出典: パーティション [外語] partition 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/01/16,URL: https://www.wdic.org/

 (特にハードディスクの)領域のこと。英語では分配/配分/分割/区分/分離の意である。

[概要]
 一つの物理的なディスクを、論理的に複数の領域に分割して利用する仕組み。この論理的な領域をパーティションという。MS-DOSやMicrosoft Windows、PC UNIXその他OSでは、ハードディスク等におけるファイルシステムをパーティションを単位として管理している。MS-DOSやWindowsであれば、パーティション単位でそれぞれに別のドライブ名を割り当て、利用する。PC UNIXであれば、パーティション単位で/devにマウントされる。

[特徴]
利用目的
 例えばハードディスクを二つの領域にわけ、一つはNTFSとしWindows XPを入れ、もう一つはext3にしてLinuxを入れる、ということができる。
 一つのディスクドライブで、いわゆるデュアルブートが可能なのは、このパーティションというメカニズムがあるからである。
技術
 PC/AT互換機では、一台のディスクは標準的には4つまでパーティションを切って利用できる。この構成については一番最初のセクター(ブートセクター、シリンダー0・ヘッド0・セクター1)に書かれている。
 そして、パーティションの作成には幾つかのルールがあって、先頭パーティションは第2クラスター(シリンダー0・ヘッド1・セクター1)から始まること、以降のパーティションはシリンダー境界規定に従うこと(ヘッド0・セクター1)、などがある。
拡張
 各パーティションの先頭セクターは、ドライブの先頭セクターと同様の、マスターブートレコードと同じものがある。これを「拡張パーティションブートレコード」という。
 かくして、各パーティションは更に各4つまでパーティションを切って利用することができる。こうして拡張される領域を「拡張領域」という。
出典: パーティション 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年1月14日 (木) 12:25 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 コンピュータのハードディスクのパーティション (Partition) とは、ハードディスクの記憶領域を論理的に分割すること、あるいは分割された個々の領域を指す。パーティションを作成することをパーティショニング (Partitioning) ともいう。 ・・・

[パーティションの種別]
UNIX機でのパーティション種別
 ● 物理パーティション
 ● 論理パーティション(仮想パーティション) - 論理ボリュームと呼ぶ場合が多い
PC/AT互換機のパーティションの種類
 ● 基本パーティション (Primary Partition) - 基本区画と呼ぶ場合もある
 ● 拡張パーティション (Extended Partition) - 拡張区画と呼ぶ場合もある
 ● 論理パーティション (Logical Partition) - 論理区画と呼ぶ場合もある



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

Extended boot record (Wikipedia)
パーティション (Wikipedia)
拡張パーティションブートレコード (通信用語の基礎知識)
プライマリパーティション (コトバンク)
拡張領域 (通信用語の基礎知識)
パーティション (通信用語の基礎知識)



【 パーティーション の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
EPBR Extended
Extended Partition Boot Record iksténdid
iksténdid pɑrtíʃən búːt rikɔ́ːrd エキステンデドゥ
エキステンデドゥ パーティーシュン ブートゥ リゥコーァドゥ エキステ́ンデドゥ
エキステンデドゥ・パーティーシュン・ブートゥ・リゥコーァドゥ エクステンデッドゥ
エキステ́ンデドゥ・パゥーァティ́ーシュン・ブ́ートゥ・リゥコ́ーァドゥ エクステ́ンデッドゥ
エクステンデッド パーティーション ブート レコード [形容詞]
エクステンデッド・パーティーション・ブート・レコード 拡張した
エクステ́ンデッドゥ・パーティ́ーション・ブ́ート・レコ́ード かくちょうした
拡張パーティーション ブート レコード 伸ばした
かくちょう パーティーション ブート レコード 伸ばされた
拡張パーティーション・ブート・レコード
拡張パーティーションブートレコード Partition
pɑrtíʃən
EBR パゥーァティーシュン
extended boot record パゥーァティ́ーシュン
iksténdid búːt rikɔ́ːrd パーティーション
エクステンデドゥ・ブートゥ・リコードゥ パーティ́ーション
エクステンデッド・ブート・レコード [名詞]
拡張ブート・レコード 仕切り
かくちょう ブート レコード 分割

区画

くかく

[他動詞]

~を分割する

区画する


Boot

búːt

ブートゥ

ブート

[名詞]

ブーツ

長靴

コンピュータの起動

コンピュータの立ち上げ

[他動詞]

コンピュータを起動する

コンピュータを立ち上げる



更新日:2024年 4月 8日




【 パーティーション の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
extended partition ディスク・ボリューム
iksténdid pɑrtíʃən プライマリ・パーティーション
エキステンデドゥ パゥーァティーシュン
エキステンデドゥ・パゥーァティーシュン extended
エキステ́ンデドゥ・パゥーァティ́ーシュン iksténdid
エクステンデッドゥ パーティーション エキステンデドゥ
エクステンデッドゥ・パーティーション エキステ́ンデドゥ
エクステ́ンデッドゥ・パーティ́ーション エクステンデッドゥ
拡張領域 エクステ́ンデッドゥ
かくちょう りょういき [形容詞]
拡張パーティーション 拡張した
かくちょう パーティーション かくちょうした

伸ばした

伸ばされた


partition

pɑrtíʃən

パゥーァティーシュン

パゥーァティ́ーシュン

パーティーション

パーティ́ーション

[名詞]

仕切り

しきり

区画

くかく

分割

ぶんかつ

[他動詞]

分割する

区画する



















更新日:2024年 4月 8日




【 パーティーション の同義語と関連語 】
< 3 >
同義語・類義語 関連語・その他
Partition primary partition
partition プライマリ パーティーション
pɑrtíʃən プライマリ・パーティーション
パーティーシュン プライマリパーティーション
パーティーション extended partition
[名詞] 拡張パーティーション
仕切り 拡張領域
間仕切り ディスク領域
分割 ディスク・ボリューム
分離
区画
区分
領域
分割領域
[他動詞]
~を分割する
~を区画する
パーティーションを切る













































更新日:2022年 1月12日




【 パーティーション の同義語と関連語 】
< 4 >
同義語・類義語 関連語・その他
primary partition ディスク・ボリューム
práimèri pɑrtíʃən 拡張パーティーション
プライマゥリー パーティーシュン
プライマゥリー・パーティーシュン primary
プライマリ パーティーション práimèri
プライマリ・パーティーション プライマゥリー
プライマリパーティーション プライマリー
基本パーティーション [形容詞]
基本区画 第一の

最初の

一番目の

一次の

[名詞]

最初のもの


Partition

pɑrtíʃən

パーティーシュン

パーティーション

[名詞]

仕切り

分割

区画

間仕切壁

































更新日:2022年 2月14日




ICT用語索引
記号 数字 A B C
D E F G H
I J K L M
N O P Q R
S T U V W
X Y Z

       
背景色薄緑は全用語編集完了
白は書きかけの用語を含んでいます
ICT用語辞典リンク集
ICT用語解説サイト120

バナースペース

     P A S T E M