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ICT用語の意味と同義語

【 「中枢」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ブルースクリーン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年11月9日 (金) 13:53 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ブルースクリーン(英語: Blue Screen of Death, BSoD)とは、Microsoft Windowsにおいて、オペレーティングシステム (OS) に何らかの異常が発生した際に表示されるメッセージおよび、その画面全体を指す通称である。青い背景に文字が表示されることからこの名がついた。

[概要]
 OSの特性上、ダメージの進行が進むにつれ、ハードディスクやメモリ、CPUが保持する一時的、または永続的なデータを失う、または意図しないものになる可能性が高くなる。そのため、Windows自身やその他の装置がダメージを負わない状態にするために、ブルースクリーンの様な状態にし、必要な復帰処理状態に入る。大抵の場合、Windowsが必要とするファイルやレジストリデータの欠如および破損、不良メモリモジュールの使用やデバイスドライバなど周辺機器関連のトラブルが主な原因となる。 ・・・

[Windows NT系列のブルースクリーン]
 Windows NT系では9x系列と比べると遥かに安定性が高く、些細なソフトウェアエラーでブルースクリーンを出すなどということはなくなった。Microsoft Windows XP以降はエラー報告機能も実装されており、エラー発生原因の突き止めがより容易になった。その反面、ブルースクリーンが表示されるという事態が発生した場合は、症状によってはOSの再インストールを余儀なくされる深刻なエラーが発生している可能性もある。NT系列でのブルースクリーンは、主にハードウェアトラブルや、デバイスドライバの不具合・バグ・動作不良等によって引き起こされるものが多い。
出典: レイヤー2スイッチ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/08/29,URL: https://www.wdic.org/

 OSI参照モデルにおけるレイヤー2(データリンク層)で判断して動作するスイッチ。略して「L2SW」。

[概要]
 MACアドレスによる経路制御を行ない、無駄なパケットを流さないようにする。スイッチングHUBはこれにあたるが、普通は、より高機能の装置に対してこの名称を用いる。

[特徴]
 高度なものではVLANの設定、ネットワーク統計情報の収集、ポートミラーリング等の機能を持つものもある。原則としてIP層には関与しない。ただし、TCP/IP上のプロトコル(TELNET、SNMP、HTTPなど)を用いて管理できるような機能を持つものもあり、その場合には管理用のIPアドレスを持つことになる。
出典: ノースブリッジ [外語] north bridge 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/11/27,URL: https://www.wdic.org/

 2チップ構成のチップセットにおいて、CPUに接続される側のチップのこと。HOSTブリッジ。

[概要]
用途
 ノースブリッジは、そのCPUの特性に応じた処理を担うプロセッサーである。従って、特定のCPU専用のものとなる。
 基本的には、次のような機能を持っている。
 ● CPUインターフェイス
 ● メモリーインターフェイス
 ● 外部スロット
 ● サウスブリッジインターフェイス
変遷
 CPUに直結されるコントローラーであるため、CPUの進化、仕様変更に伴い、このノースブリッジも徐々に姿を変えていき、そして、最後にはなくなった。
 ノースブリッジの主要な機能は、メモリーコントローラーと外部スロット(PCI Express)であり、このため長く「MCH」(Memory Controller Hub)と呼ばれた。このうち、まずMCHにあるメモリーコントローラー機能がCPUに吸い取られた。このためMCHはその名を失い、結果として「IOH」(I/O Hub)と呼ばれるようになった。 ・・・

[特徴]
 2014(平成26)年現在、上述のように現行のIntel製x86にはノースブリッジ相当が内蔵されているため、単体の部品としては存在しない。以下は在りし日のノースブリッジについて説明している。
CPUインターフェース
 ノースブリッジとCPUを結ぶインターフェイスが必須となるため、用意される。古くx86ではフロントサイドバス(FSB)が使われたが、その後は様々なものが採用された。
メモリーインターフェイス
 当初のIntel製x86プロセッサーはメモリーインターフェイスを持っていないため、ノースブリッジがその機能を担っていた。
 一方、AMD製のAthlon 64やOpteronはメモリーインターフェイスを内蔵しているため、このCPU用のノースブリッジはメモリーインターフェイスを持っていない。
外部スロット
 これを著している時点では、PCI Expressが主力のバスであり、ノースブリッジはこれを提供している。また、ノースブリッジによってはAGPを提供するものもある。かつてはPCIスロットであったが、今ではPCIスロットはレガシーなものとなり、サウスブリッジの担当となっている。
サウスブリッジインターフェイス
 ノースブリッジで処理しないものはサウスブリッジで処理するため、サウスブリッジと接続するためのインターフェイスを持つ。
 古くはPCIをその接続用バスとしていたが、最近のものでは高速化などのため、他の方法が使われる。例えばIntelの場合はDMIを、AMDの場合はHyperTransportを使う。
その他の機能
 ・・・


【 「中枢」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: カーネル [外語] kernel 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/01/02,URL: https://www.wdic.org/

 階層構造化されたオペレーティングシステム(OS)のうち、基幹部分。英語で、中心部、核心の意。

[概要]
 コンピューターシステムの様々な資源(リソース)の管理を行ない、抽象化することでハードウェアとソフトウェア間のやり取りを仲介する。
 また、一つのシステム上で複数のプログラムの実行を助けるために、プロセスの抽象化、プロセス間通信、システムコールの提供などの機能を提供する。
 趣旨は同じでも様々な実現方法があり、これが延いては無数のオペレーティングシステムを生み出す主因となっている。

[構造]
カーネル空間
 メモリー保護がなされている近代的なOSでは、ブートローダーがカーネルプログラムを特権モード(カーネルモード)で実行する。
 カーネルプログラムはメモリーに常駐し、システムとしての機能が必要なときにユーザープログラムから呼び出されることになる。
 メモリー空間の管理はカーネルによって様々ではあるが、大きく、カーネル空間とユーザー空間に分けられることになる。カーネル空間で動作するプログラムは特権があり、ハードウェアを操作することができるが、ユーザー空間で動作するプログラムは特権がないため、必要になり次第、カーネルの所定のシステムコールを呼ぶことになる。
機能
 カーネルの機能に定義があるわけではないが、概ね、次のような機能が提供される。
 ● プロセスの管理
 ● メモリーの管理
 ● デバイスの管理
 ● システムコールの提供
設計
 その機能を提供する方法は様々存在する。現在、次のような設計がよく用いられている。
 ● モノリシックカーネル
 ● マイクロカーネル
 ● ハイブリッドカーネル
 ● ナノカーネル
 ● その他
 一般的な枠組みに入らない「その他」もある。
 シングルタスクのMS-DOSですらカーネル(MSDOS.SYS)は存在するが、中にはカーネルが無いとするuuu(Unununium)なるOS?も存在する。
出典: カーネルパニック [外語] KP: Kernel Panic 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/05/23,URL: https://www.wdic.org/

 オペレーティングシステム(OS)のカーネル内部で、何らかの理由により致命的な問題が生じ、正常状態への復旧が不可能となること。システムクラッシュ。略して「KP」。

[概要]
 オペレーティングシステムでは様々なエラーが生じる。アプリケーションエラーなど目に見えるものから、目に見えないシステム深部でのエラーまで多岐にわたり、うちカーネルパニックはシステム深部で生じるエラーである。システムそのものに支障をきたしていることから、こうなるとシステムは停止し、通常は再起動以外に対処不可能である。

[特徴]
発生後
 UNIXでは、"PANIC:"(UnixWare)、"panic"(FreeBSD)などと画面に表示され、障害部分のダンプが表示される。Microsoft Windowsではいわゆる青画面、9以前のMac OSでは爆弾マークがこれに該当する。
原因
 Androidなどを除いた一般的なUNIXシステムでは、ハードウェア障害などが主な原因で、長く運用していても、なかなか見る機会に恵まれない。但し、妙なドライバーを使った時にはドライバーが原因でパニックが発生することがある。
 Windowsや、かつてのMac OSではソフトウェアによる問題で容易に発生し、見たことが無い人の方が珍しいほど度々目にするものである。
 なお、必ずしもCPU上で動作するOSのカーネル自体の問題だけでなく、マルチプロセッサーシステムの場合は他のプロセッサーがクラッシュした影響がCPUに波及し、カーネルパニックに至ることもある。
出典: カーネルモジュール [外語] kernel module 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/11/06,URL: https://www.wdic.org/

 カーネル空間で動作する、プログラムの部品(モジュール)。ローダブルモジュール、ローダブルカーネルモジュールなどとも呼ばれる。

[概要]
 FreeBSDをはじめとしたPC UNIXや、LinuxのようなUNIX互換システムで採用されている。
 こういったシステムはモノリシックカーネルであるが、全ての機能を一つのバイナリとすることはもはや規模的に現実的でなく、機能毎に分割されるようになった。これがカーネルモジュールであり、その代表例として、いわゆるデバイスドライバーがある。
 このようなプログラムは、機能毎に分割されている。しかし通常のアプリケーションプログラムのようにユーザー空間で動作するのではなく、やはりカーネル空間で動作する、カーネルの一部となる。
 USBメモリーのような比較的新しいストレージデバイスや、無線LANやBluetoothなどのドライバー、あるいはグラフィックカードのドライバーなどは、モジュール化されていることが多い。
 モジュール化されている場合は、プログラムを追加または更新する際に、カーネル全体のビルドが不要となるメリットがある。

[特徴]
Linux
 Linuxの場合は、次のようなコマンドが用意されている。
 ● lsmod ‐ モジュールの一覧
 ● modprobe ‐ モジュールのロード(依存関係を考慮する)
 ● insmod ‐ モジュールのロード(依存関係を考慮しない)
 ● rmmod ‐ モジュールのアンロード
 lsmodでは、モジュール名、サイズ、使用カウント数、必要に応じて参照モジュール名が表示される。
FreeBSD
 FreeBSDの場合は、カーネルを再構築することなく、動的にカーネルモジュールを読み込むための技術としてkldloadが使われている。一般に、/boot/kernel/以下などに格納されている.koの拡張子を持ったファイルがローダブルモジュールで、kldloadで読み込むことが可能(root権限が必要)。
 また、カーネルに動的にリンクされたファイルの情報については、kldstat(2)関数で取得するか、またはkldstat(8)コマンドで表示することができる。 ・・・


【 「中枢」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: スイッチングハブ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月15日 (金) 19:12 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 スイッチングハブ (switching hub) とは、ネットワークにおいて中継をおこなう機器(ハブ)の一種である。

[概要]
 ブリッジと同等の機能がある。従来のリピータハブは、受信したデータ全てを接続された機器に同じように送信してしまうため、機器は自分と関係ないデータも受信してしまう。 また意味のない転送によってネットワークの効率やパフォーマンスを悪化させるうえ、他の機器のデータも受信できてしまうためセキュリティ面の問題などもあった。 しかしスイッチングハブではデータの送り先を解析し、機器に関係あるデータだけを送信するため、上記のようなパフォーマンス悪化やセキュリティの問題が発生しない。ブリッジが2ポート製品から多ポート製品となっていく過程で、従来のリピータと同等の専用機器として定着したものである。 ネットワークスイッチ(ないし単にスイッチ)、レイヤ2スイッチ(L2スイッチ)、LANスイッチとも言う。 ・・・
出典: ノースブリッジ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年7月11日 (木) 14:17 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ノースブリッジ (Northbridge) とは、PC/AT互換機のマザーボードにおいて、かつての2チップ構成のチップセットのうち、CPUに接続される方のチップを言う。ブロック図では上方に位置しており、ブロック図を地図に見立てた場合に北に該当することと、バス間のデータ橋渡しを担う部品であることからこう呼ばれた。もう一方のチップであるサウスブリッジとは初期を除き専用の回路で結ばれ、システム内の比較的広い帯域幅を持つバスや入出力ポートを担当した(対して比較的狭い帯域幅を持つバスやポートとのデータ橋渡しはサウスブリッジの担当)。特定範囲のCPU専用品である。適合するサウスブリッジも特定範囲の製品(チップ)である。CPUフロントサイドバス、メインメモリバス、AGP、PCI Expressバスなどとのインタフェース回路が入っていた。 グラフィックス機能を統合したもの(Integrated Graphics Processor)も存在した。 AMDのOpteron/AMD FX/Phenom/Athlon(K9~)やインテルのIntel Core iシリーズでは、CPUがメモリインタフェースを持つため、それらのためのノースブリッジにはメモリインターフェースは含まれていない。 ・・・
出典: カーネル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年7月1日 (木) 22:59 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 カーネル(英: kernel)は、階層型に設計されたオペレーティングシステム (OS) の中核となる部分で、アプリケーションとハードウェアの架け橋である。具体的には、システムのリソースや、ハードウェアとソフトウェアの連携を管理する。その他、通信制御も行う事が多い。
 オペレーティングシステムの基本コンポーネントとして、カーネルはメモリ、CPU、入出力を中心としたハードウェアを抽象化し、ハードウェアとソフトウェアがやり取りできるようにする。また、ユーザープログラムのための機能として、プロセスの抽象化、プロセス間通信、システムコールなどを提供する。 ・・・

[概要]
 全てではないが、多くのオペレーティングシステム (OS) はカーネルを内包する。ハードウェアとソフトウェアの間の通信を管理するソフトウェアとしてのカーネルは、性能、メモリ効率、セキュリティ、プロセッサのアーキテクチャなどが複雑に絡んだ問題への妥協的解答である。
 多くの場合、ブートローダーがカーネルを特権モードのプロセスとして起動する。しかし、初期化が完了すると、カーネルはいわゆるプロセスとしては存在せず、ディスクアクセスなどの高い特権レベルを必要とする処理を必要としたときにユーザプログラムから呼び出される機能の集合体として存在することになる。カーネルの処理の流れはユーザープロセスの処理の流れの延長上にあり、システムコールによってカーネルに処理が渡り、終了するとユーザーに戻っていく。 ・・・


【 「中枢」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: カーネル空間 [外語] kernel space 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/04/02,URL: https://www.wdic.org/

 オペレーティングシステム(OS)のカーネルが稼働しているアドレス空間のこと。

[概要]
 オペレーティングシステムにも様々なものがあるが、一般的なものは二つの「層」に分けることができる。
 そのうち下位の層にあり、よりハードウェアに近い処理、機能を担うのがカーネルで、このカーネルが動作する層をカーネル空間と呼ぶ。対するはユーザー空間である。

[特徴]
空間の分離
 アドレス空間をどのように分けて扱うかは、OSごとに様々である。パーソナルコンピューター用OSと、組み込み機器用OSとでは、CPUの違いなどもあり、かなり構造が異なる。
 組み込み用の例
 組み込み用の例として、SuperH用のNetBSDの実装を説明する。 ・・・
 i386の例
 パーソナルコンピューター用のLinux/i386やFreeBSD/i386の場合、仮想アドレス空間4Giバイトを二分割し、次のようにしている。
 ● 0x00000000〜0xbfffffff ‐ ユーザー空間 (3Giバイト)
 ● 0xc0000000〜0xffffffff ‐ カーネル空間 (1Giバイト)
 実際の物理メモリーはこれよりも少ないことから、OSが、仮想アドレスを適当な物理アドレスへとマッピングすることになる。従って、仮想空間上は有効なページであっても、そのページに物理メモリーが割り当てられているとは限らない。
 ディスクドライブのファイルブロックやSWAPを指していたり、あるいは実際にアクセスされたときに0クリアされたメモリーを割り当てる指定になっていることもある。
プログラム
 カーネル空間のプログラミングは、ユーザー空間とは異なっている。標準関数の一切は、基本的に利用できず、別途カーネル用の関数が用意される。
 例えば、printfが使えないカーネルは多い。mallocも、一応使えるが引数などが全く違っている。
 カーネル空間用のプログラムを書くときには、その作法を知らねばならない。

[相互のやりとり]
通知
 ユーザー空間→カーネル空間
 ユーザー空間からカーネル空間に通知をする場合、次のような方法がよく使われる。
 ● /dev以下にデバイスを作り、ioctlしてもらう (古典的な方法)
 ● sysfsでデバイスを作り、read/writeしてもらう (近代的なLinuxで一般的な方法)
 カーネル空間→ユーザー空間
 ・・・
出典: CPUモード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月30日 (土) 15:03 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 CPUモード(プロセッサモード、特権レベル)とは、コンピュータのCPUの動作モードであり、CPUが実行できる操作を制限するものである。

[モードの種類]
 複数の動作モードを持つCPUでは、そのうちの少なくとも1つは完全に無制限のCPU動作を許す。この無制限のモードを通常カーネルモード(あるいはスーパーバイザーモード、特権モード)と呼ぶ。他のモードは通常ユーザーモードと呼ばれるが、別の名で呼ばれることもある(「スレーブモード」など)。
 カーネルモードでは、CPUはそのアーキテクチャの全ての操作が可能である(ハードウェア構成によっては不可能な操作もありうる)。任意の命令を実行でき、入出力操作を開始でき、全メモリ空間にアクセス可能である。他のCPUモードでは、ハードウェアによってCPUの動作に制限が加えられる。典型的には、一部の命令が実行できなくなり、入出力操作ができなくなり、メモリ空間の一部にアクセスできなくなる。通常、ユーザーモードでのCPUの機能はカーネルモードでの機能のサブセットであるが、場合によっては(例えば他のアーキテクチャのハードウェアをエミュレーションしている場合など)、カーネルモードのサブセットとは言えない全く異なった機能になっていることもある。 ・・・
出典: カーネルパニック 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年4月30日 (金) 03:51 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 カーネルパニック (kernel panic; KPとも呼ばれる) とは、コンピュータのオペレーティングシステムのカーネルが内部の致命的なエラーを検出したときに取る安全対策である。このエラーでは、安全に回復できないか、システムを実行し続けることができず、大規模なデータ損失のリスクが大幅に高くなる。この用語は主にUnixおよびUnixライクなシステムに特有のものである。Microsoft Windowsオペレーティングシステムの場合、これに相当する用語は「ストップエラー」であり、Windowsの初期バージョンでは青背景でバグチェック画面が表示され、バグチェックコードが表示される (口語的には「死のブルースクリーン」またはBSoDとして知られている)。

[歴史]
 Unixカーネルは、障害検出メカニズムとしてアサーションを用いて、内部の一貫性と実行時の正確性を維持する。基本的な前提は、ハードウェアとソフトウェアが正しく動作し、アサーションが失敗するとパニックが発生する、つまりシステムの全ての活動が自発的に停止することである。カーネルパニックはUnixの初期バージョンで導入され、Unixとその前身であるMulticsの設計思想の間に大きな違いを示した。 ・・・


【 「中枢」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: Kernel Patch Protection 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年9月11日 (水) 15:12 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Kernel Patch Protection (カーネル・パッチ・プロテクション、KPP)とは、Microsoft Windowsの64ビット (x64) 版が持つ、カーネルへのパッチの適用を妨ぐ機構で、一般にはPatch Guard (パッチ・ガード)の名称で知られる。2005年のx64版Windows XPと同Windows Server 2003 Service Pack 1で最初に搭載された。
 ここで言及する「カーネルへのパッチの適用」(以下「カーネル・パッチング」と表記する)とは、Windowsオペレーティングシステムの中枢コンポーネントまたはカーネルに対して、サポートされない(非公式な)修正を意味するものである。このような修正は、システムのセキュリティと信頼性を大きく損ねるものである為、マイクロソフトによって全くサポートされない。しかしながら、マイクロソフトは推奨しないものの、Windowsのx86版でのカーネル・パッチングは技術的に可能である。しかし、x64版のWindowsにおいて、マイクロソフトはカーネル・パッチングを技術的に阻害する仕組みを導入することを決定した。

[技術概略]
 ・・・ x64版Windowsでは、マイクロソフトはドライバが改変可能か不可であるかの制限を強制することを決断した。Kernel Patch Protectionはこれらの制限を強制するための技術である。これはカーネルの保護システム構造が改変されていないことを定期的にチェックする。改変が検出されると、Windowsはバグチェックを開始してブルースクリーンを表示および再起動し、システムをシャットダウンする。 ・・・
出典: Kernel-based Virtual Machine 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年3月7日 (土) 05:21 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Kernel-based Virtual Machine (KVM) は、Linuxカーネルをハイパーバイザとして機能させるための仮想化モジュールである。Linuxカーネルのメインラインにバージョン2.6.20でマージされ、このカーネルは、2007年2月5日にリリースされた。KVMは、VTやAMD-Vなどのハードウェアの仮想化拡張を必要とする。KVMは、他のオペレーティングシステム (OS) であるFreeBSDやillumosにも、ローダブル・カーネル・モジュールの形態で移植されている。
 KVMはもともとx86プロセッサ向けに設計されたが、後にS/390、PowerPC、IA-64、ARM向けにも移植されている。 ・・・

[歴史]
 KVMの開発は、テクノロジーのスタートアップであるQumranetで、Avi Kivityにより始められた。Qumranetは、2008年レッドハットに買収された。
 KVMは、Linuxカーネルのメインラインにバージョン2.6.20でマージされた。このLinuxカーネルは、2007年2月5日にリリースされた。
 KVMは、Paolo Bonziniによりメンテナンスされている。 ・・・
出典: ローダブル・カーネル・モジュール 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月22日 (金) 20:12 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

ローダブル・カーネル・モジュール(英: loadable kernel module, LKM)は、オペレーティングシステム (OS) の動作中のカーネルを拡張するコードを含むオブジェクトファイル。現行Unix系システムの多くやMicrosoft Windowsはローダブル・カーネル・モジュールをサポートしているが、呼称はそれぞれ異なる。例えばmacOSでは"kernel extension" ("kext") と呼ぶ。他にもカーネル・ローダブル・モジュール (KLM) やカーネルモジュール (KMOD) とも呼ばれる。LKMは一般にCPUやM/Bなど新しいハードウェアやファイルシステムのサポート、通信プロトコル、システムコールを追加するために利用される。LKMの提供する機能が不要になれば、アンロードしメモリを解放することができる。 ・・・


【 「中枢」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: アウトレットモール 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年8月28日 (水) 06:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 アウトレットモール(英: outlet mall、または、outlet centre)とは、1980年代にアメリカ合衆国で誕生した新しい流通業(小売業)の形態で、主にいわゆる「メーカー品」(通常、メーカーのブランド名を表示したもの)や、「高級ブランド品」(通常、百貨店などで高額でも購入者がつき、販売可能なもの)を低価格で販売する複数のアウトレット店舗を一箇所に集めモールを形成したショッピングセンターのこと。

[概要]
 アウトレット(outlet)とは、英語で水や煙などの排出口をあらわす言葉である。商業施設のアウトレットとは「工場から直接出てきたもの(ファクトリー・アウトレット)」を意味する。もともとアメリカの流通業界において、ブランド・メーカーの衣料品やアクセサリーなどの、流行遅れ商品や通販のクーリングオフ品、実用上は問題のない欠格品(いわゆる「半端もの」「訳あり品」「棚ずれ品」など)を処分するために、工場や倉庫の一角に「アウトレットストア」と呼ばれる在庫処分店舗が存在していた。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

ブルースクリーン (Wikipedia)
カーネルパニック (通信用語の基礎知識)
レイヤー2スイッチ (通信用語の基礎知識)
ノースブリッジ (通信用語の基礎知識)
カーネルモジュール (通信用語の基礎知識)
カーネル (通信用語の基礎知識)
ユーザー モードとカーネル モード (Microsoft)
Kernel-based Virtual Machine (Wikipedia)
カーネルパニック (Wikipedia)
カーネル空間 (Wikipedia)
Kernel Patch Protection (Wikipedia)
スイッチングハブ (Wikipedia)
ノースブリッジ (Wikipedia)
ローダブル・カーネル・モジュール (Wikipedia)
アウトレットモール (Wikipedia)
カーネル (Wikipedia)
CPUモード (Wikipedia)



【 中枢 の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
Ethernet Switch L2スイッチ
í:θənèt swítʃ layer 2 switch
イーサゥネットゥ スウィッチ léiər túː swítʃ
イーサゥネットゥ・スウィッチ レゥイヤゥァー トゥー スウィッチ
イ́ーサゥネッ̀トゥ・スウィッ́チ レゥイヤゥァー・トゥー・スウィッチ
イーサネット スイッチ レゥ́イヤゥァー・トゥ́ー・スウィッ́チ
イーサネット・スイッチ レイヤー ツー スイッチ
イ́ーサネッ̀ト・スイッ́チ レイヤー・ツー・スイッチ
Ethernetスイッチ レ́イヤー・ツ́ー・スイッ́チ
レイヤ2スイッチ
LAN switch
LANスイッチ 【 以下関連語 】
network switch Hub
nétwə̀ːrk swítʃ hʌ́b
ネットゥワゥァーク スウィッチ ハゥブ
ネットゥワゥァーク・スウィッチ ハゥ́ブ
ネッ́トゥワゥァ̀ーク・スウィッ́チ ハブ
ネットワーク スイッチ ハ́ブ
ネットワーク・スイッチ [名詞]
ネッ́トワ̀ーク・スイッ́チ 中心
ネットワークスイッチ 車輪の中心部分
SW 中枢
switch 中央
ネットワーク集線装置
Switching HUB
swítʃiŋ hʌ́b layer
スウィチング ハゥブ léiər
スウィチング・ハゥブ レゥイヤゥァー
スウィ́チング・ハゥ́ブ レゥ́イヤゥァー
スイッチング ハブ レイヤー
スイッチング・ハブ レ́イヤー
スイッ́チング・ハ́ブ [名詞]
スイッチングハブ
スイッチングHUB 地層
スイッチ型ハブ 積み重ね
アクセス・スイッチ
アクセススイッチ L3スイッチ
スウィッチ
L2 switch
L2SW リピータ・ハブ

更新日:2024年 1月18日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
GMCH Graphics
dʒ́iː ém síː éitʃ grǽfiks
ジィー エィム シィー エイチ グラェフェックス
ジィ́ー エィ́ム シィ́ー エ́イチ グラェ́フェックス
ジー エム シー エイチ グラフィックス
ジ́ー エ́ム シィ́ー エ́イチ グラ́フィックス
Graphics And Memory Controller Hub [名詞]
Graphics Memory Controller Hub 画像
grǽfiks méməri kəntróulər hʌ́b グラフィックス
グラェフェックス メモゥリー コァントゥロウラゥァー ハゥブ
グラェフェックス・メモゥリー・コァントゥロウラゥァー・ハゥブ
グラェ́フェックス・メ́モゥリー・コァントゥロ́ウラゥァー・ハゥ́ブ Hub
グラフィックス メモリー コントローラー ハブ hʌ́b
グラフィックス・メモリー・コントローラー・ハブ ハゥブ
グラ́フィックス・メ́モゥリー・コントロ́ーラー・ハ́ブ ハゥ́ブ
ハブ
i810 ハ́ブ
i815 [名詞]
i830M 車輪の中心部分
i845G 中枢
中心
Northbridge 中央
nɔ́rθbridʒ ネットワーク集線装置
ノウァスゥブリッジ
ノ́ウァスゥブリッジ MCH
ノースブリッジ グラフィックス・アクセラレーター
ノ́ースブリッジ グラフィックス・アクセラレーター機能



























更新日:2023年 9月22日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 3 >
同義語・類義語 関連語・その他
kernel nucleus
kə́rnl núːkliəs
カゥーナゥルゥ ヌークリィアス
カゥ́ーナゥルゥ ニュークリアス
カーネル [名詞]
カ́ーネル 中心部
[名詞]
OSカーネル かく
OSの核 kaku
OSの核心部 原子核
OSの核心部分 げんしかく
OSの基本機能 kenshikaku
OSの中枢部分
制御プログラム

かく
kaku
中核
中心部
ちゅうしんぶ
cyuushinbu
核心
中枢
ちゅうすう
cyuusuu
核部分
基幹部分



























更新日:2023年 6月28日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 4 >
同義語・類義語 関連語・その他
kernel memory kernel space
kə́rnl méməri kə́rnl spéis
カゥーヌルゥ メモゥリー カゥーヌルゥ スぺイス
カゥーヌルゥ・メモゥリー カゥーヌルゥ・スぺイス
カゥーナゥルゥ メモゥリー カーネル スペース
カゥーナゥルゥ・メモゥリー カーネル・スペース
カーネル メモリ カーネル空間
カーネル・メモリ
カーネルメモリ kernel

kə́rnl

カゥーヌルゥ

カゥーナゥルゥ

カーネル

[名詞]

中心部

核心

中枢

核部分

OSの中枢部分











































更新日:2022年 7月15日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 5 >
同義語・類義語 関連語・その他
kernel mode User mode
kə́rnl móud ユーザー モード
カゥーナゥルゥ モーゥドゥ ユーザー・モード
カゥーナゥルゥ・モーゥドゥ ユーザーモード
カーネル モード
カーネル・モード kernel
カーネルモード kə́rnl
カゥーナゥルゥ
Supervisor mode カーネル
súːpərvàizər móud [名詞]
スーパゥーァヴァイザァ モーゥドゥ 中心部
スーパゥーァヴァイザァ・モーゥドゥ 核心
スーパーバイザー モード 中枢
スーパーバイザー・モード 核部分
スーパーバイザーモード OSの中枢部分
特権モード

















































更新日:2022年 8月 1日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 6 >
同義語・類義語 関連語・その他
KMD kernel
Kernel Mode Driver kə́rnl
Kernel-Mode Driver カゥーヌルゥ
kə́rnl móud dráivər カーネル
カゥーヌルゥ モーゥドゥ ドゥライヴァー [名詞]
カゥーヌルゥ・モーゥドゥ・ドゥライヴァー OSの中枢部分
カーネル モード ドライバー 中心部
カーネル・モード・ドライバー 核心
カーネル モード ドライバ 中枢
カーネル・モード・ドライバ
カーネルモードドライバ



























































更新日:2022年 8月 1日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 7 >
同義語・類義語 関連語・その他
KP kernel
kernel panic kə́rnl
kə́rnl pǽnik カゥーヌルゥ
カゥーナゥルゥ パェネィック カゥーナゥルゥ
カゥーナゥルゥ・パェネィック カーネル
カーネル パニック [名詞]
カーネル・パニック 中心部
カーネルパニック 核心
panic 中枢
PANIC: OSの中枢部分


panic

pǽnik

パェネィック

パニック

[名詞]

恐怖

[自動詞]

慌てる

うろたえる


ブルー・スクリーン

BSoD

Blue Screen Of Death

死のブルースクリーン































更新日:2022年 2月14日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 8 >
同義語・類義語 関連語・その他
KPP Protection
Kernel Patch Protection prətékʃən
kə́rnl pætʃ prətékʃən プロテクシュン
カゥーヌルゥ パェッチ プロテクシュン プロテクション
カゥーヌルゥ・パェッチ・プロテクシュン [名詞]
カーネル パッチ プロテクション 保護
カーネル・パッチ・プロテクション 保護すること
カーネルパッチプロテクション 防護
Patch Guard 補償
pætʃ gɑrd
パェッチ ガゥーァドゥ Kernel
パェッチ・ガゥーァドゥ kə́rnl
パッチ ガード カゥーヌルゥ
パッチ・ガード カーネル

[名詞]

OSの中枢部分

中心部

核心

中枢

核部分


Patch

pætʃ

パェッチ

パッチ

[名詞]

ソフトウェアの修正モジュール

つぎあて

つぎはぎ用あて布

パッチあて

[他動詞]

~につぎをあてる

ソフトウェアにパッチをあてる















更新日:2023年 8月24日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 9 >
同義語・類義語 関連語・その他
KVM Kernel
kéi ví: ém kə́rnl
ケイ ヴィー エム カゥーヌルゥ
ケー ブイ エム カゥーナゥルゥ
Kernel-based Virtual Machine カーネル
kə́rnl béist və́ːrtʃuəl məʃín [名詞]
カゥーヌルゥ ベイストゥ ヴァーチュアル マィシィーン 中心部
カゥーヌルゥ・ベイストゥ・ヴァーチュアル・マィシィーン 核心
カーネル ベースト バーチャル マシーン 中枢
カーネル・ベースト・バーチャル・マシーン 核部分

OSの中枢部分



























































更新日:2023年 1月 6日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 10 >
同義語・類義語 関連語・その他
LKM loadable
loadable kernel module lóudəbl
lóudəbl kə́rnl mɑ́dʒuːl ロゥウダゥボァルゥ
ロゥウダゥボァルゥ カゥーヌルゥ マォジュールゥ ローダブル
ロゥウダゥボァルゥ・カゥーヌルゥ・マォジュールゥ [形容詞]
ローダブル カーネル モジュール ロード可能な
ローダブル・カーネル・モジュール
ローダブル・モジュール kernel
kə́rnl
kext カゥーヌルゥ
kernel extension カーネル
kə́rnl iksténʃən [名詞]
カゥーヌルゥ・エクステンシュン 中心部
カーネル エクステンション 中枢
カーネル・エクステンション 核部分
OSの中枢部分
KLM
kə́rnl lóudəbl mɑ́dʒuːl Module
カゥーヌルゥ・ロゥウダゥボァルゥ・マォジュールゥ mɑ́dʒuːl
カーネル ローダブル モジュール マォジュールゥ
カーネル・ローダブル・モジュール モジュール
[名詞]
KMOD 構成単位
Kernel Module 基本単位
カーネル・モジュール 規格部品の集まり
カーネルモジュール プログラムの部品


extension

iksténʃən

エクステンシュン

エクステンション

[名詞]

伸長

拡張

拡張子

拡張機能









更新日:2022年 4月14日




【 中枢 の同義語と関連語 】
< 11 >
同義語・類義語 関連語・その他
outlet 中古品
áutlèt 展示品
アウトゥレゥットゥ 在庫処分
アウトレット
ファクトリー・アウトレット mall
出口 mɑl
はけ口 モールゥ
排出口 モール
メーカー直販 [名詞]
工場直売 大ショッピング・センター
直販 ショッピング・モール
直接販売 ショッピング・センター
棚ずれ品 大規模商店街
半端もの
訳あり品 center
centre
outlet centre séntə
outlet mall センタゥーァ
áutlèt mɑl センター
アウトゥレゥットゥ モールゥ 中心
アウトゥレゥットゥ・モールゥ 中枢
アウトレット モール 集中する
アウトレット・モール
アウトレットモール
アウトレットストア































更新日:2022年10月11日




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