出典: ウェアレベリング 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年9月25日 (日) 04:37 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ウェアレベリング (wear levelling / wear leveling) とは、コンピュータの記憶媒体に用いられる技術の1つ。書き換え限度回数が存在する媒体において、その使用寿命を延ばすための手法。wear levellingを日本語訳すると「摩耗平滑化」といった意味になるが、日本語では英語をそのままカタカナにして「ウェアレベリング」と呼ばれることが多い。 [概要] コンピュータの記憶媒体には、保持データを書き換えると少しずつ劣化してゆくというものがいくつかある。電源を切っても内容が保持される媒体においてそれは顕著で、CD-RW、DVD-RW、フラッシュメモリなど、書き換え可能回数が数百から数千回程度のものが近年では多用されてきている。一般的に、これらの記憶媒体の書き換え限度回数は、媒体全体に対しての回数ではなく、記憶素子1つに対しての回数である。このことより、書き換えが1つの素子に集中せず、1個の媒体中の各素子にできるだけ均等に分散するように制御ができれば、媒体全体としての書き換え限度回数は飛躍的に向上することになる。この、データの書き換えを媒体中の記憶素子にできるだけ均等に分散させる技術のことを、ウェアレベリングと呼ぶ。ウェアレベリングの技術を用いることにより、媒体としての書き換え限度回数は各素子の書き換え限度回数の数百から数千倍になる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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leveling | |
TRIMコマンド | |
wear | |
wear leveling | |
wear levelling | |
ウェア・レヴェリング | |
ウェアー | |
ウエアレベリング | |
ウェアレベリング | |
すり減らす | |
すり減る | |
弱る | |
平らにすること | |
摩滅 | |
摩耗 | |
摩耗平滑化 | |
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