出典: Resource Reservation Protocol 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2015年10月12日 (月) 03:50 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Resource Reservation Protocol(リソース リザベーション プロトコル、訳:リソース予約プロトコル、略:RSVP)は、通信プロトコルの一つ。IPネットワークで送信元から送信先までの帯域をあらかじめ予約することで、ネットワーク上の通信路の品質保証を行なうプロトコルである。IETF の RFC 2205 によって規定されている。 [概要] RSVPはインターネット・プロトコル (IP) またはUDP (User Datagram Protocol) の上位プロトコルとして機能し、2台のコンピュータが通信経路上における CPU、バッファ、帯域などのリソースを確保し、QoS(通信品質)を保証する。RSVPは主にIntServ(イントサーブ)と呼ばれるQoS保証方式のために使用される。 RSVP においては、送受信を行う2台のコンピュータの間でデータ通信開始時に制御メッセージをやりとりすることによって、両者を結ぶ経路上にあるルーターやスイッチが伝送帯域を確保する。テレビ会議やリアルタイムの動画像配信などでは即時性・連続性が求められ、RSVPはこれらの一定量のデータ伝送速度が連続的に必要なシステムのために開発されている。 Resource reSerVation Protocol という奇妙な略し方は、欧米で手紙の末尾に書く "RSVP"(Répondez s'il vous plaît、フランス語で「ご返事をお願いします」)に合わせたものである。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Resource Reservation Protocol | IntServ |
ReSource reserVation Protocol | IPv5 |
Resource ReSerVation Protocol | QoS |
ríːsɔ̀ːrs rèzərvéiʃən próutəkɔ̀l | ST-II |
リソーァス レザゥヴェイシュン プロドゥコァールゥ | Stream Protocol-II |
リソーァス・レザゥヴェイシュン・プロドゥコァールゥ | イントサーブ |
リソース リザベーション プロトコル | エスティーツー |
リソース・リザベーション・プロトコル | 帯域管理プロトコル |
リソース予約プロトコル | ・ |
Resource Reservation Setup Protocol | Resource |
resource reservation setup protocol | ríːsɔ̀ːrs |
RFC 2205 | リソーァス |
Repondez s'il vous Plait | リソース |
R.S.V.P. | [名詞] |
RSVP | 資源 |
ɑ́ːr és ví: píː | 資産 |
アゥー エス ヴィー ピー | 資金 |
アール エス ブイ ピー | 源泉 |
財源 | |
資料 | |
能力 | |
容量 | |
データ | |
・ | |
Reservation | |
rèzərvéiʃən | |
レザゥヴェイシュン | |
レザベーション | |
[名詞] | |
予約 | |
指定 | |
確保 | |
更新日:2022年12月31日 |