出典: 制御文字 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年1月9日 (木) 16:04 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ コンピューティングと電気通信において、制御文字(せいぎょもじ、英: control character)とは、文字コードの規格で定義される文字のうち、ディスプレイ・プリンター・通信装置などに対して、特別な動作(制御)をさせるために使う文字である。制御キャラクタともいい、情報処理用語規格では「制御機能文字」と呼ばれている。 [ASCII] ASCIIの制御文字には以下のものを含む。 ・・・ DLE バイナリ通信(データそのものに制御文字を含むような通信)であることを表すために使う。DLE自体をバイナリデータに含める場合はDLEを2つ重ねて送信する。データ受信側はDLEが2つ重ねられている場合は、DLEというバイナリデータ(制御文字でなく)を受信したと解釈する。こうしたことは、通常のアプリケーションでは意識しなくてもいいことが多い。しかし、プロトコロルアナライザなどで通信データを表示した場合、DLEが2つ重ねられていることを知らないと、おかしな通信データと誤解しかねない。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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DLE | 通信制御文字 |
Data Link Escape | つうしんせいぎょもじ |
déitə líŋk iskéip | 伝送制御文字 |
デイダァー リィンク エスケイプ | でんそうせいぎょもじ |
デイダァー・リィンク・エスケイプ | 制御文字 |
データ リンク エスケープ | せいぎょもじ |
データ・リンク・エスケープ | 制御キャラクタ |
伝送制御拡張 | せいぎょキャラクタ |
でんそうせいぎょかくちょう | 制御機能文字 |
せいぎょきのうもじ | |
更新日:2023年 6月25日 |