出典: 希少金属 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/03/20,URL: https://www.wdic.org/ 量が少なく、希少性の高い金属のこと。レアメタル。 [概要] なにをもって希少とするかの明確な基準はなく、もって希少金属(レアメタル)そのものにも明確な定義があるわけではない。このうちの一部は、ハイテク機器を作る際によく使われる希土類(レアアース)である。 [特徴] 主な定義 化学者クリフォード・A・ハンペル(Clifford A. Hampel)によれば、次のいずれかに該当するとしている。 1. 自然界における存在量、あるいは地球地殻中の賦存量が少ない 2. 世界中に広く分布していたとしても、鉱床の純度が低いなどで、経済的に得られない場合 3. 純粋な元素への転換が極めて困難な状態でしか得られない場合 4. 元素の入手が可能であっても、他の素材と競合し、需要がない場合 このように、様々な理由により産業界において流通の少ない金属を、主として希少金属という。 一覧 科学技術庁資源調査会報告第100号「主要な希少元素の資源の有効利用に関する調査報告 : 先端科学技術の開発促進のために」は、元素の存在度1〜1,000ppmを希少元素、元素の存在度1ppm以下を超希少元素としている。 この条件に当てはまる金属元素は、次の通りである(原子番号順)。 ・・・ |
出典: レアメタル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年8月28日 (水) 06:24 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ レアメタル、希少金属(きしょうきんぞく)は、非鉄金属のうち、様々な理由から産業界での流通量・使用量が少なく希少な金属。レアメタルは非鉄金属全体を呼ぶ場合もあるが、狭義では、鉄、銅、亜鉛、アルミニウム等のベースメタル(コモンメタルやメジャーメタルとも呼ばれる)や金、銀などの貴金属以外で、産業に利用されている非鉄金属を指す。この意味での「レアメタル」は、日本独自の用語(和製英語での用法)であり、英語圏では「minor metal マイナーメタル」と呼ばれる。英語におけるrare metalは希土類元素(rare earth)と同義である。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
minor metal | ・ |
máinər métəl | Lithium |
マゥイナゥァー メトゥルゥ | líθiəm |
マゥイナゥァー・メトゥルゥ | リィシィアゥム |
マゥ́イナゥァー・メ́トゥルゥ | リィ́シィアゥム |
マイナー メタル | リチウム |
マイナー・メタル | リ́チウム |
マ́イナー・メ́タル | ・ |
マイナーメタル | Rubidium |
希少金属 | ruːbídiəm |
きしょうきんぞく | ルービェィディアゥム |
レアメタル | ルービェィ́ディアゥム |
・ | ルビディアム |
Vanadium | ルビ́ディアム |
vənéidiəm | ルビジウム |
ヴァネイディアム | ・ |
ヴァネ́イディアム | Antimony |
バナジューム | ǽntəmòuni |
バナ́ジューム | アェンタゥモニィー |
・ | アェ́ンタゥモ̀ニィー |
Beryllium | アンティモニー |
bəríliəm | アンチモン |
ブゥリリィアゥム | ア́ンチモ̀ン |
ブゥリ́リィアゥム | ・ |
ベリリューム | |
ベリ́リューム | |
・ | |
Borium | |
boːrium | 【 以下関連語 】 |
ボーリアゥム | |
ボーリアム | |
ホウ素 | |
・ | |
Manganese | |
mǽŋgənìːz | |
マェンガニーズ | |
マェ́ンガニ̀ーズ | |
マンガニーズ | |
マ́ンガニ̀ース | |
マンガン | |
更新日:2024年 4月 1日 |