出典: IEEE 1284 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月26日 (火) 11:18 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IEEE 1284(アイトリプルイー・イチニーハチヨン)は、コンピュータと他のデバイス間の双方向パラレル通信を定義しているIEEE標準である。2000年代にはすでにUSBケーブルに取って代わられており、古いプリンターで見られる程度となっている。 [概要] 成り立ち: 1970年代にセントロニクス社がプリンター用パラレルインタフェースとして開発し、その後すぐにデファクトスタンダードになった。プリンタとの接続ではUSB以前は業界の標準であった。 ● (この標準はHPが拡張版インタフェースとして1992年にリリースしたBitronicsにより標準の地位を保てなくなった。) ● 1991年に、Network Printing Allianceが新しい標準を開発し仕様化した。 ● これは1994年3月にIEEE 1284として仕様がリリースされた。 ・・・ |
出典: IEEE 1284 [外語] 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/01/14,URL: https://www.wdic.org/ 高速なパラレルインターフェイス規格。元々はプリンター専用の低速な出力専用ポートであったプリンターポートを改良し、高速な双方向通信を実現した。 [概要] 二つの仕様が作られ対立したため、その両者が仕様化された。 具体的には次の5つの動作モードが存在する。 ● 互換モード (従来のセントロニクス仕様、150Kバイト/秒程度から) ● ニブル・モード (4ビットの信号線を使い、機器→コンピューターの通信) ● バイト・モード (8ビットのデータ線を使い送受信) ● ECPモード (双方向通信) ● EPPモード (双方向通信、7台までの機器を接続) ECPとEPPは、物理層の規定だけでなく、その上位のプロトコルも合わせて規定されている。 発表以降のPC/AT互換機には標準で搭載されている。NEC PC-9800シリーズでも一部の機種で利用可能である。 具体的にはZipやMOドライブなどを接続して利用できるほか、パソコン同士を接続して通信に使うこともできる。 [特徴] 状況 発表以降のPC/AT互換機には標準で搭載され、PC-9800シリーズでも一部の機種で利用可能だった。 当時は対応するZipドライブやMOドライブなどがあり、またパソコン同士を接続して通信にも使われていた。 しかし2000(平成12)年4月にUSB 2.0が登場以降、プリンターの接続はUSBに取って代わられたためIEEE 1284はプリンター端子と共に一気に廃れており、今となっては非常に古いプリンターにわずかに見られる程度となっている。 ピン配列 コネクターは3種類が規定されている。 ● Type A: DB25(D-sub 25ピン) ● Type B: アンフェノール 36ピン ● Type C: ハーフピッチアンフェノール 36ピン |
【Capabilities】kèipəbílətiz ケイパゥビリィディーズ,ケ̀イパゥビ́リィディーズ,ケーパビリティーズ,ケ̀ーパビ́リティーズ, [名詞] 能力,機能,性能,才能,手腕, 【nibble】níbl ニブォルゥ,ニ́ブォルゥ,ニブル,ニ́ブル, [自動詞] 齧る,かじる,[他動詞],~を少しずつかじる,[名詞] 4ビット, |
出典: セントロニクス 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/12/08,URL: https://www.wdic.org パソコンのプリンター用パラレルポートの俗称。 [概要] 元々は、Centronics社の開発した仕様に準拠したプリンターを接続するために作られたもので、後に業界標準となった。36端子のものが標準で、これをフルセントロニクス(Full Centronics)と呼び、14端子の簡略版を簡易セントロニクス(simple Centronics)と呼ぶことがある。 [拡張] 元々はプリンター用に作られたものなので、速度は低速である。これを拡張して高速なパラレルインターフェイス規格としたのが、IEEE 1284である。これには5つの動作モードが存在するが、中でもECPモードとEPPモードがよく知られる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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IEEE 1284 | Byte Mode |
ái íː íː íː twélv eiti fɔr | báit móud |
アイ イー イー イー トゥウェルゥヴ エイディー フォァ | バイトゥ・モーゥドゥ |
ア́イ イ́ー イ́ー イ́ー トゥウェ́ルゥヴ エイディー フォ́ァ | バ́イトゥ・モ́ーゥドゥ |
ái trípl íː twélv eiti fɔr | バイト モード |
アイ トゥリポルゥ イー トゥウェルゥヴ エイディー フォァ | バイト・モード |
アイ・トゥリポルゥ・イー・トゥウェルゥヴ エイディー フォァ | バ́イト・モ́ード |
ア́イ・トゥリ́ポルゥ・イ́ー・トゥウェ́ルゥヴ エイディー フォ́ァ | ・ |
アイ トリプル イー トゥウェルブ エイティー フォー | EPP Mode |
アイ・トリプル・イー・トゥウェルゥヴ エイティー フォー | EPPモード |
ア́イ・トリ́プル・イ́ー・トゥウェ́ルブ エイティー フ́ォー | Enhanced Parallel Port |
Institute of Electrical and Electronic Engineers 1284 | enhǽnst pǽrəlèl pɔ́rt |
アイ トリプル イー いち にー はち よん | エィンハェンストゥ パェラゥレゥルゥ ポーァトゥ |
IEEE 1284-1994 | エィンハェンストゥ・パェラゥレゥルゥ・ポーァトゥ |
IEEE 1284.1-1997 | エィンハェ́ンストゥ・パェ́ラゥレゥ̀ルゥ・ポ́ーァトゥ |
IEEE 1284.2 | エンハンスト パラレル ポート |
IEEE 1284.3-2000 | エンハンスト・パラレル・ポート |
IEEE 1284.4-2000 | エンハ́ンスト・パ́ラレ̀ル・ポ́ート |
・ | ・ |
Compatible Mode | ECP Mode |
kəmpǽtəbəl móud | Extended Capabilities Port |
コァンパェダゥボルゥ モーゥドゥ | iksténdid kèipəbílətiz pɔ́rt |
コァンパェダゥボルゥ・モーゥドゥ | エキステンデドゥ ケイパゥビリィディーズ ポーァトゥ |
コァンパェ́ダゥボルゥ・モ́ーゥドゥ | エキステンデドゥ・ケイパゥビリィディーズ・ポーァトゥ |
コンパチブル モード | エキステ́ンデドゥ・ケ̀イパゥビ́リィディーズ・ポ́ーァトゥ |
コンパチブル・モード | エクステンデッドゥ ケーパビリティーズ ポート |
コンパ́チブル・モ́ード | エクステンデッドゥ・ケーパビリティーズ・ポート |
コンパチブルモード | エクステ́ンデッドゥ・ケ̀ーパビ́リティーズ・ポ́ート |
互換モード | ECPポート |
・ | ECPモード |
Nibble Mode | IEEE 1284 ECPモード |
níbl móud | IEEE P1284 ECPモード |
ニブォルゥ モーゥドゥ | イー シー ピー |
ニブォルゥ・モーゥドゥ | 拡張機能ポート |
ニ́ブォルゥ・モ́ーゥドゥ | ・ |
ニブル モード | 【 以下関連語 】 |
ニブル・モード | Centronics Data Computer社 |
ニ́ブル・モ́ード | セントロニクス仕様 |
・ | パラレルポート |
プリンタインターフェース | |
更新日:2024年 5月20日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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セントロニクス仕様 | ATA |
Centronics | Centronics Data Computer社 |
Centronics interface | Centronics社 |
centronics interface | IDE |
centronics-type | IEEE 1284 |
parallel communication | PCI |
parallel interface | SCSI |
parallel transmission | パラレル・インターフェース |
セントゥロニクス・インタゥフェイス | パラレルI/F |
セントロニクス | パラレルインターフェース |
セントロニクス・インターフェース | パラレルインタフェース |
パラレルポート | |
パラレル通信 | |
パラレル転送 | |
パラレル転送方式 | |
パラレル伝送 | |
パラレル伝送方式 | |
プリンター・インターフェース | |
並列転送 | |
並列伝送 | |
並列伝送方式 | |
このページは書きかけのページです | 更新日:2020年 4月15日 |