出典: 手続き型プログラミング 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年11月19日 (火) 04:57 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 手続き型プログラミング(てつづきがたプログラミング、英: Procedural programming)は、「手続き」の概念に基づくプログラミングパラダイムの一種。命令型プログラミングと同義に扱われることが多い。「手続き」はプロシージャ、ルーチン、サブルーチン、メソッド、関数(数学の関数とは異なる。)など様々な呼称があるが、実行すべき一連の計算ステップを持つものと定義できる。手続きはプログラム実行中の任意の時点で呼び出すことができ、他の手続きからの呼び出しも、自分自身からの呼び出し(再帰呼び出し)も含まれる。 手続き型プログラミングは単純な逐次型プログラミングや非構造化プログラミングよりも多くの場合よりよい選択である。非構造化プログラミングでは複雑なコードを組むことは困難であり、保守性が悪い。手続き型プログラミングには、以下のような利点がある。 ● コードを同じプログラム内でコピーすることなく再利用可能 ・・・ [手続き型プログラミング言語] 手続き型と見なされるプログラミング言語は、手続き(プロシージャ)の概念を明確に持っていて、構文として定義している。 典型例はALGOLである。手続きがメソッドの形でしか出現しない言語は、手続き型というよりもオブジェクト指向と見なすのが一般的であり、以下のリストにはそのような言語は登場しない。例えば、C#やJavaがそうだが、C++はメソッド以外の形態で手続きを記述可能なので、以下に挙げてある。 ● Ada ● ALGOL ● ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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手続き型プログラミング言語 | フォース |
Procedural programming language | FORTRAN |
prəsíːdʒrəl prə́ugræmiŋ lǽŋgwidʒ | Maple |
プロセィージュラゥルゥ プロウグラェミング ラゥェングウィッジ | メイプル |
プロセィージュラゥルゥ・プロウグラェミング・ラゥェングウィッジ | Mathematica |
procedural language | MATLAB |
プロシィーヂュアル・ラゥェングウィッジ | マトラボ |
プロシージュアル・ランゲージ | Modula-2 |
手続き型言語 | モジュラ・ツー |
・ | M言語 |
Ada | Oberon |
エイダ | オベロン |
ALGOL | Oberon-1 |
BASIC | Oberon-2 |
COBOL | Occam |
C++ | Pascal |
C言語 | Perl |
ColdFusion | PHP |
D言語 | ピーエイチピー |
Delphi言語 | Pike |
ECMAScript | Python |
ActionScript | パイソン |
DMDScript | PL/I |
JavaScript | ピーエルワン |
JScript | VBScript |
Forth | Visual Basic |
更新日:2021年11月27日 |