カーニング プロポーショナル・フォントの文字間を調整する技法。 |
出典: カーニング 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年7月21日 (火) 12:35 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ カーニング(英語: kerning)とは、主に欧文の組版において、プロポーショナルフォントの文字同士の間隔(アキ)を調整する技法のこと。カーニングを行わない場合は、文字の間に不自然な空白を招いてしまう。適切にカーニングが施されたフォントでは、字面間の空白の面積がほぼ均等になる。DTPが普及した現在は、組版ソフト上で行われることが多い。以前は、活字に特殊な処理を行うか、切り貼りによる文字詰め(もじつめ)と呼ばれる作業が必要であった。カーニングの訳語として、「文字詰め」や「詰め文字」という語を用いることもあるが、カーニングと文字詰めを厳密に区別することもある。英語では、活字を加工する工程の呼び名から派生して mortising と呼ばれることもある(原義:くり抜くこと、ほぞ穴を開けること)。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
kerning | 文字間 |
kə́ːniŋ | カーニング値 |
カゥーネィング | pair kerning |
カゥ́ーネィング | ペアゥーァ・カゥーネィング |
カーニング | ペア・カーニング |
カ́ーニング | ・ |
[名詞] | pair |
ツメ | pɛ́ər |
ツメツメ | ペアゥァー |
トラッキング | ペ́アゥァー |
詰め組 | ペア |
つめぐみ | ペ́ア |
ツメぐみ | [名詞] |
ツメ組み | 一対 |
詰め組み | いっつい |
詰め打ち | 一組 |
つめうち | ひとくみ |
詰組 | 対 |
詰組み | つい |
食い込み詰め | 2本の線をより合わせたもの |
文字詰め | [他動詞] |
もじつめ | 一組にする |
詰め文字 | [自動詞] |
組み合わせる | |
更新日:2024年10月13日 |