出典: ツイストペアケーブル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月5日 (火) 07:16 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ツイストペアケーブル(Twisted pair cable、ツイステッドペアケーブル)は、撚り対線(よりついせん)とも言い、電線を2本対で撚り合わせたケーブルである。単なる平行線よりノイズの影響を受けにくい。TPケーブルと言う場合もある。古くからある技術であり電話線などに用いられてきたが、近年ではイーサネットの特にLANでの配線に使われる例がよく知られている。 [概要] 平衡接続による通信の運用では、二本のワイヤは同量で逆向きの信号を伝え、受信側は二本の差分を検出する。これはディファレンシャルモード(差動モード)転送として知られる。ノイズ源はノイズ信号をワイヤに電気的または磁界による結合によって導入するが、それは両方のワイヤに等しく結合する傾向にある。このようにコモンモード信号として発生したノイズは、受信側では差動信号が取り込まれる際にキャンセルされる。 ・・・ |
出典: ツイストペアケーブル 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/12/08,URL: https://www.wdic.org/ 2本の被覆付き導線をねじってよりあわせた信号伝達用導線。このように撚り合わせることをツイストペアという。これを多数束ねて多芯ケーブルにしたものもある。 [概要] ツイストペアとすることでノイズの影響が少なくなるという利点がある。通信用ケーブルとしては同軸ケーブルに比べて伝送損失が多く、あまり高速な信号の伝送には向かないが、構造が簡単で比較的ノイズに強いため、USBケーブルやEthernet用のケーブルなどに使われている。他にも、ノイズ輻射が少ないことから、ノイズ低減要求の厳しい箇所(例えばCPU冷却ファン部)の電源線などにも使われることがある。 [特徴] シールドされていないUTPと、シールドされたSTPの二種類がある。 |
出典: カテゴリー5 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/11/13,URL: https://www.wdic.org/ EIA/TIA-568-Aで規定されるツイストペアケーブルの規格の一つで、最大周波数100MHz以内の通信に利用できる。 ISO/IEC 11801やJIS X 5150では「クラスD」に対応する。 [特徴] カテゴリー4のケーブルの用途のほか、100BASE-TX、155Mbps ATM、CDDIなどで使われている。 |
【twist】twíst トゥウィストゥ,トゥウィ́ストゥ,ツイスト,ツイ́スト, [他動詞] 糸や線をよる,~をより合わせる,~をより合わせる,[名詞] ねじること,よること,[自動詞] より合わせる, 【Twisted】twístəd トゥウィステッドゥ,トゥウィ́ステッドゥ,ツイステッド,ツイ́ステッド, [形容詞] ねじれた,歪んだ, 【pair】pɛ́ər ペアゥーァ,ペ́アゥーァ,ペア,ペ́ア, [名詞] 一対,一組,対,2本の線をより合わせたもの,[他動詞] 一組にする,[自動詞] 組み合わせる, |
出典: カテゴリー5ケーブル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2015年8月17日 (月) 07:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ カテゴリー5ケーブル(英: Category 5 cable)は、高速信号転送のためのツイストペアケーブルの規格である。カテゴリー5の上位規格としてカテゴリー5eがある。主にイーサネットなどのコンピュータネットワークでの構内配線に使われるが、他にも電話、トークンリング、ATMなどにも使われることがある(短距離であれば、最高 155Mbit/s の転送が可能)。基本的にシールドされていないUTPケーブルが殆どで、EIA/TIA規格上もUTPのみであるが、一部、エンハンスドカテゴリー5(Cat5E)のSTPケーブルも市販されている。Cat5EのSTPケーブルはメーカー独自規格であり、工場など強いノイズ発生源がある場合の対策に使われる。一般でのSTPケーブルの使用は機器側対策も含め注意が必要である。 [解説] カテゴリー5:カテゴリー5ケーブルでは、4組の撚線対が一本のケーブル被覆内に収められている。各撚線対は平衡接続になっており、外部や他の撚線対からの干渉(漏話)があっても高S/N比を維持できる。主に 100BASE-TX イーサネットなどの 100Mbit/s のネットワークで使われるが、IEEE 802.3ab では 1000BASE-T をカテゴリー5ケーブル上で使う規格を定義している。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Twist Pair Cable | ʌnʃíːldid twístəd pɛ́ər kéibl |
twíst pɛ́ər kéibl | アンシールデッドゥ トゥウィステッドゥ ペアゥァー ケイボルゥ |
トゥウィストゥ ペアゥァー ケイボルゥ | アンシールデッドゥ・トゥウィステッドゥ・ペアゥァー・ケイボルゥ |
トゥウィストゥ・ペアゥァー・ケイボルゥ | ア̀ンシィ́ールデッドゥ・トゥウィ́ステッドゥ・ペ́アゥァー・ケ́イボルゥ |
トゥウィ́ストゥ・ペ́アゥァー・ケ́イボルゥ | アンシールデッド ツイステッド ペアー ケーブル |
ツイスト ペア ケーブル ケーブル | アンシールデッド・ツイステッド・ペアー・ケーブル |
ツイスト・ペア・ケーブル・ケーブル | ア̀ンシ́ールデッド・ツイ́ステッド・ペ́ア・ケ́ーブル |
ツイ́スト・ペ́ア・ケ́ーブル | UTPケーブル |
ツイストペアケーブル | 非シールドより対線 |
TPケーブル | ・ |
ツイストペア線 | |
撚り対線 | |
より対線 | |
よりついせん | |
・ | |
Twisted pair cable | |
twístəd pɛ́ər kéibl | |
トゥウィステッドゥ ペアゥァー ケイボルゥ | 【 以下関連語 】 |
トゥウィステッドゥ・ペアゥァー・ケイボルゥ | 10BASE-T |
トゥウィ́ステッドゥ・ペ́アゥァー・ケ́イボルゥ | 10BASE規格 |
ツイステッド ペア ケーブル | イーサネット |
ツイステッド・ペア・ケーブル | テンベースティー |
ツイ́ステッド・ペ́ア・ケ́ーブル | 銅線ケーブル |
ツイステッドペアケーブル | ・ |
より対線ケーブル | Shielded Twist Pair |
copper twisted pair cable | STP |
Ethernetケーブル | STPケーブル |
LANケーブル | シールド付きより対線 |
・ | ・ |
UTP Cable | |
júː tíː píː kéibl | |
ユー ティー ピー ケイボルゥ | |
ユー ティー ピー・ケイボルゥ | |
ユ́ー ティ́ー ピ́ー・ケ́イボルゥ | |
ユー ティー ピー ケーブル | |
ユー ティー ピー・ケーブル | |
ユ́ー ティ́ー ピ́ー・ケ́ーブル | |
・ | |
Unshielded Twist Pair Cable | |
Unshielded Twisted Pair Cable | |
更新日:2024年 5月17日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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カテゴリー5ケーブル | 1000BASE-T |
ANSI/TIA/EIA-568-A | 100BASE-TX |
EIA/TIA-568-A | CAT5e |
ISO/IEC 11801 | LAN cable |
JIS X 5150 | LANケーブル |
クラスD | UTP |
CAT.5 | イーサネット・ケーブル |
Cat.5 | イーサネットケーブル |
CAT5 | カテゴリ5e |
Cat5 | ツイストペアケーブル |
Category 5 | ネットワーク・ケーブル |
Category 5 cable | ネットワークケーブル |
category 5 | より対線 |
category 5 cable | より対線ケーブル |
kǽtəgɔ̀ri fáiv kéibl | 100Mbit/s |
キャェデゴリー ファイヴ ケイボルゥ | 155Mbit/s |
キャェデゴリー・ファイヴ・ケイボルゥ | Ethernetケーブル |
カテゴリー ファイブ ケーブル | IEEE 802.3ab |
カテゴリー・ファイブ・ケーブル | ・ |
TSB-95 | category |
カテご | kǽtəgɔ̀ri |
カテゴリ5 | キャェデゴリー |
カテゴリー5 | カテゴリー |
カテゴリー ファイブ | [名詞] |
カテゴリー・ファイブ | 区分 |
種類 | |
更新日:2022年 5月18日 |