出典: 仕様書 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/05/15,URL: https://www.wdic.org/ プログラムなどの開発時に作成し用いる、その仕様を記述した書類。 [概要] 必要とする機能やその具体的な形態、要求される品質などが記述されている。 仕様書は要求内容を示した枠組に当たるものであり、それを実際に実現した内部的な構造や仕組みなどを示した設計図とは区別される。 つまり、仕様書はその枠組の範囲内であれば実現方法(実装)は自由であるのに対して、設計図はその記述通りに作ることで完成するもの、実際の製品を図式化したものである。 [特徴] 開発環境や開発工程、方針、規模などによって異なるが、一般的に次のような区別がある。 ● 要求仕様書 (エンドユーザーに対する機能を示した仕様書) ● 基本仕様書(プログラム全体の機能や流れ、構成などを示した仕様書) ● 詳細仕様書(プログラムのパーツごとの機能や実装方法、インターフェイスなどを示した仕様書) |
出典: 仕様 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年4月7日 (火) 05:14 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 仕様(しよう、英: specification スペシフィケーション)とは、材料・製品・サービスなどが明確に満たさなければならない要求事項の集まりである。日常的には英語を短縮して「スペック」とも。 [概説] 仕様を記述した文書を仕様書と呼ぶ。素材・製品・サービスが適用可能な仕様を満たさない場合、規格外 (out of specification) とされる。これを英語では "OOS" と略記することがある。技術仕様は例えば企業や規制団体や軍事組織によって私的に開発されることもあるが、標準化団体が開発することもあり、より広範囲な入力から随意の工業規格として開発するのが一般的である。 ・・・ |
出典: スペック 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年12月5日 (月) 10:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ スペックとは、英語で spec (specification の省略形。読みは「スペシフィケーション」)は、いわゆる仕様書のことであるが、和製英語の範疇では一般に工業製品に期待される性能のことである。俗に「カタログスペック」や「基本スペック」、「諸元」などのように表現される。自動車のカタログなどでよくみられる。 [概要] 日本語で俗にスペックというと、所定の工業製品が備えている性能のことである。なおその性能に満たない製品は、仕様書に示された性能を発揮できていないため、いわゆる不良品である。 工業製品は、製品として市場に流通(または実際に利用)する段階で、同製品と同等の、所定の性能を持つことが期待され求められるわけだが、この基準となる性能が俗に「スペック」と表現される。英語の原義からすれば仕様書に示された性能値といえるわけだが、一般ではあまり仕様書は意識されず、製品に規定化された所定の性能と解される。 ・・・ |
> |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
スペック | 規格外 |
SPEC | out of specification |
Spec | OOS |
spec | |
Specification | |
spèsəfikéiʃən | |
スペセフィケイシュン | |
スペサフィケイシュン | |
スペシフィケーション | |
Specifications | |
[名詞] | |
catalog spec | |
カタログ・スペック | |
カタログ性能 | |
基本スペック | |
仕様 | |
仕様書 | |
諸元 | |
定格 | |
specification document | |
製品仕様書 | |
更新日:2023年 1月 5日 |