出典: Bluetooth [読み] ブルートゥース 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2016/06/17,URL: https://www.wdic.org/ 近距離無線通信技術の一つ。2.4GHz帯の電波(ISM、世界的に免許の要らない電波帯域)を使用するもので、ディジタル機器で広く使われている。 [概要] 由来 Intel、IBM、Ericsson、Nokia、東芝の5社が提唱した。 ごく短距離の通信を目的とし、これまであった、短くて邪魔なケーブルを無くすことを主たる目的として作られた。 Bluetoothの基本的なコンセプトとして、低消費電力、低価格、高速、などがある。またロイヤルティフリーである。ロイヤルティフリーだが、Bluetoothのロゴ認証はかなり高額である。 IEEEでは、IEEE 802.15のうちIEEE 802.15.1として規格化された。通信の暗号化とFHSSメカニズムから、セキュリティ面でも有利である。 物理層 周波数帯は2.4GHz帯のISMで、FHSS(周波数ホッピングスペクトラム拡散)方式を採用している。 具体的には、2.4GHz帯(2402〜2480MHz)の中に、1MHz幅で79のチャネルを設定し、秒間1600回のチャネル切り替えをしながら(これを周波数ホッピングという)通信をする。このため、干渉する周波数を発生させる機器が周囲に存在しても、その影響を最小限にできるという利点がある。 名前の由来 Bluetoothは直訳すると「青い歯」だが、そのような意味はない。 語源は10世紀のデンマーク王であるハーラル王(908?〜986)に由来しており、王の本来のあだ名の「浅黒い肌の権力者」(浅黒い肌はBlå、権力者はtan)を英語の音に写したものがbluetoothである。 ハーラル王は、デンマークとノルウェーを無血統合したことから、異なる機器を繋ぐ規格名にふさわしいとして採用された。 ちなみに中文ではそのまま、青い歯を意味する「藍牙」である。 [特徴] バージョン Bluetoothには、多くのバージョンがある。 Bluetooth 1.0 初版 Bluetooth 1.0b 修正版 Bluetooth 1.0b+Critical Errata 修正版 Bluetooth 1.1 普及版 Bluetooth 1.2 無線LAN(Wi-Fi)との干渉を避けるAFH(Adaptive Frequency Hopping)対応 Bluetooth 2.0+EDR(Enhanced Data Rate) 最大3Mbpsの高速モードに対応 Bluetooth 2.1+EDR 消費電力を削減する「Sniff Subrating」機能を追加 簡略化されたペアリング「Secure Simple Pairing」機能を追加 Bluetooth 3.0+HS IEEE 802.11 Protocol Adaptation Layer(PAL)を採用し、最大24Mbpsに対応 Bluetooth 4.0+LE 省電力に対応した。 最大1Mbpsだが省電力で動作し、センサーのような小型機器向けに、8から27オクテットという短いデータパケットをサポートする機能が追加された。Bluetooth 4.1 モノのインターネット対応のための改良。LTEとの干渉抑制、IPv6対応 Bluetooth 4.2 セキュリティ強化(FIPS対応)、転送速度の高速化(最大2.5倍) Bluetooth 5 同じ消費電力で到達距離を4倍、伝送速度を2倍 用途 Bluetoothは、有線ケーブルを無線化するための技術である。 ・・・ |
出典: Bluetooth 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年4月18日 (土) 12:00 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Bluetooth(ブルートゥース、ブルーツース)は、デジタル機器用の近距離無線通信規格の1つである。Bluetooth Basic Rate/Enhanced Data Rate (BR/EDR) と Bluetooth Low Energy (LE) から構成される。 [概要] 数mから数十m程度の距離の情報機器間で、電波を使い簡易な情報のやりとりを行うのに使用される。 ・・・ [プロファイル] Bluetoothはその特性上、様々なデバイスでの通信に使用される為、機器の種類ごとに策定されたプロトコルがあり、それらの使用方法をプロファイル (Profile) と呼び標準化している。 通信しようとする機器同士が同じプロファイルを持っている場合に限り、そのプロファイルの機能を利用した通信をおこなえる。 代表的なものに以下のプロファイルがあり、Bluetooth対応機種であっても利用する機器の双方が適切なプロファイルに対応している必要がある。 ・・・ |
出典: 近距離無線通信 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月28日 (木) 06:09 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 近距離無線通信(きんきょりむせんつうしん)は、 ● 広義には到達距離の短い無線通信を指す。 ● 狭義には近接場型の無線通信(英: Near field radio communication)を指す言葉・訳語として用いられる。通信エリアは、数センチからおよそ1メートル程度の極短距離である。「非接触通信」とも呼ばれる。FeliCaの通信方式や、ISO/IEC 14443(MIFAREの通信方式)、ISO/IEC 18092(NFC)などがある。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Bluetooth | 2.45GHz |
blúːtùːθ | 近距離無線 |
ブルゥートゥースゥ | きんきょり むせん |
ブルゥ́ートゥ̀ースゥ | 短距離無線 |
ブルートゥース | 短距離無線通信 |
ブル́ートゥ̀ース | 短距離無線通信技術 |
ブルーツース | |
[名詞] | |
近距離無線通信規格の名称 | |
PC,携帯電話,ゲーム機,デジタル家電と周辺機器を接続する近距離用無線通信規格 | |
IEEE 802.15.1 | |
・ | |
Bluetooth 1.0b | |
Bluetooth 1.0b+CE | |
Bluetooth 1.1 | |
Bluetooth 1.2 | |
Bluetooth 2.0 | |
Bluetooth 2.1 | |
Bluetooth 2.1+EDR | |
Bluetooth 2.1+HS | |
Bluetooth 3.0 | |
Bluetooth 3.0+HS | |
Bluetooth 4.0 | |
Bluetooth 4.0+LE | |
Bluetooth 4.1 | |
Bluetooth 4.2 | |
Bluetooth 5.0 | |
Bluetooth 5.1 | |
Bluetooth 5.2 | |
Bluetooth 5.3 | |
Bluetooth 5.4 | |
・ | |
Bluetooth Class 1 | |
Bluetooth Class 1.5 | |
Bluetooth Class 2 | |
Bluetooth Class 3 | |
更新日:2024年 3月27日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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FeliCa | taspo |
ISO/IEC 21481 | 運転免許証 |
ISO/IEC 14443 | 住基ネットカード |
ISO/IEC 14443 Type A | |
ISO/IEC 14443 Type B | |
ISO/IEC 15693 | |
ISO/IEC 18092 | |
MIFARE | |
Near Field Communication | |
Near Field communication | |
Near field radio communication | |
NFC | |
NFC Interface Protocol-1 | |
NFC IP-1 | |
NFC IP-2 | |
RFID | |
エヌエフシー | |
ニア・フィールドゥ・コミュニケイシュン | |
ニア・フィールドゥ・レイディオー・コミュニケイシュン | |
近距離無線 | |
近距離無線通信 | |
近距離無線通信規格 | |
非接触通信 | |
このページは書きかけのページです | 更新日:2022年 2月 9日 |