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ICT用語の意味と同義語

【 「ストレージ・アレイ」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: RAID 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/10/15,URL: https://www.wdic.org/

 複数のハードディスクドライブを一台のハードディスクであるように運用できることにより、一台のディスク容量を増やしたり、冗長性を持たせたりすることができる技術。

[概要]
 RAIDという名は、1987(昭和62)年にカルフォルニア州立大学バークレイ校の3人の学者によって発表された研究論文に由来する。複数のハードディスクを同時に用いることで、容量を増やしたり、冗長性を持たせたり、といった運用が可能となる。例えば、RAIDを用いて一つのデータを複数箇所に保存することにより、ディスク故障などの不測の事態が発生しても、データ自体の命を守ることができる。だが、人為的なミスによるデータ消失までは救うことができない。また地震や火事などの天災やウイルスなどによる物理的な攻撃にも無力である。必要なデータはバックアップを欠かさず行なうことが重要となる。

[種類]
 現在、RAIDは0〜6までの7種類に分類されており、更にRAID0との組み合わせ技術も存在する。
仕様
● RAID0 ‐ ストライピング
● RAID1 ‐ ミラーリング
● RAID2 ‐ ECCエラー検出訂正
● RAID3 ‐ ストライピング(バイト)とパリティドライブ(固定)
● RAID4 ‐ ストライピング(ブロック)とパリティドライブ(固定)
● RAID5 ‐ ストライピング(ブロック)とパリティドライブ(分散)
● RAID6 ‐ ストライピング(ブロック)とパリティドライブ(分散)
組み合わせ
● RAID01 (RAID0+1)
● RAID10 (RAID1+0)
● RAID50 (RAID5+0)
● RAID60 (RAID6+0) ・・・
出典: ディスクアレイ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年11月21日 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ディスクアレイ(米:Storage Array)とは、外部記憶装置のひとつであり、主にサーバ用の外部記憶装置である。ストレージ (Storage) とも呼ばれる。

[概要]
 ディスクアレイは複数の外部記憶装置を搭載し、それらでRAIDを構成して、信頼性の向上や性能の向上を図った装置である。一般的には、外部記憶装置としてハードディスクドライブ (HDD) が用いられる。また、複数台のHDDを構成しているため、大容量であり大型の装置となると一台でペタバイトクラスのデータを保存できる。小型のディスクアレイは、小規模事業者や一般家庭においても徐々に普及しつつある。 ・・・
出典: RAID 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年1月8日 (月) 15:41 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、または Redundant Arrays of Independent Disks、レイド)は、複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用し冗長性を向上させる技術。ディスクアレイの代表的な実装形態で、主に信頼性・可用性の向上を目的として用いられるものである。

[概要]
 1988年にカリフォルニア大学バークレー校のデイビッド・パターソン, Garth A. Gibson, Randy H. Katzによる論文「A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks (RAID)」において提唱された。この論文は、安価で低容量、価格相応の信頼性のハードディスクドライブ (Inexpensive Disk) を用い、大容量で信頼性の高いストレージ(補助記憶装置)をいかに構築すべきかを提案したものである。論文にはハードディスクの構成によって、RAID 1からRAID 5までの5種類を定義している。また、論文では提案されていないが、ストライピングのみの場合も一般的にはRAIDの一種とみなされ、これは冗長性が確保されないことからRAID 0と呼ばれる。はじめに定義された6種類のうち、RAID 2はほとんど利用されず、RAID 3,4もRAID全体の中では少数派である。今日ではRAID 0・RAID 1・RAID 5、およびこれら3方式の組み合わせが用いられている。後にRAID 5を拡張したRAID 6が定義され、RAID 5より耐障害性が必要な場面で利用されている。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

RAID (通信用語の基礎知識)
ディスクアレイ (Wikipedia)
RAID (Wikipedia)



【 ストレージ・アレイ の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
RAID リダ́ンダント
réid [形容詞]
レイドゥ 冗長な
レ́イドゥ 重複する
レイド
レ́イド Array
Redundant Arrays of Inexpensive Disks アゥレイ
ridʌ́ndənt əréiz əv inikspénsive dísks アレー
リィダゥンダゥントゥ アゥレイズ オァヴ イヌクスペンシィヴ デェィスクス əréi(US)
リィダゥンダゥントゥ・アゥレイズ・オァヴ・イヌクスペンシィヴ・デェィスクス アゥレ́イ(US)
リィダゥ́ンダゥントゥ・アゥレ́イズ・オァヴ・イヌクスペ́ンシィヴ・デェィ́スクス アレ́ー(US)
リダンダント アレイズ オブ イネクスペンシブ ディスクス ə́rei(UK)
リダンダント・アレイズ・オブ・イネクスペンシブ・ディスクス アゥ́レイ(UK)
リダ́ンダント・アレ́イズ・オブ・イネクスペ́ンシブ・ディ́スクス ア́レー(UK)
ディスクの冗長配置 [名詞]
安価なディスクの冗長構成アレイ 配列
低価格ディスクの冗長配列 多量
ずらっと並んだもの
Redundant Arrays of Independent Disks ずらっと部品を並べたもの
ridʌ́ndənt əréiz əv ìndipéndənt dísks [他動詞]
リィダゥンダゥントゥ アゥレイズ オァヴ インディペンデントゥ デェィスクス ~を配置する
リィダゥンダゥントゥ・アゥレイズ・オァヴ・インディペンデントゥ・デェィスクス
リィダゥ́ンダゥントゥ・アゥレ́イズ・オァヴ・イ̀ンディペ́ンデントゥ・デェィ́スクス Inexpensive
リダンダント アレイズ オブ インデペンデント ディスクス inikspénsive
リダンダント・アレイズ・オブ・インデペンデント・ディスクス イヌクスペンシィヴ
リダ́ンダント・アレ́イズ・オブ・イ̀ンデペ́ンデント・ディ́スクス イヌクスペ́ンシィヴ
イネクスペンシブ
【 以下関連語 】 イネクスペ́ンシブ
Storage Array [形容詞]
ストレージ・アレイ 安価な
ストレージアレイ 安上がりの
Disk Array
ディスク・アレイ independent
ディスクアレイ ìndipéndənt
インディペンデントゥ
Redundant インデペンデント
ridʌ́ndənt [形容詞]
リィダゥンダゥントゥ 独立した
リィダゥ́ンダゥントゥ 独立的な
リダンダント 独立の

更新日:2024年 3月29日




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