出典: 原子 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年7月28日 (土) 16:49 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 原子(げんし、英: atom)という言葉には以下の3つの異なった意味がある。 [概要] ● 古代ギリシャのレウキッポス、デモクリトスたちが提唱した、分割不可能な存在。事物を構成する最小単位。哲学の概念であって、経験的検証によって実在が証明された対象を指すとは限らない。 ● 19世紀前半に提唱され、20世紀前半に確立された、元素の最小単位。その実態は原子核と電子の電磁相互作用による束縛状態である。物質のひとつの中間単位であり、内部構造を持つため、上述の概念「究極の分割不可能な単位」に該当するものではない。 ● 上述の原子の概念を拡張し、一般に複数の粒子の電磁相互作用による束縛状態を原子と定義した時、この意味における原子のうち、原子核と電子のみからなるもの以外を異種原子と言う。 |
出典: 元素 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年8月19日 (日) 17:05 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 元素(げんそ、羅: elementum、英: element)は、古代から中世においては、万物(物質)の根源をなす不可欠な究極的要素を指しており、現代では、「原子」が《物質を構成する具体的要素》を指すのに対し「元素」は《性質を包括する抽象的概念》を示す用語となった。化学の分野では、化学物質を構成する基礎的な成分(要素)を指す概念を指し、これは特に「化学元素」と呼ばれる。 [概要] 古代から中世において、万物の根源は仮説を積み上げる手段で考えられ、その源にある不可分なものを「元素」と捉えていた。ヨーロッパで成立した近代科学の成立以降、物質の基礎単位は原子、とする理論が構築されてからは、原子は「物質を構成する具体的要素」、元素は「性質を包括する抽象的概念」というように変わった。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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atom | 元素 |
Atom | 元素の最小単位 |
ǽtəm | 元素周期表 |
アゥダゥム | 周期表 |
アゥ́ダゥム | |
アトム | |
ア́トム | |
[名詞] | |
原子 | |
げんしの | |
微小なもの | |
更新日:2023年12月14日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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element | 原子 |
éləmənt | |
アェラゥメンツ | |
アェ́ラゥメンツ | |
エレメント | |
エ́レメント | |
elementum | |
éləməntʌm | |
エレァメンタゥム | |
エ́レァメンタゥム | |
エレメンタム | |
エ́レメンタム | |
[名詞] | |
元 | |
元素 | |
げんそ | |
成分 | |
要因 | |
要素 | |
構成部品 | |
部品 | |
素子 | |
そし | |
更新日:2023年12月28日 |