出典: RS-422 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/02/04,URL: https://www.wdic.org/ アメリカ電子工業会(EIA)定めたシリアル転送の物理層インターフェイス仕様。RSは推奨標準であり、厳密には規格ではない。正式な規格名は "ANSI/EIA/TIA-422-B-1994" である。 [機能と特徴] これはANSI/EIA/TIA-449という仕様の一つで、平衡での電気特性を定めた規格ANSI/EIA/TIA-422と、不平衡のANSI/EIA/TIA-423を規定している。不平衡伝送であるRS-423やRS-232Cは送受信に同じグラウンドを用いているが、平衡伝送のRS-422は別々になっている。このためRS-422はノイズに強い転送が可能。最大で10Mbps程度まで可能で、ケーブル長は最大1.54kmまでとなっている。 信号 信号はTTLレベルで、+5V〜+3VがH、+0.4V〜0VがLとなる。<コネクター>RS-422はコネクターの規定が無いため、D-sub 15ピン・9ピン・25ピン・37ピンなど、様々なものが使われている。 ・・・ |
出典: EIA-485 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/12/05,URL: https://www.wdic.org/ アメリカ電子工業会(EIA)により規定された、バス型接続ネットワークシステムの物理層規格。 [概要] EIA-422(いわゆるRS-422)の上位に相当するネットワークシステムで、ISOではISO 8482が相当する。俗にRS-485とも。EIA-485が規定するのは信号レベルの仕様であり、その上位プロトコルや使用するコネクター等は一切規定していない。このため、EIA-485とは明記されていないものでも、実はEIA-485と同様の物理層が使われているものもある。 [技術的特徴] 2線式の平衡伝送で半二重通信を行なう。この一つのライン上に32組のドライバーとレシーバーが接続可能。2線はそれぞれA/Bまたは+/−と呼ばれ、双方向通信をする場合は送受信で計4本の通信線を用いる。例えば、TX+/TX−/RX+/RX−の4本の信号線を使う。物理層は、例えばTTLレベル(0Vと5V)を用い、線同士の電位差は0.2V以上とする。両者の電圧は常に反転されており、Aがマーク状態(5V)であれば、Bはスペース状態(0V)でなければならない。この前提で、+信号線の電圧が−信号線よりも電圧が高ければ「1」、さもなくば「0」とし、データ通信を行なう。 ・・・ |
出典: 平衡接続 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年3月30日 (水) 12:59 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 平衡接続(へいこうせつぞく、balanced line)とは、音響・有線通信回線で、等長、等間隔の2本の電線を利用して電気信号を送る方法で、1本の線に元の信号を、もう1本の線に位相を反転させた(逆位相の)信号を送る(信号が平衡関係にある状態)こと。 差動信号 (differential signaling) ともいう。 2本の電線はどちらも接地されない。耐ノイズ性能が高い伝送方式である。 [コンピュータにおける平衡接続] 基本的な考え方は電話・音響機器などアナログ回路と変わらないが、2値を取る信号の場合は電流の方向を検出することによって実現されている。これには、ノイズの電圧は高いがそれによって生じる電流は小さいと言う特徴から電流の検出で信号を伝達することによりノイズ耐性が高まるなどの利点がある。シングルエンド(不平衡接続)に比べ信号の誤り率が低減されることから、高速な伝送速度が求められる用途で用いられる。これらの分野では差動信号の名で呼ぶことも多い。下記の規格は平衡接続使用が規定されている。 ● HyperTransport ● IEEE 1394、FireWire、i.LINK ● RapidIO ● Digital Visual Interface(DVI) ● High-Definition Multimedia Interface(HDMI) ・・・ |
出典: EIA-422 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年7月20日 (木) 23:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ EIA-422は、「平衡デジタルインタフェース回路の電気的特性」を決める技術標準である。RS-422の公式なもので、今はTIA-422になっている。データ伝送のための平衡伝送ないし差動信号の採用、単方向/無反転、伝送路のターミネートの有無、ポイントツーポイント、マルチドロップなどが定められている。マルチドロップの代わりにマルチポイントであるRS-485と比較して、EIA-422は複数ドライバではなく複数レシーバのみ許している。EIA-422のよくある使い方は、RS-232C拡張としてである。ビデオ編集スタジオでは、すべてのビデオ/オーディオのプレイヤーやレコーダーを中央制御台に接続するための制御信号をつなげるのに使われている。 ・・・ |
出典: EIA-485 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年7月20日 (木) 23:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ EIA-485は、2線式、半二重、マルチポイントシリアル接続を特徴とする、OSI参照モデルでいう所の物理層の電気的仕様である。規格案段階(recommended-Standards)のRS-485ないしRS485のEIA規格となったものである。 [概要] この規格は差動信号を採用している。2線間電圧の違いによってどんなデータを伝送するかを表現する。電圧の一方が「1」レベルであれば、もう一方は「0」レベルを示す。正しい信号であると認識されるには、少なくとも電圧の差は0.2V以上ないといけない。受信側は+12Vから-7Vまでの電圧であれば正しいものと認識する。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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balanced line | Differential |
bǽlənst láin | dìfərénʃəl |
バェラゥンツトゥ ラゥイン | ディファゥレンシャルゥ |
バェラゥンツトゥ・ラゥイン | ディファレンシャル |
バランスト ライン | [名詞] |
バランスト・ライン | 差 |
平衡接続 | 差異 |
へいこうせつぞく | 違い |
平衡方式 | 微分 |
へいこうほうしき | 差動 |
・ | 作動装置 |
differential mode | [形容詞] |
dìfərénʃəl móud | 微分の |
ディファゥレンシャルゥ モーゥドゥ | ・ |
ディファゥレンシャルゥ・モーゥドゥ | Differential SCSI |
ディファレンシャル モード | ディファレンシャルSCSI |
ディファレンシャル・モード | DVI |
ディファレンシャルモード | Digital Visual Interface |
ディファレンシャル方式 | HDMI |
・ | High-Definition Multimedia Interface |
differential signalling | SATA |
dìfərénʃəl sígnəliŋ | シリアルATA |
ディファゥレンシャルゥ シィグナリィング | USB |
ディファゥレンシャルゥ・シィグナリィング | ユニバーサル・シリアル・バス |
ディファレンシャル シグナリング | ・ |
ディファレンシャル・シグナリング | |
差動信号 | |
さどうしんごう | |
・ | |
更新日:2022年 8月10日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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RS-422 | 10Mbps |
ɑ́ːr és fɔr hʌ́ndrəd twénti túː | D-sub25ピン |
アゥー エス フォァ ハゥンドゥレッドゥ トゥウェンティ トゥー | EIA-423 |
アゥ́ー エ́ス・フォ́ァ ハゥ́ンドゥレッドゥ トゥウェ̀ンティ トゥ́ー | EIA-530 |
アール エス フォー ハンドレッド トゥエンティ ツー | MIL-STD-188-114B |
ア́ール エ́ス・フォ́ー ハ́ンドレッド トゥエ̀ンティ ツ́ー | シリアル通信 |
アール エス422 | マルチドロップ接続 |
アール エス よんにーに | 差動信号 |
Recommended Standard 422 | 平衡伝送 |
rèkəméndid stǽndərd fɔr hʌ́ndrəd twénti túː | ・ |
レカゥメンデッドゥ スタェンダゥァードゥ フォァ ハゥンドゥレッドゥ トゥウェンティ トゥー | Recommended |
レカゥメンデッドゥ・スタェンダゥァードゥ・フォァ ハゥンドゥレッドゥ トゥウェンティ トゥー | rèkəméndid |
レ̀カゥメ́ンデッドゥ・スタェ́ンダゥァードゥ・フォ́ァ ハゥ́ンドゥレッドゥ トゥウェ̀ンティ トゥ́ー | レカゥメンデッドゥ |
レコメンディッド スタンダード フォー ハンドレッド トゥエンティ ツー | レ̀カゥメ́ンデッドゥ |
レコメンディッド・スタンダード・フォー ハンドレッド トゥエンティ ツー | レコメンディッド |
レ̀コメ́ンディッド・スタ́ンダード・フォ́ー ハ́ンドレッド トゥエ̀ンティ ツ́ー | レ̀コメ́ンディッド |
ANSI/EIA/TIA-422-B-1994 | [形容詞] |
EIA-422 | おすすめする |
TIA-422 | 勧める |
TIA-422 Electrical Characteristics of Balanced Voltage Differential Interface Circuits | お勧めの |
tíː ái éi iléktrikəl kæ̀rəktərístiks əv bǽlənst vóultidʒ dìfərénʃəl íntərfèis sə́rkəts | 推奨する |
ティー アイ エイ フォァ ハゥンドゥレッドゥ トゥウェンティ トゥー エィレゥクトゥリカォルゥ キャェラゥクタゥリスティクス オァヴ バェラゥンツトゥ ヴォルゥテッジ ディファゥレンシャルゥ インタゥーフェイス サゥーキェットゥ | すいしょうする |
ティー アイ エイ・フォァ ハゥンドゥレッドゥ トゥウェンティ トゥー・エィレゥクトゥリカォルゥ・キャェラゥクタゥリスティクス・オァヴ・バェラゥンツトゥ・ヴォルゥテッジ・ディファゥレンシャルゥ・インタゥーフェイス・サゥーキェットゥ | 推奨される |
ティ́ー ア́イ エ́イ・フォ́ァ ハゥ́ンドゥレッドゥ トゥウェ̀ンティ トゥ́ー・エィレゥ́クトゥリカォルゥ・キャェ̀ラゥクタゥリ́スティクス・オァヴ・バェ́ラゥンツトゥ・ヴォ́ルゥテッジ・ディ̀ファゥレ́ンシャルゥ・イ́ンタゥーフェ̀イス・サゥ́ーキェットゥ | 推薦する |
ティー アイ エー フォー ハンドレッド トゥエンティ ツー エレクトリカル キャラクタリスティクス オブ バランスト ボルテージ ディファレンシャル インターフェース サーキッツ | ・ |
ティー アイ エー・フォー ハンドレッド トゥエンティ ツー・エレクトリカル・キャラクタリスティクス・オブ・バランスト・ボルテージ・ディファレンシャル・インターフェース・サーキッツ | Characteristics |
ティ́ー ア́イ エ́ー・フォ́ー ハ́ンドレッド トゥエ̀ンティ ツ́ー・エレ́クトリカル・キャ̀ラクタリ́スティクス・オブ・バ́ランスト・ボ́ルテージ・ディ̀ファレ́ンシャル・イ́ンターフェ̀ース・サ́ーキッツ | kæ̀rəktərístiks |
ANSI/EIA/TIA-422 | キャェラゥクタゥリスティクス |
ANSI/EIA/TIA-423 | キャェ̀ラゥクタゥリ́スティクス |
キャラクタリスティクス | |
キャ̀ラクタリ́スティクス | |
[名詞] | |
特徴 | |
特性 | |
characteristicの複数形 | |
・ | |
更新日:2024年 2月 3日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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RS-485 | 10Mbps |
RS485 | 32台 |
ɑ́ːr és fɔr hʌ́ndrəd eiti fáiv | 35Mbit/s |
アゥー エス フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイディー ファイヴ | D-sub25ピン |
アゥー エス・フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイディー ファイヴ | EIA-422 |
アゥ́ー エ́ス・フォ́ァ ハゥ́ンドゥレッドゥ エイディー ファ́イヴ | マルチポイント接続 |
アール エス フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | 差動信号 |
アール エス・フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | さどう しんごう |
ア́ール エ́ス・フォ́ー ハ́ンドレッド エイティー ファ́イブ | 平衡型伝送路 |
アール エス485 | へいこうがた でんそうろ |
アール エス よん はち ご | |
Recommended Standard 422 | |
rèkəméndid stǽndərd fɔr hʌ́ndrəd eiti fáiv | |
レカゥメンデッドゥ スタェンダゥァードゥ フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイティー ファイヴ | |
レカゥメンデッドゥ・スタェンダゥァードゥ・フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイティー ファイヴ | |
レ̀カゥメ́ンデッドゥ・スタェ́ンダゥァードゥ・フォ́ァ ハゥ́ンドゥレッドゥ エイティー ファ́イヴ | |
レコメンディッド スタンダード フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | |
レコメンディッド・スタンダード・フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | |
レ̀コメ́ンディッド・スタ́ンダード・フォ́ー ハ́ンドレッド エイティー ファ́イブ | |
EIA-485 | |
ISO 8482 | |
更新日:2024年 1月18日 |