出典: ページテーブル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年5月11日 (金) 21:23 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ページテーブル(page table)とは、コンピュータのオペレーティングシステムの中の仮想記憶(virtual memory)システムで仮想アドレスと物理アドレスを対応付けるために使われるデータ構造である。仮想アドレスはそれにアクセスするプロセスによって実行されるプログラムによって使われ、実際には物理アドレスはRAMサブシステム等のハードウェアによって使われる。 [ページテーブルの役割] 仮想記憶を使うオペレーティングシステムでは、すべてのプロセスは大きくて一続きのメモリ領域で動いていると錯覚させられています。物理的には、それぞれのプロセスのメモリは物理メモリの色々な領域に散らばっているかハードディスク等の他のストレージに移されています(ページアウト)。プロセスが自身のメモリにアクセスを要求したとき、オペレーティングシステムはプロセスが要求してきた仮想アドレスをデータが保持されている実際のメモリの物理アドレスに対応付ける責任があります。ページテーブルはオペレーティングシステムがこの対応付けを保存しておくところで、それぞれの対応付けはページテーブルエントリー(page table entry(PTE))と呼ばれています。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Page Table Entries | Address of Page Frame |
Page Table Entry | page table |
PTE | ページテーブル |
ページ・テーブル・エントリ | |
ページテーブルエントリ | |
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