出典: 長波 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月26日 (火) 12:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 長波(ちょうは、LF(Low Frequency)またはLW(Longwave, Long Wave))とは、30 - 300kHzの周波数の電波をいう。波長は1 - 10km、キロメートル波とも呼ばれる。 [概要] 伝搬の特徴としては特に高緯度地域で地表波が安定して利用でき、また大電力の送信機が比較的簡単に製作できる。対潜水艦通信・ラジオ放送・誘導無線・標準電波・LORAN-C無線航行・アマチュア無線などに用いられる。 [長波放送] 国際電気通信連合(ITU)は、無線通信規則(RR)により第1地域(アフリカ・ヨーロッパ)に放送用として148.5 - 283.5kHz(155 - 283.5kHzは航空無線航行と共用)を分配している。地域内の欧州・トルコ・アフリカ・ロシア・モンゴルが振幅変調(AM:Amplitude Modulation)により実施している。日本では秋 - 春の夜間を中心にロシア沿海州、モンゴル、深夜にはタジキスタンなど遠距離の放送も受信可能である。 ・・・ |
出典: アマチュア無線 [外語] amateur radio 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2017/04/18,URL: https://www.wdic.org/ 営利目的用途ではなく、アマチュア業務として(個人的趣味や技術研究の目的で)使う無線。 [概要] 現在の無線通信技術の発達は、アマチュア無線家によってもたらされた。 無線技術が生まれ、電波の有益性が知れ渡った。それにより、貴重な電波(当時は長波)をアマチュア無線家に使わせるのはもったいない、などとして、当時は使いものにならないと思われていた短波帯へアマチュア無線家は追いやられた。しかしそれによって、今度は短波が地上と電離層との反射を繰り返すことで遠く外国までも届くことが発見された。 こういった多数の功績により、今でも貴重な電波(特に短波)の多くを使用することを認められているのである。 彼らが、趣味として散財してくれたおかげで今があるといえる。 [特徴] 電話 電波を使って話をするので、その会話は「電話」という。 無線家以外が連想する電話とは違い、この「電話」の電波は暗号化されることもなく、放送のように広くあまねく放たれ、多くのアンテナへと届けられる。つまり、内緒話ということはありえないというコンセプトの違いがある。 積極的に話す人、聞くだけの人など、様々な人がおり、アマチュア無線家を総じてハムという。 近年は携帯電話機の普及により廃れたが、震災における電話網寸断を経験し、災害にも強い無線通信として再び脚光が集まった。 資格 アマチュア無線機器を扱うためには、国家試験を受けて「アマチュア無線技士」の資格を取得する必要がある。 次の4クラスが存在する。 ● 第一級アマチュア無線技士 ● 第二級アマチュア無線技士 ● 第三級アマチュア無線技士 ● 第四級アマチュア無線技士 4級が最下級で、1級が最上級である。 それぞれの級ごとに発射できる電波の最高出力(空中線電力)や周波数帯(バンド)に制約などが課されている。 終身資格なので、一度取得すれば一生有効である。 |
出典: アマチュア無線の周波数帯 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年4月7日 (土) 13:35 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ アマチュア無線の周波数帯(アマチュアむせんのしゅうはすうたい)とは、アマチュア無線用に割り当てられた周波数帯である。アマチュアバンドやハムバンドとも呼ばれる。 [概要] 電波は有限の資源であるため、国際電気通信連合は国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則(以下RRと略称)により、用途毎に周波数を各国に分配している。アマチュア業務についても長波からミリ波に至るまでの間に点在している。・・・ |
出典: アマチュア無線 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年1月19日 (火) 02:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ アマチュア無線(アマチュアむせん:Amateur Radio、Ham Radio、Ham、等)とは、金銭上の利益のためではなく、無線技術に対する個人的な興味により行う、自己訓練や技術的研究(同好の士と話したい、電波がどこまで飛ぶか試したい、という場合)のための無線通信である。日本では、運用する為の無線従事者免許証と、電波法に基づいた無線局免許状が必要である [概要] 無線通信で使用する周波数は「人類共通の財産」であり、ごく微弱なものを除き、全世界の人々と分け合って利用するものとされている。従って使用可能な周波数を電波利用者に割り当て、監理する(周波数を割当・監理する)のは各国の無線主官庁であり、また各国間の周波数割当調整も行う。 アマチュア無線はその割り当てられた周波数を利用する、各国でそれぞれ区分される各種無線業務における「アマチュア業務」のことであり、学究無線業務のひとつである。なお、通信において「アマチュア」とは「私的学究」を意味し「素人(つまり初心者)」の意味ではない。→#非営利・自由な私的学究無線 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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136.75kHz | amateur radio |
136.75キロ | ǽmətʃùər réidiou |
136.75キロ ヘルツ | アェマチュァー レイディオウ |
135kHz band | アェマチュァー・レイディオウ |
135kHzバンド | アェ́マチュァー・レ́イディオウ |
135kHz帯 | アマチュア レディオ |
135.7~137.8kHz | アマチュア・レディオ |
2220m | ア́マチュ̀ア・レ́ディオ |
2220m band | [名詞] |
2220-meter band | アマチュア無線 |
2220mバンド | ・ |
・ | Amateur Radio Bands |
ǽmətʃùər réidiou bǽndz | |
アェマチュァー レイディオウ バェンズ | |
アェマチュァー・レイディオウ・バェンズ | |
アェ́マチュ̀ァー・レ́イディオウ・バェ́ンズ | |
アマチュア レディオ バンズ | |
アマチュア・レディオ・バンズ | |
【 以下関連語 】 | ア́マチュ̀ア・レ́ディオ・バ́ンズ |
LF | アマチュア・バンド |
Low Frequency | ・ |
lóu fríːkwənsi | ham radio bands |
ロウ フリクヮンシィー | hǽm réidiou bǽndz |
ロウ・フリクヮンシィー | ハェム レイディオウ バェンズ |
ロゥウ フリークウェンスィー | ハェム・レイディオウ・バェンズ |
ロゥウ・フリークウェンスィー | ハェ́ム・レ́イディオウ・バェンズ |
ロー・フリークェンシー | ハム レディオ バンズ |
ロー フレケンシー | ハム・レディオ・バンズ |
ロー・フレケンシー | ハ́ム・レ́ディオ・バ́ンズ |
・ | ハム・バンド |
LW | ハ́ム・バ́ンド |
Longwave | ・ |
Long Wave | |
lɑ́ːŋ wéiv | |
ロゥーング・ウェイヴ | |
ロング・ウエイブ | |
長波 | |
ちょうは | |
キロメートル波 | |
・ | |
更新日:2023年11月28日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Amateur Radio | LF |
ǽmətʃùər réidiou | 135kHz帯 |
アェマチュァー レイディオウ | ・ |
アェマチュァー・レイディオウ | MF |
アェ́マチュ̀ァー・レ́イディオウ | 475kHz帯 |
アマチュア レディオ | 1.8MHz帯 |
アマチュア・レディオ | 1.9MHz帯 |
ア́マチュ̀ア・レ́ディオ | ・ |
Ham Radio | HF |
hǽm réidiou | 3.5MHz帯 |
ハェム レイディオウ | 3.8MHz帯 |
ハェム・レイディオウ | 7MHz帯 |
ハェ́ム・レ́イディオウ | 10MHz帯 |
ハム レディオ | 14MHz帯 |
ハム・レディオ | 18MHz帯 |
ハ́ム・レ́ディオ | 21MHz帯 |
アマチュア無線 | 24MHz帯 |
・ | 28MHz帯 |
Ham | ・ |
ham | VHF |
HAM | 50MHz帯 |
hǽm | 144MHz帯 |
ハェム | ・ |
ハェ́ム | UHF |
ハム | 430MHz帯 |
ハ́ム | 1200MHz帯 |
[名詞] | 2400MHz帯 |
アマチュア無線家 | ・ |
・ | SHF |
5750MHz帯 | |
10.1GHz帯 | |
10.45GHz帯 | |
24GHz帯 | |
・ | |
EHF | |
【 以下関連語 】 | 47GHz帯 |
CQ誌 | 77.5GHz帯 |
CQ ham radio | 134GHz帯 |
HAMworld | 248GHz帯 |
CQ ham radio QEX Japan | ・ |
更新日:2023年10月16日 |