出典: KRSWLocker 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月10日 (月) 07:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ KRSWLocker(通称: カランサムウェア)とは、2014年12月16日にシマンテックによって存在が確認されたランサムウェアの一種。この種のマルウェアとしては初めて日本のユーザーを標的としたものである。 [概要] KRSWLockerはランサムウェアTorLockerを日本向けにローカライズしたもので、感染したハードディスク内を暗号化、データの復旧に必要な復号鍵を教える見返りにビットコインを要求するコンピュータウイルスである。感染経路はクラッキングされたまとめサイト。プログラムの基本となったTorLocker(またはTorrentLocker)は、世界中で利用されるランサムウェアの一種であり、アフィリエイトを利用してTorLockerの開発者と利用者の双方に収入がある仕組みとなっている。 ・・・ |
出典: ペイロード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月22日 (日) 00:37 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ コンピュータネットワークのペイロード(payload)とは、データ伝送における正味のデータ部分を指す。 [概要] 伝送されるデータ全体のうち、伝送処理のための管理情報(ヘッダやメタデータなど)を除いたものにあたる。データの大きさを表すときは「ペイロード長」(payload length)と言う。特に、たとえばインターネットで使われているTCP/IPの場合はDARPAモデルであるが、伝送システムの階層的なモデルにおいて、下位層のプロトコルは、上位層のプロトコルの通信全体を「単なるデータ」とみなして自分のレイヤのメタデータなどに「包んで」やりとりすることになる。この「包まれるもの」がペイロードである。つまり、たとえばIPのレイヤから見れば、UDPのデータグラムはそれ全体がペイロードであり、UDPのレイヤから見れば、その中にあるアプリケーションプログラムのためのデータがペイロードである。コンピュータセキュリティでも基本的には上述の意味だが、マルウェアでは、その内部の悪意のある動作をする部分のコードを指す。 ・・・ |
出典: ランサムウェア 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年8月3日 (木) 00:34 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ランサムウェア(英語: Ransomware)とは、マルウェアの一種である。これに感染したコンピュータは、利用者のシステムへのアクセスを制限する。この制限を解除するため、被害者がマルウェアの作者に身代金(ransom、ランサム)を支払うよう要求する。数種類のランサムウェアは、システムのハードディスクドライブを暗号化し(暗号化ウイルス恐喝)、他の幾種類かは単純にシステムを使用不能にして、利用者が身代金を支払うように促すメッセージを表示する(スケアウェア)。こうしたプログラムは、当初ロシアで有名だったが、ランサムウェアによる被害は世界的に増大してきた。 ・・・ |
出典: Trusted Platform Module 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年11月23日 (火) 16:32 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Trusted Platform Module (TPM、トラステッド プラットフォーム モジュール) とは、コンピュータのマザーボードに直付けされているセキュリティに関する各種機能を備えた半導体部品で、データの暗号化・復号化や鍵ペアの生成、ハッシュ値の計算、デジタル署名の生成・検証などの機能を有する。国際標準規格(ISO/IEC 11889)に則っている。主に専用半導体部品として実装されたディスクリートTPMと、CPU内部のセキュリティ領域で実行されるファームウェアTPMがある。 [概要] RSA暗号演算やSHA-1ハッシュ演算といった機能を有しており、チップ内で暗号化・復号、デジタル署名の生成・検証、プラットフォームの完全性検証を行うことができる。また、TPMの内部でRSAの鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)を生成することができる。 TPMの仕様はTCG(Trusted Computing Group)という国際的な業界団体で策定されており、最新のバージョンは2.0である。1.2まではRSAのみであったが、2.0からはAESやECDSAなどを含め多種多様な暗号アルゴリズムの処理をチップ内でできるようになり、ソフトウェアが暗号ライブラリを負担する必要が大幅に無くなったため、暗号境界がより明瞭になった。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Ransomware | ハードディスク暗号化 |
rǽnsəmwɛ̀ə | ランサムウェアワーム |
ラェンサゥムウェアゥ | 身代金型ウイルス |
ラェ́ンサゥムウェ̀アゥ | ・ |
ランサムウェア | Ransom |
ラ́ンサムウェ̀ア | rǽnsəm |
身代金要求型プログラム | ラェンサゥム |
身代金要求型不正プログラム | ラェ́ンサゥム |
みのしろきん ようきゅうがた ふせい プログラム | ランサム |
Ransom+Software | ラ́ンサム |
・ | [名詞] |
KRSWLocker | 身代金 |
TorLocker | みのしろきん |
TorrentLocker | [自動詞] |
カランサムウェア | 買い戻す |
カラサワロッカー | 取り戻す |
唐澤+ランサムウェア | |
更新日:2024年 5月18日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
TPM | BitLocker |
TPM 1.2 | ビットロッカー |
TPM 2.0 | Windows BitLocker |
Trusted Platform Module | ドライブ暗号化 |
trʌ́stəd plǽtfɔ̀rm mɑ́dʒuːl | ディスク暗号化 |
トゥラステッドゥ プラゥットゥフォーァム マォジュールゥ | ハードディスク暗号化 |
トゥラステッドゥ・プラゥットゥフォーァム・マォジュールゥ | ・ |
トラステッド プラットフォーム モジュール | データ漏洩 |
トラステッド・プラットフォーム・モジュール | データ漏洩防止 |
ティー ピー エム | BitLocker to Go |
ディスクリートTPM | ・ |
ファームウェアTPM | Trusted |
TPMチップ | trʌ́stəd |
Widows 11 必須 | トゥラステッドゥ |
トラステッド | |
[形容詞] | |
信頼されている | |
信頼性のある | |
信用がある | |
・ | |
Platform | |
plǽtfɔ̀rm | |
プラゥットゥフォーァム | |
プラットフォーム | |
[名詞] | |
基盤 | |
環境 | |
基盤システム | |
基礎システム | |
ソフトウェア動作基盤 | |
ソフトウェア動作環境 | |
基盤となるソフトウエア環境 | |
ハードウェア動作環境 | |
基盤となるハードウエア環境 | |
更新日:2022年 2月14日 |