出典: ウォッチドッグタイマー [外語] watchdog timer 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2012/05/07,URL: https://www.wdic.org/ ある装置などが正常に稼働しているかどうかを常時監視するタイマー機能のこと。「番犬タイマー」。 [概要] ある一定時間毎に、相互で何らかの通信を取り合うように作られたもの。この通信が途切れた時点で装置が故障したりハングアップ等の不正動作が発生したことが分かる。 また組み込み用のマイクロプロセッサーでは、処理のハングアップを防止するためにウォッチドッグタイマーを機能として持っているものも多い。 ネットワーク監視、電子計算機稼働監視などの装置に搭載されている。 [特徴] 例えば、ルネサスのプロセッサーであるH8やSuperHなどでは、ハングアップ防止用のウォッチドッグタイマー機能が搭載されている。 プログラム起動後、CPUに待機時間をセットし、機能を有効にする。するとCPUは定期的にカウンターを増分し、一定値を超えるとCPUリセットを発動する。従って有効にした後は、プログラムで定期的にカウンターをクリアするI/Oポートにアクセスし続けねばならない。 I/Oポートへのアクセスはタイマー割り込み処理内でも良いが、ハングアップを検知するという目的を考えると、メインルーチンの実際のループ内の方がより良い。このアクセス処理は、くれぐれも無限ループ内などに置かれないよう、処理方法については検討をする必要がある。 |
出典: ウォッチドッグタイマー 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年4月15日 (日) 06:28 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ウォッチドッグタイマー (watchdog timer) は、コンピュータシステムにおいて定期的に発動することで、システムが機能し続けていることを確認させるためのタイマーである。 [概略] メインのプログラムがハングアップなどの不正な状態に陥ってしまい、規則的なウォッチドッグ操作(「犬をなでる」とも呼ばれる「サービスパルス」の書き込み)が行なわれなかった(タイムアウト)場合に、例外処理が実行される。例外処理は、ハングアップしたシステムを正常動作に戻すことを目的としてシステムをリセットする場合が多いが、電源切断によりシステムを強制停止させるものや電源を切断した後に再投入するものもある。確実さのため、ハードウェアに組み込まれることも多いが、ソフトウェアで実装することが必ずしも無意味ではない。「ハードウェア的には健全に見えるが、ソフトウェア的には機能していないシステム」もまた、異常として検出されねばならず、そのためには何らかのソフトウェアウォッチドッグタイマーが必要である。 ・・・ |
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wɑtʃdɔ̀g táimər | 初期化 |
ワゥッチドァッグ タゥイマゥァー | ウォッチドッグ・リセット |
ワゥッチドァッグ・タゥイマゥァー | ウォッチドッグ機構 |
ウォッチドッグ タイマ | 番犬機能 |
ウォッチドッグ・タイマ | ・ |
ウォッチドッグタイマ | WatchDog |
番犬タイマー | watchdog |
wɑtʃdɔ̀g | |
ワゥッチドァッグ | |
ウォッチドッグ | |
[名詞] | |
番犬 | |
監視者 | |
監視役 | |
見張り番 | |
WD | |
更新日:2022年 1月13日 |