出典: スポラディックE層 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年7月24日 (水) 16:17 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ スポラディックE層(スポラディックイーそう、Es層、略称はEスポ、または、Es、英語:Sporadic E layer)とは春から夏ごろにかけて、主に昼間に上空約100km付近に局地的に突発的(スポラディック)に発生する特殊な電離層である。 Eスポの電子密度が極度に高い場合は、F層でも反射できないVHF(Very High Frequency)帯の電波をも反射するという特殊な性質がある。 [発生時の状況] 伝搬状況 VHF(周波数が30MHz以上300MHz未満の電波)以上の電波は、通常は、直接波ないし直接の反射波が届く近距離には強力に伝播する。その電界強度は、送信地点から受信地点間の距離が離れるにつれて弱くなるので、見通し距離外の遠距離へは伝播しない。この特性のため、VHF/UHF電波は、通常、近距離間の通信・放送に使われている。 ところが、スポラディックE層と呼ばれる、極度に電子密度の高くなった特殊な電離層が発生すると、VHF帯の電波をも反射する。 この特性のため、通常は電離層を突き抜けてしまうVHF電波が、スポラディックE層から反射されて地上に戻ってくるという異常伝播現象が起こる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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スポラディックE層 | Sporadic |
Es | spərǽdik |
Es層 | スプゥラェデック |
Eスポ | スポラディック |
Sporadic E layer | [形容詞] |
spərǽdik íː léiər | 散発的な |
スプゥラェデック イー レゥイアゥー | 突発的な |
スプゥラェデック・イー・レゥイアゥー | 散発性の |
スポラディック イー レイヤー | 突発性の |
スポラディック・イー・レイヤー | 時々起こる |
スポラディックイーそう | |
このページは書きかけのページです | 更新日:2023年 1月 6日 |