出典: Exchangeable image file format 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年10月31日 (土) 06:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Exchangeable image file format(エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット)は、富士フイルムが開発し、当時の日本電子工業振興協会 (JEIDA)で規格化された、写真用のメタデータを含む画像ファイルフォーマット。デジタルカメラの画像の保存に使われる。略称はExifで「エグジフ」(もしくは「イグジフ」)。 カメラの機種や撮影時の条件情報を画像に埋め込んでいて、ビューワやフォトレタッチソフトなどで参照、応用することができる。Exif2.2ではExif Printという規格を組み込んでおり、撮影時の条件情報を元に自動的に最適化を行って、的確な状態でプリント出力を可能にしている。また撮影者や著作権情報、コメントなど付随することが出来る。 対応画像形式はJPEG、TIFF、JPEG XR(HD Photo)、PNG。 |
出典: JPEG 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 最終更新 2021年3月30日 (火) 05:36 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ JPEG(ジェイペグ、Joint Photographic Experts Group)は、コンピュータなどで扱われる静止画像のデジタルデータを圧縮する方式のひとつ。またはそれをつくった組織 (ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 1, Joint Photographic Experts Group) の略称であり、アクロニムである。JPEG方式による画像ファイルにつけられる拡張子はjpgが多く使われるほか、jpeg等が使われる場合もある。 一般的に非可逆圧縮の画像フォーマットとして知られている。可逆圧縮形式もサポートしているが、可逆圧縮は特許などの関係でほとんど利用されていない。1992年9月18日に最初のリリースが行われた比較的古いフォーマットである。JPEGの欠点を克服すべく数々の後継規格が提案されてきたが、企業間の思惑なども絡み、いずれも主流になるには至らず、JPEGが現在も静止画像規格の主流である。 標準では、特定の種類の画像の正式なフォーマットがなく、JFIF形式(マジックナンバー上は、6バイト目から始まる形式部分にJFIFと記されているもの)が事実上の標準ファイルフォーマットとなっている。動画を記録可能にしたものにMotion JPEGがある。立体視 (3D) 用には、ステレオJPEG (JPS) フォーマットがある。 デジタルカメラの記録方式としてもよく利用されているが、デジタルカメラでは様々なオプション機能を使い、JFIFを拡張したExchangeable image file format (EXIF) などのフォーマットとしてまとめられている。 |
出典: カメラファイルシステム規格 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年12月12日 (水) 07:30 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ カメラファイルシステム規格 (カメラファイルシステムきかく、英: Design rule for Camera File system; DCF) は、デジタルカメラやプリンター、携帯型ゲームなどの機器間で、(SDカードなどの)電子媒体を介した画像の相互利用を実現するためのファイルシステム規格を定義したものである。対してExifは、デジタルカメラで使われる画像ファイルのフォーマット形式である。 [来歴] 1998年12月に日本電子工業振興協会(JEIDA)により制定され、2001年には ISO 12234-3 として規格化された。2005年現在、カメラ付き携帯電話などを含めた大半のデジタルカメラが対応している。 すでに存在していたExif Version 2.1、ExifR98 Version 1.0、CIFF Version 1.0という3つの規格をベースにしており、画像ファイル本体の構造のほか、ディレクトリ構造・ファイル命名規則、サムネイル・付随ファイル利用、規格にないファイルの記録などについて規定している。 ・・・ |
出典: DCF [外語] Design rule for Camera File system 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/06/08,URL: https://www.wdic.org/ デジタルカメラ用の統一ファイルフォーマット規格。JEIDA(後のJEITA)により制定された。 [概要] JPEGファイルとして使われているデファクトスタンダードJFIFの上位互換ファイルフォーマットとして作られた。 画像の他に、撮影日時やカメラの機種などの情報、ファイル名規則、ディレクトリ名規則、ファイル中に含めるサムネイル画像の扱いなどについて定められている。 基本的にはExifを採用したJFIFそのものであるが、仕様が曖昧であった箇所などは厳密化されている。 [特徴] 基本機能(対応カメラおよびプリンターなどの再生機で必ず搭載する)として、次のようなものが定められる。 ● DCF基本ファイル(Exif-JPEG)形式での記録 ● ファイル番号を持ったファイル保存 ● フォルダー番号を持ったフォルダー(ディレクトリ)保存 ● サムネイル(160×120ピクセルのJPEG)再生 ● コマ番号(フォルダー番号-ファイル番号)表示 ● 1800×1200ピクセルまでのExif-JPEG形式ファイルの再生 またオプション機能として、次のようなものもある。 ● DCF基本ファイル以外の拡張フォーマット(非圧縮など)での記録、再生 ● 外付けサムネイル画像の記録、再生 ● 1800×1200ピクセル以上のサイズの画像再生 DCFなどともっともらしい名前は付けられているが、実際にはExifそのものであり、ExifとCIFFでほぼ二分されていたフォーマットを統一することが目的とされたようだ。 現在では元CIFF陣営も、DCFという名のExifを採用している。 |
出典: カラリオ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年4月13日 (火) 23:40 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ カラリオ (Colorio) は、セイコーエプソンが製造・開発し、エプソン販売から販売されるインクジェットプリンター(インクジェット複合機)などの一般家庭向け製品で使用される日本国内のブランド名。デジタル技術を利用した写真環境の提案を事業戦略としている。 [インクジェットプリンター] カラリオで提案された機能 PRINT Image Matching (PIM) デジタルカメラの画像を最適に印刷できるように開発したエプソン独自の規格。 対応カメラと対応ソフトウェアの組み合わせにより、それまで問題とされた「ドライバの勝手な補正によって望みとかけ離れた出力が行なわれる」という事態を避けられる。 これに対してキヤノンは標準規格としてExif Printを提唱し対抗。Exif Print策定にはエプソンも関わっているが、エプソンの主張する多くの機能は取り入れられなかった。そのため、エプソンは対抗的にPIM IIを展開。Exif Printもサポートしながらも、PIMの優位性を打ち出そうとする。 結果的には、サポートプリンターが限られるPIMよりも多くのプリンターで使えるExif Printが優勢となる。特に、あわせてデジタルカメラのシェアの多数を占めるキヤノン、ニコンの2社のカメラが対応していないため、利用できる(特にプリントの出来上がりを気にするハイエンド〜プロの)ユーザは限られている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
DCF | CIFF |
díː síː éf | Camera Image File Format |
ディー シィー エゥフ | kǽmərə ímidʒ fáil fɔ́rmæt |
ディー シー エフ | キャムラゥ・イェメィッジ・ファイルゥ・フォァマェットゥ |
Design rule for Camera File system | カメラ・イメージ・ファイル・フォーマット |
dizáin ruːl fər kǽmərə kǽmərə fáil sístəm | ・ |
ディザーイヌ ルールゥ フォァ キャムゥラゥ ファイルゥ シィステム | Design |
ディザーイヌ・ルールゥ・フォァ・キャムゥラゥ・ファイルゥ・シィステム | dizáin |
ディザ́ーイヌ・ルールゥ・フォァ・キャ́ムゥラゥ・ファ́イルゥ・シィ́ステム | ディザーイヌ |
デザイン ルール フォー カメラ ファイル システム | ディザ́ーイヌ |
デザイン・ルール・フォー・カメラ・ファイル・システム | デザイン |
デザ́イン・ルール・フォー・カメラ・ファイル・システム | デザ́イン |
デジタル・カメラ・ファイル・システム | [他動詞] |
デジタルカメラ・ファイル・システム | ~を計画する |
・ | ~を立案する |
~を設計する | |
[自動詞] | |
設計する | |
計画する | |
[名詞] | |
設計 | |
せっけい | |
【 以下関連語 】 | 設計図 |
Exif | 計画 |
エグジフ | 図柄 |
Exif規格 | ずがら |
・ | ・ |
Exchangeable Image File Format | Rule |
ikstʃéindʒəbl ímidʒ fáil fɔ́rmæt | ruːl |
イクスチェィンジボルゥ・イェメィッジ・ファイルゥ・フォァマェットゥ | ルールゥ |
エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット | ルール |
・ | [名詞] |
JFIF | 定規 |
JPEG File Interchange Format | 規則 |
dʒéipeg fáil ìntərtʃéindʒ fɔ́rmæt | 規定 |
ジェイペグ・ファイルゥ・インタゥーチェインジ・フォァマェットゥ | 罫線 |
ジェイペグ・ファイル・インターチェンジ・フォーマット | [他動詞] |
.jfif | 線を引く |
ジェーフィフ | |
・ | |
更新日:2024年 4月 1日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Exif | Exif Print |
EXIF | エグジフ・プリント |
Exchangeable Image File Format | PRINT Image Matching |
ikstʃéindʒəbl ímidʒ fáil fɔ́rmæt | ・ |
イクスチェィンジボルゥ イェメィッジ ファイルゥ フォァマェットゥ | DCF |
イクスチェィンジボルゥ・イェメィッジ・ファイルゥ・フォァマェットゥ | Design rule for Camera File system |
エクスチェンジャブル イメージ ファイル フォーマット | dizáin ruːl fər kǽmərə fáil sístəm |
エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット | ディザイヌ・ルールゥ・フォァ・キャムラゥ・ファイルゥ・シィステム |
Exif 1.0 | デザイン・ルール・フォー・カメラ・ファイル・システム |
Exif 2.2 | ディー シー エフ |
Exif Ver.1.0 | ・ |
Exif Ver.2.2 | CIFF |
イグジフ | Camera Image File Format |
エグジフ | カメラ・イメージ・ファイル・フォーマット |
シー アイ エフ エフ | |
シフ | |
・ | |
JFIF | |
JPEG File Interchange Format | |
ジェイペグ・ファイル・インターチェンジ・フォーマット | |
ジェーフィフ | |
.jfif | |
・ | |
Exchangeable | |
ikstʃéindʒəbl | |
イクスチェィンジボルゥ | |
エクスチェンジブル | |
[形容詞] | |
交換可能な | |
交換できる | |
取り替えられる | |
更新日:2024年 3月20日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
PIM | Exif Print |
PRINT Image Matching | Exchangeable Image File Format |
prínt ímidʒ mǽtʃiŋ | ikstʃéindʒəbl ímidʒ fáil fɔ́rmæt |
プゥリントゥ イェメィッジ マェッチング | イクスチェィンジボルゥ・イェメィッジ・ファイルゥ・フォァマェットゥ |
プゥリントゥ・イェメィッジ・マェッチング | エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット |
プリント イメージ マッチング | エグジフ・プリント |
プリント・イメージ・マッチング | ・ |
PIM II | カラー・マッチング |
PIM III | カラー・マッチング技術 |
・ | |
PIM対応 | |
ピム対応 | |
更新日:2022年 5月 8日 |