出典: D端子 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年7月7日 (日) 03:56 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ D端子(ディーたんし)とは映像機器のアナログ映像信号を伝送するために規格された日本独自の接続端子である。D端子という名称は、ハーフピッチベローズコネクタの形状が「D」の文字型をしていることから命名されたものである。主にPCのコネクタを思わせる形状やデジタル放送受信・録画再生機器に用いられることからD端子の「D」は「デジタル」を示していると誤解されることが多いが、前述の通りあくまで形状による命名であり、内部の信号はアナログ信号である。 [概要] 従来はコンポーネント映像信号(SD信号専用は「Y/Cb/Cr」、HD信号にも対応した端子なら「Y/Pb/Pr」と表記される)を伝送するためにはコンポーネント端子を用いていたため、入力側・出力側それぞれ3つの端子の間を計3本のケーブルを使って接続する必要があった。これを1本のケーブルで接続できるように端子を1つにまとめたものが、D端子である。また、コンポーネント映像信号だけではなく走査線数・走査方式・アスペクト比を切り換えるための識別信号の伝送も可能になり、プラグ挿入の検知機能も付いた。 ・・・ [規定されている規格] 対応規格 D1 480i (525i) :720×480ドット インターレース(標準画質) D2 480p (525p) :720×480ドット プログレッシブ(標準画質) D3 1080i (1125i) :1920×1080ドット インターレース(フルハイビジョン画質) D4 720p (750p) :1280×720ドット プログレッシブ(ハイビジョン画質) D5 1080p (1125p) :1920×1080ドット プログレッシブ(フルハイビジョン画質) ・・・ |
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D端子 | analog |
D1端子 | S端子 |
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更新日:2023年12月27日 |