出典: 消磁 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年8月31日 (金) 07:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 消磁(しょうじ、en:Degaussing)とは、不必要な磁性を減少、または除去する処理。Degaussingの名は磁性の分野における初期の研究者カール・フリードリヒ・ガウス(en:Carl Friedrich Gauss)の名前からとられた。磁性にはヒステリシスがあるために、通常は磁性を完全にゼロにするのは不可能である。そこで、消磁は主としてバイアスと呼ばれるとても小さい既知の磁性を生じさせる。 [消磁機能付きモニタ] 現在、消磁はブラウン管のテレビやモニタで最もよく使われる。例えば、多くのモニタはブラウン管面近くに金属板を置き、後部から発射される電子ビームを受ける。シャドーマスクと呼ばれるこの金属板は外部の強い磁場の影響を受けることで画面の変色を引き起こす。この現象を最小化するために、ブラウン管は画面の周りに、消磁コイルと呼ばれる銅線のコイルを持つ。消磁は高速で発振し徐々に振幅が小さくなる磁場をブラウン管内に発生させ、シャドーマスクに帯磁したランダムな微少磁場を取り除く。これにより変色が取り除かれる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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degauss | 消磁コイル |
Degauss | 消磁器 |
degaussing | 色むら |
デガウス | 色ムラ |
消磁装置 | 帯磁 |
しょうじそうち | |
磁気を消す | |
消磁 | |
しょうじ | |
消磁機能 | |
しょうじきのう | |
このページは書きかけのページです | 更新日:2023年 6月26日 |