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ICT用語の意味と同義語

【 「バッファー・アンダー・ラン・プルーフ」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: バッファーアンダーラン 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/02/26,URL: https://www.wdic.org/

 CD-Rの書き込み時において、バッファー上に蓄積されるデータが、必要量に対して不足していること。及び、それによって生じる不具合のこと。
 意味的にはバッファーアンダーフローと同等だが、CD-Rなどへの書き込み処理で発生する問題は「バッファーアンダーラン」と呼ばれ区別されている。

[概要]
 かつてCD-Rの書き込み時には、その書き込み速度以上の速度でバッファー内に書き込むべきデータを格納する必要があり、CPUの処理速度などを多く必要とした。
 なぜなら、CDは螺旋状に連続して記述するフォーマットになっている(レコードと同様、最初から最後までが一本の線になっている)ため、書き込みは一定単位(ディスクまたはトラック分)で連続して行なわねばならかったからである。
 もしバッファーアンダーランが発生すると、それ以上の書き込み処理が不可能となり停止してしまい、もってメディアを破損してしまった。

[解決技術]
 CD-Rの書き込みには、バッファーアンダーフローを起こさないだけの処理速度がCPUに求められてきた。
 その後、遅いCPUでも処理が可能なようにBURN-ProofやJust Linkと呼ばれる技術が開発され、万一バッファーアンダーフローが発生してもメディアの破損だけは免れるようになった。
出典: BURN-Proof 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/07/09,URL: https://www.wdic.org/

 三洋電機が開発した、CD-R/CD-RWでの書き込み時のバッファーアンダーランを防止する技術。

[概要]
 BURN-Proofの名前は、バッファーアンダーラン(BufferUnderRuN)を回避(Proof)するところから来ている。

[特徴]
 転送デコーダーの改良により、書き込み中にデータ転送が途切れてしまった場合には、前回の書き込み部分をトレースしてデータと同期を取り、終端から続きのデータ書き込みを再開することができる。
 この技術により、パソコンに負荷がかかったり、低速なドライブからのコピーでも、確実にCD-Rの記録が可能になる。
 但し、BURN-Proofで補正の掛けられたメディアは微妙に書き込み位置のずれ等が存在するので、CDプレス用のマスターには使用できない。



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

バッファーアンダーラン (通信用語の基礎知識)
BURN-Proof (通信用語の基礎知識)



【 バッファー・アンダー・ラン・プルーフ の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
バーンプルーフ Buffer Under RuN
BURN-Proof Buffer Under Run
Buffer Under RuN-Proof buffer underrun
bʌ́fər ʌ́ndər rʌ́n prúːf bʌ́fər ʌ́ndər rʌ́n
バゥファゥー アンダゥー ラゥン プルーフ バッファ アンダーラン
バゥファゥー・アンダゥー・ラゥン・プルーフ バッファ・アンダーラン
バッファー アンダー ラン プルーフ バッファアンダーラン
バッファー・アンダー・ラン・プルーフ バッファ アンダーラン エラー
バーン・プルーフ バッファ・アンダーラン・エラー

バッファアンダーランエラー


write error

ライトエラー

書き込みエラー

書き込み失敗

書き出しエラー

かきこみエラー

on-the-fly writing

on the fly writing

オンザフライ書き込み

JustLink

SafeBurn


Proof

prúːf

プルーフ

[名詞]

証明

証拠

試験

検証

実証

[形容詞]

検査済みの

耐えられる











更新日:2023年 6月25日




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