出典: ゲルマニウムダイオード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年11月10日 (金) 14:59 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ゲルマニウムダイオードは半導体であるゲルマニウムを主原料として用いた半導体ダイオードである。整流、検波用2極真空管(ダイオード)の代替であり、トランジスタを用いた電子回路に用いるべく、トランジスタの登場と、ほぼ同時に登場した。当初は、トランジスタも半導体ダイオードもその主原料はゲルマニウムであったが、ゲルマニウムは希少金属であり高価であること、ゲルマニウムを用いた半導体電子部品は、高温に弱いことから、半田付けによる実装に手間がかかる、熱暴走し易い、電流容量の大きなものは作りにくいなどの理由から、どちらもほどなく、そのほとんどが主原料としてシリコンを用いたものとなった。 [種類] 広く用いられてきたものとして、1N60、SD46、SD60などがある。近年まで多くの種類があったが、需要が減り、そのほとんどが生産されなくなっている。現在秋葉原などの店頭で見かけるゲルマニウムダイオードは1N60やその相当品が大半を占めている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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1N60 | ショットキーバリア・ダイオード |
1N60P | シリコン・ダイオード |
SD46 | 鉱石ラジオ |
SD60 | |
ゲルマニウム・ダイオード | |
ゲルマニウムダイオード | |
点接触型ゲルマニウムダイオード | |
更新日:2021年 5月30日 |