出典: TTL 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/03/03,URL: https://www.wdic.org/ ホップ数を表わす指標の一つで、IPv4において、パケットがネットワーク上に存在することを許可されている時間。 [概要] ネットワークでの無限ループなどを防ぐために存在する。秒などの時間で規定される場合と、ルーターを通った回数(ホップ数)などで規定される場合がある。 [定義・用法] IPv4ではあくまでTime to Live(生存時間)であり、単位は決められていない。現実には、ルーターを経由するごとに1つデクリメントされる。 IPv6ではHop Limitとされ、明確な規定が与えられている。やはり、ルーターを経由するごとに1つデクリメントされる。 |
出典: 4xxレスポンス 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/12/22,URL: https://www.wdic.org/ HTTPが返すステータスコードのうち、400番台のもの [概要] Client Error、クライアントエラー。要求したものが存在しなかったり、要求の構文が不正などの理由により、要求は正常に受け付けることができなかった。 [種類] HTTP/1.1、HTCPCP/1.0(RFC 2324)、WebDAV(RFC 4918)、Upgrading to TLS Within HTTP/1.1(RFC 2817)などにおいては、次のものが定義されている。 ● 400 Bad Request (不正リクエスト) ● 401 Unauthorized (認証なし) ● (402 Payment Required (支払い要求) 将来の予約用) ● 403 Forbidden (不許可) ● 404 Not Found (見つからない) ● 405 Method Not Allowed (禁止メソッド) ● 406 Not Acceptable (不受理) ● 407 Proxy Authentication Required (プロクシー認証要求) ● 408 Request Timeout (時間切れ) ● 409 Conflict (衝突) ● 410 Gone (行方不明) ● 411 Length Required (長さ要求) ● 412 Precondition Failed (不正必須要件) ● 413 Request Entity Too Large (要求実体が大きすぎる) ● 414 Request-URI Too Long (要求URIが長すぎる) ● 415 Unsupported Media Type (未対応のメディアタイプ) ● 416 Requested Range Not Satisfiable (要求レンジが不足している) ● 417 Expectation Failed (Expectヘッダーが不正)418 I'm a teapot (私はティーポットである) ● 422 Unprocessable Entity (実体が処理不可能である) ● 423 Locked (ロックされている)424 Failed Dependency (依存状態が保てない) ● 426 Upgrade Required (アップグレード要求) ● 451 Unavailable For Legal Reasons(法的な理由により取得不能、政治的な検閲) |
出典: Proxy パターン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年10月2日 (金) 16:40 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Proxy パターンは、プログラミングにおけるデザインパターンの一種。Proxy(プロキシ、代理人)とは、大まかに言えば、別の物のインタフェースとして機能するクラスである。その「別の物」とは何でもよく、ネットワーク接続だったり、メモリ上の大きなオブジェクトだったり、複製がコスト高あるいは不可能な何らかのリソースなどである。Proxy パターンのよく知られている例として、参照カウント付きポインタオブジェクトがある。 ・・・ |
出典: traceroute 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/03/20,URL: https://www.wdic.org/ IPネットワークで、目的のホストまでのゲートウェイを一覧するためのソフトウェア。 [概要] パケットが目的のホストに到達しない場合、どこで問題が発生しているのかを確認するのに用いられる。 なお、Windowsでは名前がtracertとなっているので注意。 [技術] IPパケットのTTL(Time-To-Live)フィールドを巧妙に利用して作られている。 TTLを1から段階的に増やしたパケットを送信することにより、TTLが小さいために中継の止まったゲートウェイから中継未到達パケット(ICMP "Time Exceeded")が返されることで中継経路を判別する。 送信するパケットは、UNIX系のtracerouteは主としてUDP(ポート番号は30000以上のランダム)を、WindowsのtracertはICMPを用いている。 目的のホストに到達すると、UDPにしろICMPにしろ、相手からICMP "Port_Unreachable" パケットが返る。この返答が返るまで続けることで、最終的には相手先ホストまでのホップ数や経路情報、各部での遅延時間などを探索することができる。 [手順] 次のような手順で機能は実現されている。 1. TTLが1のパケットを送信する。 2. そのパケットは ・・・ |
出典: HTTPステータスコード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月9日 (日) 13:30 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ HTTPステータスコードは、HTTPにおいてWebサーバからのレスポンスの意味を表現する3桁の数字からなるコードである。RFC 7231等によって定義され、IANAがHTTP Status Code Registryとして管理している。以下に一覧を示す。 [1xx Informational 情報] リクエストは受け取られた。処理は継続される。 100 Continue ・・・ [2xx Success 成功] リクエストは受け取られ、理解され、受理された。 200 OK ・・・ [3xx Redirection リダイレクション] リクエストを完了させるために、追加的な処理が必要。 300 Multiple Choices ・・・ [4xx Client Error クライアントエラー] クライアントからのリクエストに誤りがあった。 400 Bad Request リクエストが不正である。定義されていないメソッドを使うなど、クライアントのリクエストがおかしい場合に返される。 401 Unauthorized 認証が必要である。Basic認証やDigest認証などを行うときに使用される。 たいていのウェブブラウザは、レスポンスヘッダーWWW-Authenticateで処理可能な認証方式が指定されていれば、認証ダイアログを表示する。 ・・・ |
出典: デザインパターン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年4月3日 (金) 13:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ソフトウェア開発におけるデザインパターン(型紙(かたがみ)または設計パターン、英: design pattern)とは、過去のソフトウェア設計者が発見し編み出した設計ノウハウを蓄積し、名前をつけ、再利用しやすいように特定の規約に従ってカタログ化したものである。 [概要] 書籍『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』において、GoF (Gang of Four; 四人組) と呼ばれる4人の共著者は、デザインパターンという用語を初めてソフトウェア開発に導入した。GoFは、エーリヒ・ガンマ、リチャード・ヘルム、ラルフ・ジョンソン、ジョン・ブリシディースの4人である。彼らは、その書籍の中で23種類のパターンを取り上げた。 [主要なデザインパターンの一覧] 構造に関するパターン Proxy:共通のインタフェースを持つインスタンスを内包し、利用者からのアクセスを代理する。Wrapperとも呼ばれる。 |
出典: traceroute 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年11月15日 (金) 20:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ traceroute(トレース ルート)はIPネットワークにおいて、ノードまでの経路情報を取得するツールである。 インターネット上で、2つのノード(パソコンやサーバなど)が通信する場合、2つのノードの間には0個以上のルータが存在する。 tracerouteを利用することで、tracerouteを実行したノードから指定したノードに到達するまでに、経由するルータのリストが得られる。Windowsのtracertも同様のツールである。 [原理] tracerouteはTTLを1ずつ増やしながらパケットを送信することで、経路情報を取得する。 TTLとはパケットの生存期間を表し、ルータを1つ経由することに1ずつ減算される。 ルータはTTLが2以上のパケットが届いた場合、TTLの値を1だけ小さくし次のルータへ転送する。 TTLが1のパケットが届いた場合、届いたパケットを破棄しICMP time exceededパケットを送信者に返す。tracerouteはまず、TTLを1にセットしたパケットを送信する。最初のルータに届いた時点でTTLがゼロになり、ICMP time exceededメッセージが戻ってくる。このメッセージの送信元アドレスを見れば、最初のルータのIPアドレスがわかる。次にTTLを2にセットして送信すると、今度は2番目のルータからICMP time exceededが戻ってくる。以降、TTLを3、4・・・と増やしていく事で、順にルータのIPアドレスを得る事ができる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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HTTP 407 | 400番台HTTPステータスコード |
Proxy Authentication Required | 4xx response |
prɑ́ksi ɔθèntikéiʃən rikwáiəd | 4xxレスポンス |
プラォキシィー アゥッセゥンティケイシュン リクワイァードゥ | Client Error |
プラォキシィー・アゥッセゥンティケイシュン・リクワイァードゥ | HTTP 400番台 |
プロクシィー オセンティケイシャン リクワイアドゥ | HTTP 4xx |
プロクシィー・オセンティケイシャン・リクワイアドゥ | HTTPステータスコード |
プロキシ オーセンティケーション リクワイアード | クライアントエラー |
プロキシ・オーセンティケーション・リクワイアード | よんバツバツ・レスポンス |
プロキシ認証が必要 | ・ |
プロクシー認証要求 | Proxy |
prɑ́ksi | |
プラォキシィー | |
プロクシィー | |
プロキシ | |
代理 | |
代理人 | |
更新日:2022年 9月 3日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Proxy | Proxy |
prɑ́ksi | prɑ́ksi |
プラォキシィー | プラォキシィー |
プロキシ | プロキシ |
Proxy Pattern | [名詞] |
prɑ́ksi pǽtərn | 代理 |
プラォキシィー パェーダゥーン | 代理人 |
プラォキシィー・パェーダゥーン | 代理権 |
プラォキシィー パェータゥーン | ・ |
プラォキシィー・パェータゥーン | Wrapper |
プロキシ パターン | rǽpər |
プロキシ・パターン | ラェパァゥー |
プロキシパターン | ラパー |
Proxy パターン | [名詞] |
Wrapper | 包装紙 |
rǽpər | ・ |
ラェパァゥー | Design |
ラパー | dizáin |
・ | ディザイヌ |
Design Pattern | ディザイン |
dizáin pǽtərn | [自動詞] |
ディザイヌ パェーダゥーン | ~を計画する |
ディザイヌ・パェーダゥーン | ~を立案する |
ディザイヌ パェータゥーン | ~を設計する |
ディザイヌ・パェータゥーン | [自動詞] |
デザイン パターン | 設計する |
デザイン・パターン | 計画する |
デザインパターン | [名詞] |
計画 | |
設計 | |
設計図 | |
図柄 | |
・ | |
更新日:2022年 5月 9日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
tracert | route |
traceroute | ráut |
tréisràut | ラウトゥ |
トゥレイスラウトゥ | ラ́ウトゥ |
トゥレ́イスラ̀ウトゥ | ルート |
トレースルート | ル́ート |
トレ́ースル̀ート | [名詞] |
経路探索 | 道 |
けいろ たんさく | 道筋 |
・ | 経路 |
けいろ | |
路線 | |
ルート | |
巡回路 | |
[他動詞] | |
特定の経路で転送する | |
・ | |
ゲートウェイ | |
プロキシ | |
ルーター | |
中継ノード | |
Time_Exceeded | |
【 以下関連語 】 | Port_Unreachable |
trace | ・ |
tréis | |
トゥレイス | |
トゥレ́イス | |
トレース | |
トレ́ース | |
[名詞] | |
足跡 | |
そくせき | |
形跡 | |
[他動詞] | |
~の跡を追う | |
~の跡をたどる | |
[自動詞] | |
たどる | |
なぞって書く | |
・ | |
更新日:2024年 4月 1日 |