出典: 開口数 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年7月10日 (火) 03:29 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ レンズの分野の開口数(かいこうすう、numerical aperture, NA)は、レンズの分解能を求めるための指標である。 開口数の値が大きい方が明るさを取り込めるため、基本的には値が大きい方がいい。 開口数 NA は、物体から対物レンズに入射する光線の光軸に対する最大角度を θ、物体と対物レンズの間の媒質の屈折率を n (レンズの屈折率ではないので注意)として、次の式で表される。 ・・・ ジョン・ウィリアム・ストラットの理論によると、光学機器の分解能は、対物レンズの開口数と、見ている光の波長で決まる。波長を λ とすれば、2つの点光源の分解能 δ は ・・・ |
出典: 開口数 【英語名】 numerical aperture 『光技術用語解説 ウシオ電機株式会社』 引用年月日 2020年 2月 4日 JST URL:https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/ 解説 開口数とは、光学系の明るさおよび解像度に関係する性能を示す数値の一つのこと。 光学機器または光学素子から出射(または入射)する最大円錐状光線の頂点の角度を2θとし、その光学機器または光学素子が存在する周囲の媒質の屈折率をnとするとき、開口数はn・sinθで表される。NAと略記する。 媒質が空気の場合、nは通常1としてもよい。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
NA | Numerical |
Numerical Aperture | njumérikəl |
njumérikəl ǽpərtʃuər | ニューメリカゥルゥ |
ニューメリカゥルゥ アゥパゥチャー | ニューメ́リカゥルゥ |
ニューメリカゥルゥ・アゥパゥチャー | ニューメリカル |
ニューメ́リカゥルゥ・アゥ́パゥチャー | ニューメ́リカル |
ニューメリカル アパーチャー | [形容詞] |
ニューメリカル・アパーチャー | 数値的な |
ニューメ́リカル・ア́パーチャー | すうちてきな |
ニュメリカル アパチュア | 数的な |
エヌ エー | 数を表す |
開口数 | 数字として |
かいこうすう | ・ |
aperture | |
ǽpərtʃuər | |
アゥパゥチャー | |
アゥ́パゥチャー | |
アパーチャー | |
ア́パーチャー | |
[名詞] | |
開口 | |
かいこう | |
開口部 | |
穴 | |
狭い隙間 | |
更新日:2024年 4月12日 |