出典: DIMM 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月4日 (月) 22:05 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ DIMM(Dual Inline Memory Module、ディム)は、複数のDRAMチップをプリント基板上に搭載したメモリモジュールのことを指し、コンピュータの主記憶として利用される。また、そのピン配置や電気的特性を規定したDIMM規格のこと。従来のSIMM(Single Inline Memory Module)では表裏の対向する2つの端子に同一の信号が出ているのに対して、DIMMでは異なる信号が出ていることからDIMMと呼ばれる。2007年現在、DIMMと言った場合、多くのパーソナルコンピュータやワークステーションで使用可能なSDRAMを搭載したものを指す。 [種類と互換性] Unbuffered DIMM:チップセットからのアドレス、制御、データ信号が直接DIMM基板上のSDRAMチップに分配接続される形態のDIMM。 Buffered DIMM:アドレス信号と制御信号を、DIMM基板上のレジスタード・バッファ (Registered buffer) と呼ばれるICで一旦受けて整形増幅してから、各SDRAMチップに分配するDIMM規格である。データ信号はバッファされない。Registered DIMMとも呼ばれる。 Fully Buffered DIMM:FB-DIMM(Fully Buffered DIMM)はアドレス、データ、制御信号の全てを一旦DIMM基板上のAMB(high-speed Advanced Memory Buffer)と呼ばれるバッファ内蔵の専用コントローラ・チップで受ける形態のDIMMである。CPU/チップセット側とは、PCI Express(PCIe)に似た少ピンの高速シリアル・インタフェースで接続される。従来のDIMMはスタブのあるバス接続によって複数のモジュールが共有接続されていたが、FB-DIMMでは隣り同士がPoint-to-Point接続によって拡張されるデイジーチェーンによる接続方式となっている。 ・・・ |
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同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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RDIMM | registered buffer |
Registered DIMM | レジスタード・バッファ |
rédʒistəd díː ái ém ém | レジスタードバッファ |
レジスタードDIMM | ・ |
レジスタゥードゥ・ディーアイエムエム | Buffer |
レジスタゥードゥ・ディム | bʌ́fər |
レジスタード・ディム | バゥッファゥー |
レジスタードディム | バッファー |
Registered Memory | [名詞] |
レジスタード・メモリ | 緩衝器 |
レジスタードメモリ | 緩衝装置 |
レジスター付きディム | ・ |
アール ディム | Registered |
アール・ディム | rédʒistəd |
アールディム | レジスタゥードゥ |
・ | レジスタード |
Buffered DIMM | [形容詞] |
Buffered Memory | 登録した |
バッファード・ディム | 登録された |
バッファードゥ・ディーアイエムエム | 登録済みの |
バッファードゥ・ディム | ・ |
バッファード・メモリ | UDIMM |
バッファ付きディム | Unbuffered DIMM |
Unbuffered Memory | |
Unregistered Memory | |
アンバッファード・ディム | |
アンバッファード・メモリ | |
アンレジスタード・メモリ | |
更新日:2023年 6月11日 |