出典: Android 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2018/01/21,URL: https://www.wdic.org Googleが開発した、スマートフォン向けオペレーティングシステムおよびタブレットコンピューター向けオペレーティングシステム。 [概要] Androidは、オペレーティングシステム(OS)としてLinuxカーネルを用い、この上にミドルウェア、主要アプリケーションを組み合わせて構成されている、スマートフォンやタブレットコンピューター用のプラットフォームである。オペレーティングシステムとプラットフォームを分けて考える場合は、Androidはプラットフォームということになるが、一般的には周辺環境すべて含めてオペレーティングシステムと呼ばれることが多い。 [特徴] 由来:Androidとは具体的には、Linuxカーネル上で動作するアプリケーションフレームワークである。ただ、カーネル自体はLinuxだが、その上で動作するミドルウェア層との結合は弱く、比較的変更自由度が高い。例えばXperiaのカスタムROMでは、Linuxカーネルは純正カーネルではなくソニーエリクソン製のものが流用され、その上でAndroid 2.xが動作している。また、アプリケーションは全て「Java言語」で開発される。但しAndroidランタイムはDalvikという独自の仮想マシンを使用しており、一般的なJava環境とは異なる。Java言語は使用するが、通常のJVM環境ではない。・・・ |
【Native】néitiv ネイティヴ,ネ́イティヴ,ネイティブ,ネ́イティブ [形容詞] 本来の,自国の,出身の,生まれつきの [名詞] 先住民,そのシステムに最適化された本来の機能を利用するもの |
【Native】néitiv ネイティヴ,ネイディヴ,ネイティブ,ネ́イティブ [形容詞] ,本来の,自国の,出身の,生まれつきの [名詞] 先住民,そのシステムに最適化された本来の機能を利用するもの。 |
出典: Android NDK 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/11/06,URL: https://www.wdic.org/ Androidで、C/C++によるアプリを開発するためのソフトウェア開発用キット。 [概要] アプリケーションの一部(または全て)を、ネイティブコード(機械語)を出力するC/C++等のプログラミング言語を用いて記述することで、高速化するための仕組み。 現在、Androidに搭載されている仮想マシンDalvikは、何度も廃れては拾われてきたマイナー言語Javaを使って記述する必要があり敷居が高いが、NDKを使えば多くのプログラマーが利用するC/C++を用いてアプリケーションを作ることができる。 [特徴] NDKは、ネイティブコードを出力する。従って、Dalvikで動作するJavaアプリケーションとは違い、CPUが限定されるため移植性が下がる。 現在市販されているスマートフォンは、殆ど全てがCPUにARMを用いている。その他は誤差ともいえるが、現にMIPSやIntel x86なども実在し、Android NDKはそれらCPU用バイナリも出力することができる。 |
【Native】néitiv ネイディヴ,ネイティブ [形容詞] ,本来の,自国の,出身の,生まれつきの [名詞] 先住民,特定のシステム(インターフェース・ソフトウェア)が、そのシステムに最適化された本来の機能を利用するもの。 |
出典: Android Native Development Kit 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年8月31日 (土) 13:25 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Android Native Development Kit (Android NDK) は、Androidオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションソフトウェアを、C言語あるいはC++を用いたネイティブコードによって開発できるようにするためのソフトウェア開発キット。GCC/Clangツールチェイン、標準CライブラリのBionic libc、標準C++ライブラリのlibstdc++/libc++、AndroidネイティブAPIなどを含む。 [概要] Androidのアプリケーション開発には通例Java仮想マシン(Dalvik仮想マシン/Android Runtime)上で動作するJavaあるいはKotlinといったJVMマネージ言語を利用する。マネージ言語はメモリ管理や生産性、移植性の点で優れているが、メモリへの直接アクセスによるパフォーマンス向上や、x86のSSEあるいはARMのNEONといったプロセッサ (CPU) アーキテクチャ固有の拡張命令の使用、またOpenCVのような既存のC/C++コード資産を活用する目的で、NDKを用いたマシンネイティブな開発が許可されている。ただしNDKを利用すると、CPUアーキテクチャごとにバイナリを用意しなければならなくなるというデメリットもある。・・・ |
出典: Google Native Client 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年11月9日 (木) 00:37 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Google Native Client(ネイティブクライアント、食塩を意識してNaClと略される)は、ネイティブコードを安全に、しかし効率的に実行することを目標とした、サンドボックスを中心としたフレームワークである。当初はその名の通りネイティブコード版のみであったが、その後の情勢などにより、現在はプロセッサアーキテクチャ非依存の Portable Native Client (PNaCl) もあり、それについても述べる。 WebAssemblyの普及に伴いそちらにリソースを集中するため開発を終了し、2019年にChromeから削除されることを発表。2023年に削除された。 [概要] NaCl、PNaClともx86とARMに対応したものが公開されている。ウェブブラウザ上のウェブアプリケーションをネイティブアプリケーションに近い速度で実行することなどを主な目標とした、安全にネイティブコードを実行できるシステムである。PC版およびChrome OS版Google Chrome 14からはChromeウェブストアで配布されているアプリケーションを実行する場合に限りデフォルトで有効になっており、それ以外の場合はchrome://flags/で有効にする必要がある。 ・・・ |
出典: NCQ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/04/27,URL: https://www.wdic.org ハードディスクドライブアクセスを高速化するための技術の一つ。SCSI用に作られたSCSI Command QueuingのATA版として、シリアルATA II(SATA II)から採用された。 [概要] ディスクは回転している。このため、データの読み書きに際しては、必要な場所へのヘッド移動時間(シーク時間)だけでなく、ディスクの回転待ち時間がどうしても必要である。この待ち時間は、RAMなどのメモリーデバイスと比較すれば非常に長い時間であり、ディスク高速化への障害の一つであった。そこで、Command Queuing(コマンドキューイング)という方法が発案された。これは最初に複数のコマンドを受けてキューにため込み、それをヘッドの移動が最小限に済むような順序で処理するアウトオブオーダー実行実行を行なう。これによりシーク速度と回転待ち時間を減らし、高速化を実現した。 [特徴] 旧来の方法では、コマンド・待機・転送・割り込み、という順番を繰り返す。パラレルATA時代の方法は最初に複数コマンドを発行できるが、転送ごとに割り込みが発生していたので効率が悪かった。NCQでは最初に複数のコマンドを発行するところまでは同じだが、転送も複数まとめて行なわれ、最後に割り込みが発生する。これにより旧来の方法と比較して数割程度のアクセス時間削減が可能となる。このNCQを使うためには、シリアルATAコントローラーとハードディスク双方が対応していないとならない。 ・・・ |
出典: マネージコード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年10月7日 (金) 16:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ マネージコード (managed code) とは、.NET Frameworkにおける共通言語基盤 (CLI) に準拠した仮想機械上で実行される命令(コード)のことである。これに対してマネージコード以外のコードはアンマネージコード (unmanaged code) やネイティブコード (native code) と呼ばれる。 [マネージコードの実行] マネージコードのプログラムは通常C#やVB.NETといった人間が書きやすい言語で書かれ、共通中間言語 (CIL) にコンパイルされる。コードが実行される際、CILは共通言語基盤 (VES) で実行環境に依存した機械語にコンパイルされる。このコンパイルはマネージ実行環境のコンパイラによってなされるので、マネージ実行環境はコードが何をしようとしているのかを完全に知ることができる。故にガベージコレクションのフックや例外処理、型安全性の保証、配列境界のチェックなどを行うことができる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Android NDK | Native |
Android Native Development Kit | néitiv |
ǽndrɔ̀id néitiv divéləpmənt kít | ネイティヴ |
アェンドゥロイドゥ ネイティヴ ディヴェロゥプメントゥ キットゥ | ネ́イティヴ |
アェンドゥロイドゥ・ネイティヴ・ディヴェロゥプメントゥ・キットゥ | ネイティブ |
アェ́ンドゥロ̀イドゥ・ネ́イティヴ・デヴェ́ロゥップメントゥ・キッ́トゥ | ネ́イティブ |
アンドロイド ネイティブ デベロプメント キット | [形容詞] |
アンドロイド・ネイティブ・デベロプメント・キット | 本来の |
ア́ンドロ̀イド・ネ́イティブ・デベ́ロプメント・キッ́ト | 自国の |
アェンドゥロイドゥ エゥヌ ディー ケイ | 出身の |
アェンドゥロイドゥ・エゥヌ ディー ケイ | 生まれつきの |
アェ́ンドゥロ̀イドゥ・エゥ́ヌ ディ́ー ケ́イ | [名詞] |
アンドロイド エヌ ディー ケー | 先住民 |
アンドロイド・エヌ ディー ケー | ・ |
ア́ンドロ̀イド・エ́ヌ ディ́ー ケ́ー | Native Code |
・ | 機械語 |
・ | |
Java仮想マシン | |
Dalvik仮想マシン | |
・ | |
Development | |
divéləpmənt | |
ディヴェロゥプメントゥ | |
デヴェ́ロゥップメントゥ | |
デベロプメント | |
デベ́ロプメント | |
[名詞] | |
開発 | |
展開 | |
開拓 | |
作成 | |
ソフトウェア開発 | |
造成 | |
・ | |
NDK | |
Native Development Kit | |
更新日:2024年 3月 5日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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NaCl | サンドボックス |
Native Client | ・ |
néitiv kláiənt | Native |
ネイディヴ クラゥイアゥントゥ | néitiv |
ネイディヴ・クラゥイアゥントゥ | ネイティヴ |
ネ́イティヴ・クラゥ́イアゥントゥ | ネ́イティヴ |
ネイティブ クライアント | ネイティブ |
ネイティブ・クライアント | ネ́イティブ |
ネ́イティブ・クラ́イアント | [形容詞] |
ネイティブクライアント | 本来の |
Google NaCL | 自国の |
Google Native Client | 出身の |
ɡ́uːɡəl néitiv kláiənt | 生まれつきの |
グーゴゥルゥ ネイディヴ クラゥイアゥントゥ | [名詞] |
グーゴゥルゥ・ネイディヴ・クラゥイアゥントゥ | 先住民 |
グ́ーゴゥルゥ・ネ́イティヴ・クラゥ́イアゥントゥ | ・ |
グーグル ネイティブ クライアント | Portable |
グーグル・ネイティブ・クライアント | pɔ́rtəbl |
グ́ーグル・ネ́イティブ・クラ́イアント | ポーァタゥボルゥ |
Googleネイティブクライアント | ポ́ーァタゥボルゥ |
グーグルネイティブクライアント | ポータブル |
・ | ポ́ータブル |
PNaCl | [名詞] |
Portable Native Client | 可搬型 |
pɔ́rtəbl néitiv kláiənt | かはんがた |
ポーァタゥボルゥ ネイディヴ クラゥイアゥントゥ | 携帯機器 |
ポーァタゥボルゥ・ネイディヴ・クラゥイアゥントゥ | けいたいきき |
ポ́ーァタゥボルゥ・ネ́イティヴ・クラゥ́イアゥントゥ | [形容詞] |
ポータブル ネ́イティヴ・クラゥ́イアゥントゥ | 持ち運びできる |
ポータブル・ネイティブ・クライアント | 携帯型の |
ポ́ータブル・ネ́イティヴ・クラゥ́イアゥントゥ | 携帯用の |
ポータブルネイティブクライアント | 異機種で使用可能な |
・ | |
更新日:2024年 1月18日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
NCQ | Native |
én síː kjú: | néitiv |
エゥヌ シィー キュー | ネイティヴ |
エゥ́ヌ シィ́ー キュ́ー | ネ́イティヴ |
エヌ シー キュー | ネイティブ |
エ́ヌ シ́ー キュ́ー | ネ́イティブ |
Native Command Queuing | [形容詞] |
néitiv kəmǽnd kjúiŋ | 本来の |
ネイティヴ コゥマェンドゥ キューイング | 自国の |
ネイティヴ・コゥマェンドゥ・キューイング | 出生地の |
ネ́イティヴ・コゥマェ́ンドゥ・キュ́ーイング | 生まれつきの |
ネイティブ コマンド キューイング | 先住民の |
ネイティブ・コマンド・キューイング | [名詞] |
ネ́イティブ・コマ́ンド・キュ́ーイング | 先住民 |
ネイティブコマンドキューイング | ・ |
Advanced Host Controller Interface | |
AHCI | |
AHCI Contributor Groupe | |
AHCI Controller Group | |
AHCI バージョン 1.3.1 | |
Command Queuing | |
コマンドキューイング | |
・ | |
Serial ATA2.5 | |
Serial ATAネイティブ | |
アドバーンスト・ホスト・コントローラ・インターフェース | |
エー・エイチ・シー・アイ | |
エー エイチ シー アイ | |
シリアルATA2.5 | |
・ | |
Queuing | |
kjúiŋ | |
キューイング | |
キュ́ーイング | |
[名詞] | |
待機 | |
待ち行列 | |
行列になる | |
更新日:2024年 3月 8日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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unmanaged code | .NET Framework |
ʌ̀nmǽnidʒd kóud | .NET環境開発言語 |
アンマェネジトゥ コウドゥ | C# |
アンマェネジトゥ・コウドゥ | C#.NET |
ア̀ンマェ́ネジトゥ・コ́ウドゥ | CIL |
アンマネージド コード | CLI |
アンマネージド・コード | CLR |
ア̀ンマ́ネージド・コ́ード | Common Intermediate Language |
・ | Common Language Runtime |
Native Code | managed code |
néitiv kóud | Microsoft .NET |
ネイティヴ コウドゥ | Microsoft Intermediate Language |
ネイティヴ・コウドゥ | MSIL |
ネ́イティヴ・コ́ウドゥ | エムエスアイエル |
ネイティブ コード | オブジェクト指向プログラミング言語 |
ネイティブ・コード | マネージコード |
ネ́イティブ・コ́ード | マネージドコード |
機械語 | 共通言語基盤 |
きかいご | 中間言語 |
・ | ・ |
Framework | |
【 以下関連語 】 | fréimwə̀ːrk |
native | フレイムワゥーク |
néitiv | フレームワーク |
ネイディヴ | [名詞] |
ネ́イティヴ | 枠組み |
ネイティブ | わくぐみ |
ネ́イティブ | 構成 |
[形容詞] | 体制 |
本来の | 構造 |
ほんらいの | こうぞう |
自国の | 構想 |
出身の | こうそう |
出生地の | |
生まれつきの | |
先住民の | |
[名詞] | |
先住民 | |
そのシステムに最適化された本来の機能を利用するもの | |
・ | |
更新日:2024年 5月17日 |