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ICT用語の意味と同義語

【 「内蔵キャッシュ」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: キャッシュ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/07/10,URL: https://www.wdic.org/

 使用頻度の高いデータ等を高速な記憶装置に蓄えることで、全体的な処理速度の向上を目指すもの。

[概要]
 例えば、アクセスするのに時間の掛かる媒体があるとする。
 できるだけ遅い媒体にアクセスしないで済むよう、一度読んだものを高速なメモリー等に蓄えておき、次にはメモリーの内容を参照することで高速化する機構をいう。

[特徴]
 電子計算機では、ディスクキャッシュ、メモリーキャッシュと呼ばれるものがよく使われる。
 ディスクキャッシュは、ディスクから読み出したものをいったんRAM上に蓄えておくもの。
 メモリーキャッシュは、低速なDRAM等の代わりに高速なSRAMを用意し、最近実行したプログラムコード等をこのSRAM内に保管しておくものである。このとき使われるメモリーを「キャッシュメモリー」という。
 キャッシュメモリーのうち、マイクロプロセッサー内に標準で内蔵されているものを1次キャッシュと呼び、それに容量を追加するものを2次キャッシュ(若しくはセカンドキャッシュ)と呼ぶ。
出典: キャッシュメモリ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年8月27日 (日) 01:39 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

キャッシュメモリ (cache memory) は、CPUなど処理装置がデータや命令などの情報を取得/更新する際に主記憶装置やバスなどの遅延/低帯域を隠蔽し、処理装置と記憶装置の性能差を埋めるために用いる高速小容量メモリのことである。略してキャッシュとも呼ぶ。コンピュータは以前から記憶装置や伝送路の性能が処理装置の性能に追いつけず、この差が全体性能に対するボトルネックとされてきた(ノイマンズ・ボトルネック)。そしてムーアの法則に基づく処理装置の加速度的な高性能化により現在ではますますこの差が拡大されている。キャッシュメモリは、記憶階層の観点からこれを解消しようとするものである。主に、主記憶装置とCPUなど処理装置との間に構成される。この場合、処理装置がアクセスしたいデータやそのアドレス、状態、設定など属性情報をコピーし保持することで、本来アクセスすべき記憶装置に代わってデータを入出力する。通常はキャッシュメモリが自動的にデータ保存や主記憶装置の代替を行うため、基本的にCPUのプログラムなど処理装置側がキャッシュメモリを意識する必要はない。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

キャッシュ (通信用語の基礎知識)
キャッシュメモリ (Wikipedia)



【 内蔵キャッシュ の同義語と関連語 】
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同義語・類義語 関連語・その他
1次キャッシュ 外部キャッシュ
first level cache 二次キャッシュ
fə́ːrst lévl kǽʃ L2キャッシュ
フゥァーストゥ レゥヴォルゥ キャェッシュ 内蔵キャッシュ
フゥァーストゥ・レゥヴォルゥ・キャェッシュ 内部キャッシュ
ファースト レベル キャッシュ
ファースト・レベル・キャッシュ primary
L1 cache prɑ́imeri
L1キャッシュ プライマゥリー
level 1 cache プライマリー
一次キャッシュ [形容詞]
primary cache 第一の
prɑ́imeri kǽʃ 最初の
プライマゥリー キャェッシュ 一番目の
プライマゥリー・キャェッシュ 一次の
プライマリ キャッシュ [名詞]
プライマリ・キャッシュ 最初のもの
プライマリキャッシュ

cache
kǽʃ
キャェッシュ
キャッシュ
cache memory
kǽʃ méməri
キャェッシュ・メモゥリー
キャッシュ・メモリ
キャッシュメモリ
キャッシュ メモリー
キャッシュ・メモリー
キャッシュメモリー
バッファ・メモリ
バッファメモリ
緩衝記憶装置













更新日:2023年 8月24日




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