出典: ハッチング 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年3月5日 (日) 04:56 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ハッチング(英語: hatching) は、絵画や図案、作図(CAD)などにおいて一定の面を平行な線で埋める技法。視覚効果や作業の効率化など、幾つかの役割・目的がある。雨降り描きなど邦訳語は幾つか考えられたが何れも定着していない。 古くはテンペラ画において顕著に見られる技法である。画面上の隣接する絵具に対する筆による加圧によって絵具を混合し、連続した一連の階調を構成し諧調を成立させることが絵具の性質上困難であるテンペラ絵具を使用するにあたり重要な技法である。 コンピュータ分野では、CAD(2次元CAD)による作図で、ある指定した面を斜線や特定の模様で埋める命令を指す。 ・・・ |
出典: 網掛け 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月27日 (水) 01:18 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 網掛け(あみかけ)とは、文字などの上に使用するモザイクのような模様である。文字の上に網掛けにすることで、文字を強調したり、文字を消す打ち消し線のような用途にして用いられる。また、地図やグラフなどで単色表示時に色分けの代わりに用いられる。模様は格子状だけでなく、横線、縦線、斜線の集合が用いられたり、点や丸などの記号の集合が用いられたりする。白と黒の中間色の意味で用いられることもある。 ・・・ |
出典: 網点 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年6月29日 (木) 12:54 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 網点(あみてん)またはハーフトーン(英: Halftone)とは、グレイスケールやカラーの画像を限られた色数(例えば、白い紙上の黒い点など)の小さな点のパターンで表すことで印刷可能にしたものである。印刷は紙の上の各点について、インクを置くか、紙をそのままにしておくかという二値状態で情報を表す。つまり、基本的には二値画像だけが印刷可能である。しかし、網点技法により、連続した色調の画像を再現することが可能で、グレイやカラーの様々な陰影の画像を印刷できる。グレイ階調の網点では基本的に白い背景の上に黒い小さな点のパターンを並べる。十分な距離からこれを見ると、点が非常に小さいため、人間の眼ではその点を識別できず、灰色であるかのように見え、黒い点と白い背景の面積の割合によってその部分の明るさが決まる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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halftone dot meshing | Halftone |
hǽftòun dɑ́t meʃiŋ | halftone dot |
ハェーフトォーン ドァットゥ メェシェング | Hatching |
ハェーフトォーン・ドァットゥ・メェシェング | hatching |
ハェ́ーフトォ̀ーン・ドァッ́トゥ・メェ́シェング | ハーフトーン |
ハーフトーン ドット メッシング | ハッチング |
ハーフトーン・ドット・メッシング | 網点 |
ハ́ーフト̀ーン・ドッ́ト・メッ́シング | 網点シート |
網掛け | |
あみかけ | |
網かけ | |
更新日:2024年 5月17日 |