出典: Microsoft IME 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年9月28日 (木) 06:54 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Microsoft IME(マイクロソフト・アイエムイー)は、マイクロソフトが開発したインプットメソッド(IME)である。MS-IME(エムエス・アイエムイー)と略されることがある。IMEは、Windowsのインプットメソッド全般の一般名称である。 ・・・ [歴史] 日本ではMicrosoft Windows 3.0以前はパソコンメーカーにOEM(相手先ブランドによる生産)でのみ供給されており、標準の日本語入力システムがなかったため、パソコンメーカーが自社や他社製の日本語入力システムを添付していた。Windows 3.1からはマイクロソフトが自社でもパッケージを販売することになり、標準でMicrosoft IME for Windows(以下Microsoft IME)を添付していた。Microsoft IMEはWindowsの一部としてOEMでも供給されていたが、パソコンメーカーによっては従来通り他の日本語入力システムを添付する場合があった。 この初代Microsoft IMEはエー・アイ・ソフトが開発した日本語入力システムWXII for Winをベースに辞書を改良したもので、Windows 3.1およびワープロソフトのMicrosoft Word 5.0、オフィススイートのMicrosoft Office 1.0などに添付されていた。また、WXII DOS版をベースにしたものがMS-DOS 6.2/VならびにWindows 9x系のMS-DOSプロンプト用にも添付された。なお、それより前のMicrosoft WordにはバックスのVJE-γが添付されていた。 ・・・ |
出典: インプット メソッド エディタ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年10月8日 (日) 07:23 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ インプット メソッド エディタ(英: input method editor、IME)とは、パーソナルコンピュータをはじめとした情報機器で、ハードウェアキーボード(物理キーボード)あるいは画面上に表示されるソフトウェアキーボード(仮想キーボード)の上にある限られたキーの組み合わせで、漢字、ハングル、かな文字などキーボード上には無い文字を入力するためのソフトウェアである。マイクロソフトの日本語版ドキュメントでは入力方式エディターと訳されている。 [概要] ・・・ |
出典: IME 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/04/18,URL: https://www.wdic.org/ Microsoft Windowsにおいて、入力に関する補助を行なうための機構のこと。 [概要] 日本語環境の場合は「日本語入力システム」、別名「かな漢字変換システム」を指して呼ぶが、必ずしもかな漢字変換に限定して用いられる語ではない。ほぼ同様の目的のものに、インプットメソッド(Mac OSの場合)、日本語入力FEP(MS-DOSの場合)などがある。 [特徴] MS-DOS用の日本語入力ソフトウェアに日本語入力FEPと呼ばれるものがあった。最終的な目的は同じでも機構が異なるため、名前が違っている。IMEはOSが提供するドライバー機構があり、それに準拠したシステムソフトウェアであるのに対し、FEPはOSに寄生し、入力環境を強制的に奪い取って機能する、という違いがある。 |
出典: 日本語入力システムの一覧 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年1月1日 (火) 12:05 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 日本語入力システムの一覧では主要な日本語入力システム(FEP, IM, TIP)を紹介する。 [パソコン向け] Anthy ATOK Baidu IME ClareFrontend ・・・ [組み込み機器、携帯電話向け] ATOK FSKAREN Google 日本語入力 ・・・ [特定のクライアントを持たないウェブベースのシステム] Ajax IME カナ漢字変換 Social IME Google CGI API for Japanese Input |
出典: Wnn [外語] Watashino Namaeha Nakanodesu [読み] ウンヌ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/04/18,URL: https://www.wdic.org/ UNIX用の日本語入力システムの一つ。 [概要] 由来 京都大学数理解析研究所の研究員や学生らによって開発された。UNIX用の他に、Mac OS用なども開発されており、またオムロンソフトなどから製品化もされている。 Wnnの名は「私の(Watashino)名前は(Namaeha)中野です(Nakanodesu)」の各文節の頭文字をとって付けられた。この中野とは、初期のWnn開発者の一人である中野秀治のことである。どうせ開発するのなら、せめて「私の名前は中野です」くらいの文は一発で変換するようにしたい、と主張した所から、このシステムの名前となった。 製品化 Wnn4まではフリーソフトウェアであった。 その後はWnn6 for Linux/BSDという商品名でオムロンソフトウェアから1995(平成7)年にリリースされている。 このWnn6では日本語変換アルゴリズムを大幅に見直されており、Wnn4の弱点だった変換効率を大幅に改善させた。 [特徴] クライアントサーバー 特徴は、クライアントサーバーモデルを採用していることで、jserver(かな漢字変換サーバー)と呼ばれる日本語辞書と変換エンジンを搭載したホストを提供することである。 このため、クライアント側で使用するソフトウェアは、文字を入力し、このサーバーに照会するだけのフロントエンド部分のみとした(純正品は、Wnn3迄はwnn、Wnn4からはuumと呼ばれている)。 これにより、ネットワークに接続された全てのマシン上で辞書が共用でき、一度学習させた単語をクライアント毎に何度も再学習させる必要がないという特徴を持つ。 KKTP jserverで用いる仮名漢字変換プロトコル(KKTP)は公開されているので、このプロトコルに対応していれば、どんなものでもWnnで漢字変換ができる。 例えば、NemacsやMuleでよく使われるegg(たまご)や、X Window Systemで使われるインプットメソッドのkinput2等も、同じくjserverにアクセス可能なソフトウェアである。 [クライアント] jserver対応のクライアントやフロントエンドには、次のようなものがある。 ● kinput2(kinput2-wnn) ● uum ● xwnmo ● たまご(Tamago、egg) |
出典: 日本語入力システム 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年9月5日 (水) 06:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 日本語入力システムはインプットメソッドのうち、特にパソコンやワープロ、携帯電話などに日本語を入力するためのものを指す。キー入力をソフトウェアで制御して実現するものが一般的であるが、ポインティングデバイスを利用して手書き入力した漢字混じりの文を変換するものも存在する。特にキーボードでかなを入力した後に漢字交じり文へ変換するものをかな漢字変換と呼ぶ。 [概要] 日本語の入力方法で現在主流なのは、読みとしてかなを何らかの形で入力しておいて、漢字・かな・英字などの変換候補から選択して入力するかな漢字変換である。これは、1978年9月26日に、東芝の「JW-10」の発売によって実現された。日本語入力システムは、MS-DOS時代はもっぱらフロントエンドプロセッサとして実装されたため、日本語入力フロントエンドプロセッサ(日本語入力FEP、さらに略してFEP)などと呼ばれることが多かった。Windowsの普及後はインプット メソッド エディタ(IME)と呼ばれることが多くなった。 ・・・ |
出典: Wnn 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年1月2日 (木) 19:18 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Wnn(うんぬ、ウーンヌ)は、日本語のかな漢字変換による日本語入力システムの一つである。元来はワークステーション向けに開発され、後に組込機器向けが主要な用途となった。 [歴史] 1985年から京都大学、慶應義塾大学、立石電機(現・オムロン)、アステック(現・アールワークス)によって共同開発され、1987年に完成した。開発当時は、PCでは連文節変換がすでに実現されていたが、ワークステーションでの日本語入力システムは一般的に、単語ごとまたは文節ごとに変換していた。このシステムは、ワークステーションでも「Watashino Namaeha Nakanodesu」と入力して正しく「私の名前は中野です」と一括変換できるような連文節変換を実現することを目指して開発されたことから、その文字列の頭文字を取ってWnnという名前が付けられた。「中野」は日本語処理開発チームの立石電機側の窓口となっていた人の名前である。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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IME | IME日本語入力ソフト |
ái ém íː | IMEスタンダード |
アイ エィム イー | 日本語入力ソフト |
アイ エム イー | 日本語入力ソフトウェア |
ア́イ エ́ム イ́ー | 日本語入力システム |
Input Method Editor | かな漢字変換プログラム |
ínpùt méθəd édətər | かな漢字変換システム |
インプットゥ メッセゥッドゥ エィディダゥー | ・ |
インプットゥ・メッセゥッドゥ・エィディダゥー | Natural Input |
イ́ンプッ̀トゥ・メッ́セゥッドゥ・エィ́ディダゥー | ナチュラルインプット |
インプット メソッド エディター | マイクロソフト・インプット・メソッド・エディター |
インプット・メソッド・エディター | マイクロソフトゥ・インプットゥ・メッセドゥ・エディタゥー |
入力方式エディター | ・ |
MS-IME | Anthy |
Microsoft Input Method Editor | ATOK |
Microsoft IME | Baidu IME |
マイクロソフト・アイエムイー | ClareFrontend |
Microsoft IME2 | Canna |
Microsoft IME 95 | google日本語入力 |
Microsoft IME Version 4.0 | EGBRIDGE |
Microsoft IME 97 | FIXER |
Microsoft IME Version 5.0 | Japanist |
Microsoft IME 98 | Katana |
Microsoft IME Version 6.0 | NECAI |
Microsoft IME 2000 | PRIME |
Microsoft IME Version 7.0.0 | Rupo ACE |
Microsoft IME 2002 | sj3 |
Microsoft IME Version 8.1 | ・ |
Microsoft IME 2003 | method |
Microsoft IME Version 9.0 | méθəd |
Microsoft IME Version 10.0 | メッセゥッドゥ |
Office IME 2007 | メソッド |
Microsoft IME Version 12.0 | [名詞] |
Microsoft IME Version 10.1 | 方法 |
Office IME 2010 | 方式 |
Microsoft IME Version 14.0 | 手段 |
Microsoft IME 2012 | 順序 |
Microsoft IME Version 15.0 | ~法 |
Microsoft IME Version 10.0.22621.608 | オブジェクト操作命令 |
日本語IME | オブジェクトに対する操作手続き |
更新日:2024年 4月 9日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Wnn | かな漢字変換システム |
Watashino Namaeha Nakanodesu | 日本語入力システム |
私の名前は中野です | KKTP |
うんぬ | かな漢字変換プロトコル |
ウンヌ | |
ウーンヌ | |
・ | |
Wnn4.x | |
Wnn4.2 | |
Wnn6 | |
Wnn7 | |
Wnn8 | |
FreeWnn | |
更新日:2023年 6月25日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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日本語入力ソフト | SKK |
日本語入力ソフトウェア | T-Code |
日本語入力システム | Tegaki |
かな漢字変換プログラム | TUT-Code |
かな漢字変換システム | VJE |
入力方式エディター | ・ |
Wnn | |
うんぬ | |
ウーンヌ | |
・ | |
WXG | |
風 | |
かわせみ | |
ことえり | |
書院IME | |
日本語IM | |
松茸 | |
・ | |
method | |
méθəd | |
メッセゥッドゥ | |
メッ́セゥッドゥ | |
メソッド | |
メ́ソッド | |
[名詞] | |
方法 | |
方式 | |
手段 | |
順序 | |
~法 | |
オブジェクト操作命令 | |
オブジェクトに対する操作手続き | |
・ | |
IME | |
Input Method Editor | |
インプット・メソッド・エディター | |
MS-IME | |
IME日本語入力ソフト | |
IMEスタンダード | |
更新日:2024年 4月 9日 |