出典: X.400 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年11月11日 (土) 14:58 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ITU-T X.400シリーズ勧告 Message Handling System(MHS、メッセージ通信処理システム)は、電子メールについての標準を定めたものである。インターネットの電子メールの標準として採用されることはなかったが、組織内で使用されたり、独自の商用電子メール製品で採用されたこともある。OSIでは ISO/IEC 10021 Message-Oriented Text Interchange Systems(MOTIS)という名前で標準化されている。MHSとMOTISは一部で細かい差はあるものの、技術的にほぼ同等である。 [歴史] 最初の X.400 勧告が公表されたのは 1984年(Red Book)、大幅に改版されたのが 1988年(Blue Book)である。1992年(White Book)にも改訂と新機能の追加が行われた。X.400 は OSI トランスポートサービス上で動作するよう設計されたが、RFC 1006 によりTCP/IP上で動作できるようになり、それが X.400 の一般的な利用方法となった。 ISOとの共同で開発された X.400 シリーズ勧告は、電子メッセージの交換についてはOSI標準プロトコル群を指定していた。それに付随する F.400 シリーズ勧告では、MHS 上に構築される Message Handling Services を定義していると同時に、MHS と公衆サービス間のアクセスを定義している。1990年代末、ITU-Tは F.400 と X.400 を統合し、F.400/X.400 (06/1999) Message handling system and service overview という勧告を発表した。 ・・・ |
出典: ITU-T 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年6月19日 (金) 22:43 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) は、世界規模で電気通信を標準化することを目的として勧告を作成する国連機関である。 勧告という形が標準となる。4年に1回開催される世界電気通信標準化会議(World Telecommunication Standardization Assembly、WTSA)で活動が決められる。国際電気通信連合の部門の一つで、通信分野の標準策定を担当する「電気通信標準化部門」でもある。旧CCITT(Comite Consultatif International Telegraphique et Telephonique、国際電信電話諮問委員会。以前はTSS、ITU-TSまたはITU-TSSとも言った。 [ITU-T勧告] Tシリーズ勧告 Tシリーズ勧告は、「テレマティークサービス端末」に関する規定を定める。 ・・・ |
出典: ITU-T勧告 [読み] アイティーユーティーかんこく [外語] ITU-T standard 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/01/31,URL: https://www.wdic.org/ 通信方式を定めた規格。 例外もあるが、基本的に記号の最初がVなら電話網を利用したデータ伝送、Xならデータ網に関係する規格を意味する。 [主な規格] 主なV規格 ITU-T V.1:2進表示記号と2状態符号の有意状態との関係 ITU-T V.2:電話回線を使ったデータ伝送の電力レベル ITU-T V.3:国際アルファベットNo.5 ITU-T V.4:公衆電話網でのV.3信号の一般構成 ITU-T V.5:一般交換電話網の同期伝送でのデータ信号速度標準 ITU-T V.6:専用電話回線の同期伝送でのデータ信号速度標準 ITU-T V.8:一般電話回線でデータ通信する際の開始終了手順 ITU-T V.8bis:一般電話回線でデータ通信する際の開始終了手順 ITU-T V.10:不平衡型複流交換回路の電気特性 ITU-T V.11:平衡型複流交換回路の電気特性 ITU-T V.13:アンサバック・ユニットのシミュレータ ITU-T V.15:データ伝送での音響カプリングの利用 ITU-T V.16:医療アナログ・データ伝送用モデム ITU-T V.18:テクスト電話で動作するモデムの動作条件 ITU-T V.19:電話信号周波数を利用したパラレルデータ伝送用モデム ITU-T V.20:一般交換網に接続するパラレ・データ伝送モデム ITU-T V.21-Modem:データ通信規格(Bell 103) (300bps 全二重) ITU-T V.21-Fax:FAX 通信規格(Bell 103) (300bps 全二重) ITU-T V.21ch.2:FAX 通信規格(Bell 103) ITU-T V.22:データ通信規格(Bell 212A) (1200bps 全二重) ITU-T V.22bis:データ通信規格 (2400bps 全二重) ITU-T V.23:データ通信規格 (600/1200bps 半二重) ITU-T V.24:データ端末装置とデータ回線終端装置間の相互接続回路の定義 (RS-232C) ITU-T V.25:モデム間接続の規定 ITU-T V.25bis:モデムのコマンド ITU-T V.26bis:一般電話交換網に接続する2400/1200bpsモデム ITU-T V.17:データ送受信の変調方式(FAX) (14400/12000bps) ITU-T V.27ter:データ送受信の変調方式(FAX) (4800/2400bps) ITU-T V.28不平衡複流相互接続回路の電気特性 ITU-T V.29:4線式専用回線に接続する装置(FAX) (9600/7200bps) ITU-T V.31:接点により制御される単流相互接続回路の電気特性 ITU-T V.32:データ通信規格 (9600bps 全二重) ITU-T V.32bis:データ通信規格 (14400bps 全二重) ITU-T V.32terbo:データ通信規格 (19200bps 全二重)※AT&T Paradyne/Comsphere 3810Plus など※Courier 同士なら 21600bps全二重が可 ITU-T V.34:データ通信規格 (28800bps 全二重):データ通信規格 (33600bps 全二重) V.34+:データ通信規格 (33600bps 全二重):※U.S.Robotics社のCourier V.Everythig等の独自規格 ITU-T V.35:60〜108kHzグループバンド回路 (48000bps) ITU-T V.36:60〜108kHzグループバンド回路 同期通信 ITU-T V.40:エレクトロメカニカル装置を使ったエラー表示 ITU-T V.41:コード独立エラー・コントロール・システム ITU-T V.42:MNP4を含む誤り訂正規格 (LAPM) ITU-T V.42bis:MNP5を含むデータ圧縮規格 (LAPM-V) ITU-T V.44:シリアル通信プロトコル ITU-T V.50:データ伝送の伝送品質に関する標準 ITU-T V.51:データ伝送に使われる国際電話型回路の保守 ITU-T V.52:データ伝送におけるひずみ、誤り率の測定機器の特性 ITU-T V.53:データ伝送を行なう電話型回線のための保守限界 ITU-T V.54:モデムのためのループ・テスト装置 ITU-T V.55:電話型回路のための衝撃的雑音測定器の特性 ITU-T V.56:電話型回路で使用するモデムの比較テスト ITU-T V.57:高速データ信号速度のための汎用データ試験器 ITU-T V.58:VシリーズDCEの管理対象テンプレートの作成 ITU-T V.90:データ通信規格 (上)33600/(下)56000bps 全二重 ITU-T V.92:データ通信規格 (上)48000/(下)56000bps 全二重 ITU-T V.110:ISDNディジタル通信、非同期19200/38400/(57600但し規格外) ITU-T V.120:ISDNディジタル通信、同期64K、バルク転送128K ITU-T V.FC:データ通信規格(Rockwell独自規格) (28800bps 全二重) ITU-T V.pcm:データ通信規格(仮勧告、→V.90) 上33600/下56000bps 全二重 主なX規格 ITU-T X.1:公衆データ網のサービスのための国際ユーザー・クラス ITU-T X.2:公衆データ網の国際ユーザー・ファシリティ ITU-T X.3:公衆データ網のPAD(パケット組立/分解)ファシリティ ITU-T X.4:国際アルファベットNo.5 の一般信号構造 ITU-T X.20:調歩同期式のDTEとDCEのインターフェイス ITU-T X.20bis:調歩同期式のDTEとDCEのV.21互換インターフェイス ITU-T X.21: ・・・ |
【Handling】hǽndliŋ ハェンドゥリィング,ハェ́ンドゥリィング,ハンドリング,ハ́ンドリング, [名詞] 取り扱い,対処,処理,操作,対応, 【Overview】óuvərvjùː オァウヴァーヴュー,オァ́ウヴァーヴュ̀ー,オーバービュー,オ́ーバービュ̀ー, [名詞] 概略,概要,あらまし, |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ITU-T F.400 | メッセッジ オリイェンティッドゥ テクストゥ インタゥーチェインジ シィステムズ |
ái tíː júː tíː éf pɔ́int fɔ́r zíərou zíərou | メッセッジ・オリイェンティッドゥ・テクストゥ・インタゥーチェインジ・シィステムズ |
アイ ティー ユー ティー エゥフ ポイントゥ フォァ ジィーロウ ジィーロウ | メッ́セッジ・オ́リイェンティッドゥ・テ́クストゥ・イ́ンタゥーチェ̀インジ・シィ́ステムズ |
アイ ティー ユー ティー エゥフ・ポイントゥ・フォァ ジィーロウ ジィーロウ | メッセージ オリエンテッド テキスト インターチェンジ システムズ |
ア́イ ティ́ー ユ́ー ティ́ー エゥ́フ・ポ́イントゥ・フォ́ァ ジィ́ーロウ ジィ́ーロウ | メッセージ・オリエンテッド・テキスト・インターチェンジ・システムズ |
アイ ティー ユー ティー エフ ポイント フォー ゼロ ゼロ | メッ́セージ・オ́リエンテッド・テ́キスト・イ́ンターチェ̀ンジ・シ́ステムズ |
アイ ティー ユー ティー エフ・ポイント・フォー ゼロ ゼロ | ・ |
ア́イ ティ́ー ユ́ー ティ́ー エ́フ・ポ́イント・フォ́ー ゼ́ロ ゼ́ロ | MHS |
ITU-T Recommendation F.400 | Message Handling System |
ái tíː júː tíː rèkəməndéiʃən éf pɔ́int fɔ́r zíərou zíərou | mésidʒ hǽndliŋ sístəm |
アイ ティー ユー ティー レカゥメンデイシュン エゥフ ポイントゥ フォァ ジィーロウ ジィーロウ | メッセッジ・ハェンドゥリィング・シィステム |
アイ ティー ユー ティー・レカゥメンデイシュン・エゥフ・ポイントゥ・フォァ ジィーロウ ジィーロウ | メッセージ・ハンドリング・システム |
ア́イ ティ́ー ユ́ー ティ́ー・レ̀カゥメンデ́イシュン・エゥ́フ・ポ́イントゥ・フォ́ァ ジィ́ーロウ ジィ́ーロウ | ネット間メール転送 |
アイ ティー ユー ティー レコメンデイション エフ ポイント フォー ゼロ ゼロ | メーセージ通信システム |
アイ ティー ユー ティー・レコメンデイション・エフ・ポイント・フォー ゼロ ゼロ | 電子メール相互乗り入れシステム |
ア́イ ティ́ー ユ́ー ティ́ー・レ̀コメンデ́イション・エ́フ・ポ́イント・フォ́ー ゼ́ロ ゼ́ロ | ・ |
ITU-T勧告 F.400 | MS |
ITU-T かんこく F.400 | Massage Store |
ITU-T勧告 F.400/X.400 | MSA |
ITU-T かんこく F.400/X.400 | MTA |
F.400/X.400 | ・ |
F.400/X.400(06/99) | ITU-T勧告 |
F.400/X.400(06/1999) | Fシリーズ勧告 |
ITU-T F.400/X.400 | Xシリーズ勧告 |
・ | Red Book |
Message Handling System and Service Overview | Blue Book |
mésidʒ hǽndliŋ sístəm ənd sə́rvəs óuvərvjùː | White Book |
メッセッジ ハェンドゥリィング シィステム エァンドゥ サゥァーヴィス オァウヴァーヴュー | |
メッセッジ・ハェンドゥリィング・シィステム・エァンドゥ・サゥァーヴィス・オァウヴァーヴュー | |
メッ́セッジ・ハェ́ンドゥリィング・シィ́ステム・エァンドゥ・サゥ́ァーヴィス・オァ́ウヴァーヴュ̀ー | |
メッセージ ハンドリング システム アンド サービス オーバービュー | |
メッセージ・ハンドリング・システム・アンド・サービス・オーバービュー | |
メッ́セージ・ハ́ンドリング・シ́ステム・アンド・サ́ービス・オ́ーバービュ̀ー | |
メッセージ処理システムとサービスの概要 | |
・ | |
JIS X 5801 | |
ISO/IEC 10021-1 | |
MOTIS | |
Message-Oriented Text Interchange Systems | |
mésidʒ ɔ́ːriəntid tékst íntərtʃèindʒ sístəmz | |
更新日:2024年 3月19日 |