【module】 mɑ́dʒuːl,マォジュールゥ,モジュール [名詞] 構成単位,基本単位,規格部品の集まり,他のプログラムで再利用可能な特定機能を持つプログラム |
出典: 結合度 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年8月8日 (日) 18:40 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 結合度(けつごうど、カップリング、coupling)とは、コンピュータープログラミングで用いられる(機械よりは)人間寄りの尺度。ソフトウェア測定法の一種。利用者またはメンテナンスをする者にとって対象を利用、保守しやすいように対象の内容が整理、分割できているかどうかを、その状態によって段階に分けて表現する。 [概説] コンピュータープログラマにとっては、既存のソフトウェア製品に対して 無い機能の追加、対応していないデータへの対応といった事柄に対応する場面がある。この際、全ての既存のソフトウェア製品の内部(より具体的にはソースコード)の各機能各データに対して、どのデータはどこで利用されまたどこで利用されていないか確実に判断できるよう整理、分割が行き届いている状態を結合度が低いと表現する。結合度は低いほど好ましい。 ・・・ |
出典:ぎょう・しゅう【凝集】『新村 出編 広辞苑 第五版 CD-ROM版 岩波書店』 広がっていたもの、散らばっていたものが、一ヵ所に集まりこり固まること。 〔理〕(cohesion) 原子や分子などが集まること。 |
出典: モジュール 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年2月23日 (火) 08:33 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ モジュール(英: module)とは、工学などにおける設計上の概念で、システムを構成する要素となるもの。いくつかの部品的機能を集め、まとまりのある機能を持った部品のこと。モジュールに従っているものをモジュラー(英: modular)という。入出力を絞り込んで標準化することにより、システム開発を「すり合わせ」から「モジュールの組み合わせ」に変更できる。 [ソフトウェア] ソフトウェア工学におけるモジュールは、ソフトウェアシステムを構成する部分的プログラムである。 モジュール分割はソフトウェア開発工程に影響を与える。なぜなら良く分割されたモジュールはそれぞれ独立して実装・テスト・改修できるからである。各モジュールに開発者を割り当てることでモジュール群の並行開発が可能になり、全体の完成を早めることができる。またモジュールの入れ替えで機能を高めたり補修したりできる。モジュールが正しく分割できていない場合、複数の開発者の変更内容がコンフリクトしたり、変更のために多くの開発者の同意が必要になったりすることで開発工程に影響を与える。 モジュールはサブルーチンとデータ構造の集合体としてのソフトウェアの実体である。モジュールはその部分だけでコンパイル可能な単位でもあり、再利用可能であると同時に、複数のプログラマが同時並行的にそれぞれ異なるモジュールの開発を行うことが可能となる。モジュールの特徴として「モジュール性」とカプセル化があり、それらによって複雑なプログラムを理解しやすくできる。 ・・・ |
出典: 凝集度 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月12日 (水) 06:52 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 凝集度(ぎょうしゅうど、コヒージョン、cohesion)とは、情報工学においてモジュール内のソースコードが特定の機能を提供すべく如何に協調しているかを表す度合いである。IPAが実施する情報処理技術者試験では、強度(きょうど、ストレングス、strength)という言葉が使われる。凝集度は順序尺度の一種であり、「凝集度が高い」とか「凝集度が低い」といった言い方で使われる。凝集度の高いモジュールは、堅牢性、信頼性、再利用性、読みやすさなどの点で好ましく、凝集度の低いモジュールは保守/評価/再利用/読解が難しいため好ましくないとされる。 [高い凝集度] 凝集度は、あるコードがどれだけそのクラスの責任分担に集中しているかを示す尺度である。オブジェクト指向プログラミングでは、クラスの凝集度を高めるようにそのクラスの責任範囲を設定することが有益とされている。凝集度の高いシステムでは、コードの読みやすさと再利用の容易さが増し、複雑さが管理可能な程度に抑えられる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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module coupling | |
mɑ́dʒuːl kʌ́pliŋ | |
マォジュールゥ カプリィング | |
マォジュールゥ・カプリィング | |
モジュール カップリング | |
モジュール・カップリング | |
モジュール結合度 | |
モジュール間結合度 | |
・ | |
Content coupling | |
kɑ́ntènt kʌ́pliŋ | |
コァンテントゥ カプリィング | |
コァンテントゥ・カプリィング | |
コンテントゥ カップリング | |
コンテントゥ・カップリング | |
内容結合 | |
・ | |
Common coupling | |
kɑ́mən kʌ́pliŋ | |
カォマェン・カプリィング | |
コモン・カップリング | |
共通結合 | |
・ | |
External coupling | |
ekstə́ːrnəl kʌ́pliŋ | |
エクスタゥーナゥル・カプリィング | |
エクスターナル・カップリング | |
外部結合 | |
・ | |
Control coupling | |
kəntróul kʌ́pliŋ | |
コァントゥロウルゥ・カプリィング | |
コントロール・カップリング | |
制御結合 | |
・ | |
Stamp coupling | |
stǽmp kʌ́pliŋ | |
スタェンプ・カプリィング | |
スタンプ・カップリング | |
スタンプ結合 | |
更新日:2022年10月10日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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module coupling | Data coupling |
マォジュールゥ・カプリィング | déitə kʌ́pliŋ |
モジュール・カップリング | デイダァー カプリィング |
モジュール結合度 | デイダァー・カプリィング |
モジュール間結合度 | データ カップリング |
データ・カップリング | |
・ | |
Message coupling | |
mésidʒ kʌ́pliŋ | |
メッセッジ カプリィング | |
メッセッジ・カプリィング | |
メッセージ カップリング | |
メッセージ・カップリング | |
メッセージ結合 | |
・ | |
No coupling | |
nóu kʌ́pliŋ | |
ノウ カプリィング | |
ノウ・カプリィング | |
ノー カップリング | |
ノー・カップリング | |
無結合 | |
・ | |
Subclass Coupling | |
sʌ́bklɑ̀ːs kʌ́pliŋ | |
サブクラゥース カプリィング | |
サブクラゥース・カプリィング | |
サブクラス カップリング | |
サブクラス・カップリング | |
サブクラス結合 | |
・ | |
Temporal coupling | |
témpərəl kʌ́pliŋ | |
テンプロゥルゥ カプリィング | |
テンプロゥルゥ・カプリィング | |
テンポラル カップリング | |
テンポラル・カップリング | |
一時的結合 | |
更新日:2022年 5月16日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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module strength | 凝集 |
mɑ́dʒuːl stréŋθ | ぎょうしゅう |
マォジュールゥ ストゥレングスゥ | モジュール結合度 |
マォジュールゥ・ストゥレングスゥ | |
モジュール ストレングス | |
モジュール・ストレングス | |
モジュール強度 | |
・ | |
暗号的強度 | |
機能的強度 | |
時間的強度 | |
手順的強度 | |
情報的強度 | |
連絡的強度 | |
論理的強度 | |
・ | |
cohesion | |
kouhíːʒən | |
コウヒージュン | |
コヒージョン | |
[名詞] | |
纏まり | |
まとまり | |
結合力 | |
団結力 | |
凝集度 | |
凝集力 | |
凝集性 | |
更新日:2022年10月17日 |