出典: 誤り検出訂正 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年12月29日 (土) 04:50 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 誤り検出訂正(あやまりけんしゅつていせい)またはエラー検出訂正 (error detection and correction/error check and correct) とは、データに符号誤り(エラー)が発生した場合にそれを検出、あるいは検出し訂正(前方誤り訂正)することである。検出だけをする誤り検出またはエラー検出と、検出し訂正する誤り訂正またはエラー訂正を区別することもある。 [誤り検出と誤り訂正] 一般に誤り検出訂正では、k 単位長(k ビット、k バイト など)の符号を、n = m + k 単位長の符号語に変換する。これを (n, k) 符号、あるいは、符号形式を添えて (n, k) ××符号などと呼ぶ(誤り訂正符号"Error Correction Code"を特にECCと略す)。符号語は、最小ハミング距離が d > 1、つまり、互いに少なくとも d 単位が異なっていて、この冗長性を利用して前方誤り訂正が可能となる。dを添えて、(n, k, d) 符号ともいう。 ・・・ |
出典: 水平パリティ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/11/08,URL: https://www.wdic.org/ データを縦横に一定ビット並べ、その行と列にパリティを付ける方法のうち、列に付けられるパリティのこと。 [特徴] 例えば8ビットのデータ8個を一つのブロックとする。その縦横にパリティを付けるので、結果として9ビットのデータが9個となる。垂直パリティと水平パリティを併用すると、ブロック中の1ビットの誤りを訂正できる。 |
出典: 偶数パリティ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/01/06,URL: https://www.wdic.org/ 偶数になるようにセットされたパリティ。 [概要] パリティチェックでは、偶数パリティが使われることが多い。対するは奇数パリティである。 [特徴] 4ビットのデータに偶数パリティを1ビット付加し、5ビットにするものとして説明する。5ビット中、1のビットが偶数個になるようにするので、次のようになる。最初の4ビットがデータ、最後の1ビットがパリティとする。 ● 0000 0 ● 0001 1 ● 0010 1 ● 0011 0 ● 0100 1 ● 0101 0 ● 0110 0 ● 0111 1 ● 1000 1 ● 1001 0 ● 1010 0 ● 1011 1 ● 1100 0 ● 1101 1 ● 1110 1 ● 1111 0 つまり、データ中の「1」の数が奇数ならパリティを「1」として全体として偶数にし、データ中の「1」の数が偶数ならパリティは「0」として全体として偶数であることを維持する。 |
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同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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EDC | CRC |
Error Detecting Code | 巡回冗長検査 |
érər ditéktiŋ kóud | ハミングコード・チェック |
エゥラゥァー ディテクティング コウドゥ | パリティチェック |
エゥラゥァー・ディテクティング・コウドゥ | パリティ検査符号 |
エゥ́ラゥァー・ディテ́クティング・コ́ウドゥ | |
エラー デテクティング コード | |
エラー・デテクティング・コード | |
エ́ラー・デテ́クティング・コ́ード | |
Error Detection Code | |
érər ditékʃən kóud | |
エゥラゥァー デテクシュン コウドゥ | |
エゥラゥァー・デテクシュン・コウドゥ | |
エゥ́ラゥァー・デテ́クシュン・コ́ウドゥ | |
エラー デテクション コード | |
エラー・デテクション・コード | |
エ́ラー・デテ́クション・コ́ード | |
誤り検出符号 | |
あやまり けんしゅつ ふごう | |
更新日:2024年 4月17日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Horizontal Parity | Horizontal |
hɔ̀rizɑ́ntəl pǽrəti | hɔ̀rizɑ́ntəl |
ホリゾァンタルゥ パェリディー | ホリゾァンタルゥ |
ホリゾァンタルゥ・パェリディー | ホリゾンタル |
ホ̀リゾァ́ンタルゥ・ペェ́リディー | [形容詞] |
ホリゾンタル パリティー | 水平な |
ホリゾンタル・パリティー | ・ |
ホ̀リゾ́ンタル・パ́リティー | parity |
水平パリティー | pǽrəti |
すいへい パリティー | ペェリディー |
ペェ́リディー | |
パリティー | |
パ́リティー | |
[名詞] | |
同等 | |
同率 | |
一致 | |
等価 | |
偶奇性 | |
・ | |
Longitudinal Redundancy Check | |
LRC | |
Parity Check | |
parity check | |
Vertical Parity | |
Vertical Redundancy Check | |
vertical parity | |
VRC | |
パリティ チェック | |
パリティ・チェック | |
パリティチェック | |
誤り検出 | |
垂直パリティ | |
垂直パリティ・チェック | |
水平パリティ・チェック | |
更新日:2024年 1月 3日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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偶数パリティ | odd even check |
even parity | ・ |
íːvn pǽrəti | even |
イーヴン ペェリディー | íːvn |
イーヴン・ペェリディー | イーヴン |
イ́ーヴン・ペェ́リディー | イ́ーヴン |
イーブン パリティー | イーブン |
イーブン・パリティー | イ́ーブン |
イ́ーブン・パ́リティー | [名詞] |
・ | 偶数 |
Even parity check | ぐうすう |
íːvn pǽrəti tʃék | [形容詞] |
イーヴン ペェリディー チェック | 偶数の |
イーヴン・ペェリディー・チェック | ぐうすうの |
イ́ーヴン・ペェ́リディー・チェッ́ク | 五分の |
イーブン パリティー チェック | [他動詞] |
イーブン・パリティー・チェック | ~を同等にする |
イ́ーブン・パ́リティー・チェッ́ク | ~を平らにする |
偶数パリティー・チェック | ・ |
ぐうすう パリティー チェック | Parity Check |
pǽrəti tʃék | |
ペェリディー チェック | |
ペェリディー・チェック | |
ペェ́リディー・チェッ́ク | |
パリティー チェック | |
パリティー・チェック | |
パ́リティー・チェッ́ク | |
パリティチェック | |
パリティー検査 | |
パリティ検査 | |
奇偶検査 | |
誤り検出 | |
更新日:2024年 4月28日 |