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ICT用語の意味と同義語

【 「メンバー関数」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: メソッド [外語] method 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/10/07,URL: https://www.wdic.org/

 オブジェクト指向プログラミング言語において、そのオブジェクトの持つ、可能な挙動のこと。

[概要]
記述法
多くの言語では、次のように記述して使用する。
 オブジェクト.メソッド
例えば、
 富士山.噴火
といえば富士山オブジェクトが噴火処理を行なうことを表わす。
目的
 クラスを定義するにおいて、メソッドも同時に定義するのが一般的であるが、その目的としては、「同様の処理を一箇所にまとめる」ことにある。プログラム中の至る所に同様の処理を書くのはスパゲッティプログラムであり、好ましいことではない。その動作について変更があったとき、修正箇所が膨大な数であったら修正することが困難になる。
 また、それが比較的単純な処理であったとしても、意味のある処理を一箇所にまとめておけば後からの見直しも楽であるし、分かりやすくなる。かくしてメソッドは、オブジェクト指向プログラミング言語で多用されるようになった。
 なお、C++などではクラスに属さない関数を作ることができるが、Javaの場合はメソッド以外の関数を作ることが出来ない。
出典: メソッド (計算機科学) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年8月29日 (日) 19:13 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 メソッド (method) あるいは メンバー関数 (-かんすう, member function) とはオブジェクト指向プログラミング言語において、あるクラスまたはオブジェクトに所属するサブルーチンを指す。

[概要]
 オブジェクト指向プログラミングにおけるメソッドという用語は元々SmalltalkによってSimulaのメンバープロシージャー (member procedure) をメッセージとメソッドに分けるために導入された。C++ ではメンバー関数と呼ばれるが、これはSimulaのメンバープロシージャーをC言語に流用したことに由来している。Javaのような言語やマイクロソフトなどの企業がメソッドという用語を使っているのは、元々C++よりもSmalltalkの影響を受けていたためである。近年では言語設計やOS開発等で直接Smalltalkの影響を受けていない場合でも、Javaやマイクロソフト等の影響によりメンバープロシージャーやメンバー関数に当たるものをメソッドと呼ぶことが一般化している。
 Smalltalkの特色を色濃く受け継いだObjective-Cでは、メッセージとメソッドを明確に使い分けている。
 メッセージとメソッドが分かれている言語では1個のメソッドに対しセレクターが異なる複数のメッセージを送ることができる。このためメンバー関数型の言語と違いメッセージとメソッドの分離を強く意識しておく必要がある。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

メソッド (通信用語の基礎知識)
メソッド (計算機科学) (Wikipedia)



【 メンバー関数 の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
method
méθəd
メッセゥッドゥ
メッ́セゥッドゥ
メソッド
メ́ソッド
[名詞]
方法
ほうほう
手法
順序
方式
手段
~法
オブジェクト操作命令
オブジェクトに対する操作手続き

member function
mémbər fʌ́ŋkʃən
メンバゥー ファンクシュン
メンバゥー・ファンクシュン
メンバー ファンクション
メンバー・ファンクション
メンバー関数
メンバーかんすう






























更新日:2024年 5月17日




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