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ICT用語の意味と同義語

【 「コミュニティー・エンタープライズ・オペレイティング・システム」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: Linuxディストリビューション [読み] リヌクス・ディストリビューション [外語] Linux distribution 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/05/26,URL: https://www.wdic.org/

 Linuxにおいて一般的に使われるソフトウェアを一通りひとまとめにしたもの。

【概要】
 様々なものがあり、それも続々と誕生しているため、網羅することは非常に難しいと考えられている。使用しているパッケージ管理方式などにより、「Slackware系」、「Redhat系」、「Debian系」とその派生の「Ubuntu系」、それ以外、に分けることができる。

【一覧】マイナーなものもある上に何らかの管理が存在するわけでもないため全てを網羅することは不可能だが、比較的よく知られているディストリビューションに、次のようなものがある。
[Slackware系]
 「全てはソースから」という、超硬派な玄人向けディストリビューション。TGZ系とも。
 ● Slackware Linux: 古くからある玄人専用Linux。だが最近は玄人が減り、下火に
  ・ Plamo Linux: Slackwareをベースに、日本で開発されたLinux
  ・ Puppy Linux: Slackwareをベースに、オーストラリアで開発された小型軽量Linux
  ・ Slamd64 Linux: x86-64版Slackware。AMD64/Intel 64に対応した初の非公式Slackwareである
  ・ Slax: 8cm CDにも収まる、小型軽量のLinux
   ◎ SLAX-ja: Slaxを日本語化したもの
Red hat系
 パッケージ管理システムにRPMを用いていることを特徴とするディストリビューションである。RPM系とも。
 一連はRedHat Linuxがベースとなっている。
現行品
 ● Fedora(旧称Fedora Core): Red Hat Linuxの後継
  ・ Red Hat Enterprise Linux: Fedoraの安定版で、商用。RHELと略される
   ◎ Asianux: 日ミラクル・リナックス、支レッドフラグ、鮮ハーンソフトの3社による版
    〇 Haansoft Linux: 南鮮ハーンソフトによるAsianuxベースの製品
    〇 MIRACLE LINUX: 日本のミラクル・リナックス社によるAsianuxベースの製品
    〇 Red Flag Linux: 支那のレッドフラグ社によるAsianuxベースの製品
   ◎ CentOS: RHEL互換をフリーで目指すもの
   ◎ Scientific Linux(旧称Fermi Linux): 米国Fermi国立研究所(FNAL)によるもの
   ◎ StartCom Linux: RHEL 5をベースとするRHEL互換
  ・ Berry Linux: 日本の1CD Linux。Fedora Core 3ベース
  ・ Yellow Dog Linux: PLAYSTATION 3でも動作するLinux
   ◎ Yellow Dog Enterprise Linux: Yellow Dog Linuxの商用版
出典: openSUSE 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年11月21日 (火) 01:50 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 openSUSE(オープン・スーゼ、国際音声記号 /ˌoʊpənˈsuːzə/)は、SUSE及びその他企業等が支援するコミュニティー「openSUSEプロジェクト」によって開発されるオープンソースのLinuxディストリビューションである。
 元々はSUSEが開発するSUSE Linuxであった。2003年のノベルによるSUSE買収後、100%オープンソースを目指して開発体制をコミュニティベースに移行。SUSE Linuxから現名称に変更した。
 現在の最新版は2021年6月2日リリースのopenSUSE Leap 15.3。Leapの他にもTumbleweedと呼ばれるローリングリリースモデルを採用したプロジェクトがある。これは最新のソフトを積極的に取り込み、リリース版のベースになる。
 同社のSUSE Linux Enterpriseのソースコードを利用している。

[概要]
 openSUSEは汎用のLinuxディストリビューションである。ウェブページの閲覧、デジタルコンテンツの再生・制作、オフィスソフトなどのGUIを利用したデスクトップ用途、CUIを中心としたサーバ運用などさまざまな用途で利用することができる。
 以前はSUSEが日本に進出していなかったためあまり普及していなかったが、Version 9.1から日本語版もリリースされ、現在は標準で日本語での表示や入力が可能である。 ・・・
出典: Linuxディストリビューション 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2024年2月25日 (日) 07:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Linuxディストリビューションは、Linuxカーネルとその他ソフトウェア群を1つにまとめ、利用者が容易にインストール・利用できるようにしたものである。

[概要]
 Linuxカーネルはプロセスやソケット通信などの機能を提供する。これらは様々なソフトウェアを動作させるうえで基礎となる重要な機能であるが、ユーザーが利用する機能としては非常にプリミティブである。例えばカーネルそのものにはOS起動時のデーモン自動起動機能は存在しないし、Bashのようなインタラクティブコンソール機能も存在しない。これらの機能はすべてLinuxカーネルを利用するGNUなどによって作られた個別のソフトウェアによって実現されている。
 ユーザーの利便性を高めるためにLinuxカーネルとこれらソフトウェア群を1つのパッケージにしたものがLinuxディストリビューションである。無償・有償様々なdistribution=配布・流通・頒布形態が存在し、各ディストリビューションはその理念・目的によって派生し、それぞれ異なるソフトウェアをパッケージに含んでいる。ユーザーはLinuxディストリビューションをインストールするだけでシェル機能やパッケージ管理機能、デスクトップ環境などを利用することができる。

[コンポーネント]
 カーネルの他、基本的なUNIXのツールやユーティリティ、その他サーバ向けやデスクトップ環境向けのソフトウェアを集め、ビルドしてバイナリパッケージを作成し提供している。その他、最初のインストールの際に必要なインストーラ等といった補助的なシステムが付属する。バイナリパッケージを利用するという形態のために、rpmやdebなど、何らかのバイナリパッケージシステムの採用がほぼ必須であり、どのシステムを採用しているかがディストリビューションの主要な特徴のひとつとなる。aptやyumなどより上位のパッケージ管理システムも、現代ではほぼ必須である。
 ● Linuxカーネル
  ・ (Linuxカーネル以外の場合は「Linuxディストリビューション」ではない(Debian GNU/kFreeBSDやDebian GNU/Hurdなど))
  ・ その他、カーネルモジュール等
 ● 必須なツールやユーティリティやライブラリ
  ・ util-linux(en:Util-linux)
  ・ GNU Core Utilities(coreutilsとも。昔のfileutils, shellutils, textutilsは全てcoreutilsに取り込まれた)
  ・ Bourne Shell 互換シェル(他のシェルと違い /bin/sh として必須である(Debian系ではDashが/bin/shに使われることも多い))
  ・ Unixシェル
  ・ glibc ・・・


【 「コミュニティー・エンタープライズ・オペレイティング・システム」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: CentOS 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年9月24日 (日) 03:51 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 CentOS(セントオーエス)は、Red Hat Enterprise Linux(以下「RHEL」と呼ぶ)と機能的に互換性があることを目指したフリーのLinuxディストリビューションである。2020年12月8日にCentOSプロジェクトは、RHELのアップストリーム(開発版)であるCentOS Streamの開発にプロジェクトのフォーカスを変更し、CentOS Linux 8のサポートを2021年末で終了すること、RHEL 9のリビルドとしてのCentOS Linux 9をリリースしないことをアナウンスした。なお、CentOS Linux 7は2024年6月までサポートされる。CentOS Stream 9は2021年12月にリリースされた。

[概要]
 レッドハットはRed Hat Enterprise Linuxに含まれているソフトウェアのソースコードをオープンソースライセンスに基づき無償公開している。CentOSはこれをもとに、商標や商用パッケージ等を除去したものをリビルドしている。White Box Enterprise Linux、Scientific Linux等を含めて、一般に「RHELクローン」と呼ばれることもある。 ・・・
出典: Linux [読み] リヌクス,リナックス [発音] línəks 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/03/01,URL: https://www.wdic.org/

 フィンランドのリヌース・トーヴァルト(Linus Benedict Torvalds)を開発リーダーとして作られているUNIX互換オペレーティングシステム(OS)の一つ。フリーソフトウェアとして作られたPC UNIX中で、最も成功したOSである。

[情報]
 ● 使用途 ‐ オペレーティングシステム
 ● カーネル
  ・ 系統 ‐ UNIX互換
  ・ 種別 ‐ モノリシックカーネル
 ● 開発者 ‐ Linus Torvalds
 ● 採用技術
  ・ アップデート ‐ (未定義)
  ・ パッケージ ‐ (未定義)
  ・ UI ‐ (未定義)
 ● ライセンス ‐ GPL
[概要]
由来
 当時フィンランドのヘルシンキ大学に在籍していたリヌースにより、MINIX風のフリーなオープンソースOSとして作られた。
 MINIXというのは、かつてアンドリュー・タネンバウム(Andrew Stuart Tanenbaum)が学生の教材用として作ったOSで、これはPC/AT互換で動作する16ビットOSである。LinusはMINIXを参考に、386マシンで動作する本格的な32ビットOSを作ることを思い立ったのである。
 この由来により、元々Linuxはパソコン用のOSであり、移植性なども全く考慮されていなかった。多くの尽力により改良が進み、旧DECのAlphaやSun MicrosystemsのSPARCなどのワークステーション機、更にはApple ComputerのPower MacやシャープのZaurus、ソニーのPlayStation2などなど、様々な環境に移植されている。
 Linuxの開発開始は1991(平成3)年4月で、最初のバージョン0.01(linux-0.01.tar.Z)は1991(平成3)年9月に公開された。
 Linuxの初のアナウンスは、1991(平成3)年10月5日にcomp.os.minixにて行なわれたもので、この呼びかけに多くのプログラマーが応え、現在のような優れたOSが作り上げられてゆくことになる。
名前
 「Linux」の名の由来は三説あり、はっきりしない。
 ● Linus Torvald's UNIX
 ● Linus's MINIX
 ● Linux Is Not Unix ・・・
出典: Linux 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年5月30日 (日) 08:07 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Linux(リナックス、他の読みは後述)とは、狭義にはUnix系オペレーティングシステムカーネルであるLinuxカーネルを指し、広義にはそれをカーネルとして周辺を整備したシステム全体のことをいう(GNU/Linuxシステムも参照)。

[概要]
 Linuxは、狭義にはLinuxカーネル、広義にはそれをカーネルとして用いたオペレーティングシステムを指す。LinuxはUnix系(英: Unix like、Unixライク)オペレーティングシステム (OS) の1つとされる。カタカナでは「リナックス」と表記されることが多い。Linuxは、スーパーコンピュータ・メインフレーム・サーバ・パーソナルコンピュータ・組み込みシステム(携帯電話やテレビなど)など、幅広い種類のハードウェアで使用されている。 ・・・ デスクトップやサーバ用のLinuxは、Linuxディストリビューションという形でパッケージ化されて配布されている。有名なLinuxディストリビューションとしては、Debian(とその派生であるUbuntu、Linux Mint)、Red Hat Linux(とその派生であるFedora、Red Hat Enterprise Linux、CentOS)、Mandriva Linux/Mageia、openSUSE、Arch Linuxなどがある。各Linuxディストリビューションは、Linuxカーネル、システムソフトウェア、ライブラリ等、巨大なコンパイル済のアプリケーション群を含んでいる。

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【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

CentOS (Wikipedia)
Linuxディストリビューション (Wikipedia)
Linux (通信用語の基礎知識)
Linux (Wikipedia)
openSUSE (Wikipedia)
Linuxディストリビューション (通信用語の基礎知識)



【 コミュニティー・エンタープライズ・オペレイティング・システム の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
CentOS Linux
Community ENTerprise Operating System Linuxディストリビューション
Community Enterprise Operating System リヌクス・ディストリビューション
kəmjúːnəti éntərpràiz ɔ́pərèitiŋ sístəm フリーLinuxディストリビューション
コゥミューニティー エンタゥープライズ オァーペレイディング シィステム
コゥミューニティー・エンタゥープライズ・オァーペレイディング・シィステム
コゥミュ́ーニティー・エ́ンタゥープライズ・オァ́ーペレ̀イディング・シィ́ステム
コミュニティー エンタープライズ オペレイティング システム
コミュニティー・エンタープライズ・オペレイティング・システム
コミュ́ニティー・エ́ンタープライズ・オ́ペレ̀イティング・シ́ステム
セントオーエス
RHEL互換
RHEL互換Linux
RedHat Enterprise Linux互換Linux
RHELベースLinuxディストリビューション
RHELクローン
CentOS Linux is NOT a clone of Red Hat Enterprise Linux.

CentOS Version 2.1
CentOS Version 3.9
CentOS Version 4.9
CentOS Version 5.11
CentOS Version 6.10
CentOS Version 7.9−2009
CentOS Version 8.5.2111































更新日:2024年 3月19日




【 コミュニティー・エンタープライズ・オペレイティング・システム の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
Linux Linus B.Torvalds
ĺinəks リーナス・トーバルズ
リィニィックス Unix系OS
リィ́ニィックス Linuxカーネル
リィニックス UNIX互換OS
リナックス
リ́ナックス Community
リヌックス kəmjúːnəti
リヌクス コゥミューニティー
láinʌks コゥミュ́ーニティー
ライナックス コミュニティー
ラ́イナックス コミュ́ニティー
GNU/Linux [名詞]
Linuxディストリビューション 地域社会
社会
CentOS 集団
Community Enterprise Operating System 公衆
kəmjúːnəti éntərpràiz ɔ́pərèitiŋ sístəm 共有
コゥミューニティー・エンタゥープライズ・オァーペレイディング・シィステム
コミュニティー・エンタープライズ・オペレイティング・システム Enterprise
セントオーエス éntərpràiz
RedHat Enterprise Linux互換Linux エンタゥープライズ
RHELクローン エ́ンタゥープライズ
エンタープライズ
Mandriva Linux エ́ンタープライズ
マンドリーバ・リナックス [名詞]
Mageia 企業
マギア 会社
事業
openSUSE [形容詞]
オープン・スーゼ 企業向けの

Arch Linux
アーチ・リナックス

Turbolinux
ターボリナックス

Vine Linux
ヴァイン・リナックス

更新日:2024年 3月19日




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