出典: DVD 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/08/02,URL: https://www.wdic.org/ ディジタル多目的ディスク。元々はDigital "Video" Discと呼ばれていたが、格納可能なものが映像だけではないため、後から "Versatile" と改名されている。 [概要] CDと同サイズ(直径12cmまたは8cm、厚さ1.2mm)の相変化ディスクに映像や音声、コンピューターデータなどを格納できる。 両面が可能なほか、記録層を二層にすることも可能で、DVD-ROM 1層の場合片面4.7Gバイト、2層の場合片面8.5Gバイト(両面時各2倍)。録画時間に換算すると、SD-5(1層片面)で135分、SD-18(2層両面)だと480分となる。 [歴史] LDの後継 元々は米ハリウッドからの要求で、当時現行だったLDに代わりうる、CDと同じサイズで高画質かつ長時間の映像を記録できる次世代ディジタルLDとして開発が開始されたものだった。・・・ DVDの規格はワーキンググループによって決められ、現在まで次の仕様が策定されている。 ● 物理フォーマット仕様 ・ DVD-ROM ・ DVD-RAM ・ DVD-R ・ DVD-R DL ・ DVD-RW ● アプリケーション仕様 ・ DVD-Audio ・ DVD-Video ・ DVD-VRDVDコンソーシアムでない仕様に、次のものがある。 ● 物理フォーマット仕様 ・ DVD+R ・ DVD+R DL ・ DVD+RW ● アプリケーション仕様 ・ DVD+VR [特徴] 音声 音声は、24ビット96kHzで、Dolby Digital(AC-3)方式5.1チャンネルディジタルサラウンド(前方の左中右、後方の左右、低音効果)を採用し、劇場並の音質が可能となった。 数値上はCDの16ビット20kHzを上回るが、映像付きの音声は通常減衰圧縮されているため、CDのようなリニアな(減衰圧縮していない)PCMと比べ音質面等で絶対的に有利というわけではない。 一部に高ビットレートのリニア音声を記録したものもあるが、転送レートの関係もあり画像動作がスムーズでないなどの弊害が生じる。 映像情報 映像情報はMPEG-2圧縮されている。 映画用機能も豊富で、従来1ヶ国語しか実現できなかった字幕も、スーパーインポーズ機能を使い最大で32ヶ国語から任意に選択(もちろん、データとして用意されている必要がある)が可能で、また音声も8ヶ国語の吹き替えが可能となっている。 ・・・ |
出典: 光ファイバー [外語] optical fiber,optical fibre 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/08/26,URL: https://www.wdic.org/ 光信号を転送するためのもの。髪の毛よりも細いガラス繊維またはプラスチックから出来ている。 [概要] 直径10〜60µm程度のコアを中心にして、その周囲をクラッドが取り巻き、直径は125µmとなる。更に、ファイバー保護のためクラッドの周囲は被覆で被われている。 コアとクラッドの屈折率の違いで光を反射させて伝送することにより、光ファイバーを曲げても通信が可能である。 光ファイバーは大きく二種類、径の太いマルチモードと、径の細いシングルモードに分けられる。 太さを表わす時は、「コア径/クラッド径」で表わし、例えばシングルモードでは9/125µm、マルチモードでは62.5/125µmまたは50/125µmのファイバーがよく使用される。 [モード] マルチモード 径の太いマルチモードは、比較的丈夫で安価である。 マルチモード光ファイバーは径が太いため、乱反射や反射による時間の遅れで光が複数の経路(モード)に別れてしまいやすいという欠点がある。これがステップインデックス(SI)という最も単純なマルチモードファイバーであり、長距離伝送には向かない。 そこでコアの構造を改良したグレーデットインデックス(GI)と呼ばれるマルチモードファイバーが後に開発された。但し、GIでもマルチモードになることは変わらない。 シングルモード シングルモードファイバーは径が細いため、光は分かれることなく光ファイバーに沿って進むため長距離伝送が可能である。 しかし径が細いため精度が要求され、結果としてシングルモードファイバーを利用する機器(GBICなど)は高価になりがちである。 [特徴] ・・・ |
出典: DVD 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月20日 (水) 05:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ DVD(Digital Versatile Disc、デジタル・バーサタイル・ディスク、ディー・ブイ・ディー)は、デジタルデータの記録媒体である第2世代光ディスクの一種である。 [概要] DVDフォーラムの記載によれば0.6mm厚、直径12cmのポリカーボネート製の円板を2枚、張り合わせたもの。サイズはCD(コンパクトディスク)と同サイズであり、DVD-Video だけでなくコンピュータ用のデータ・ストレージ(保存媒体)としても使用される。読み取りには、650nmの赤色レーザーを使用。プレーヤーやドライブは、CD-DAやCD-ROMの再生にも兼用できるものが一般的である。 ・・・ |
出典: 光ファイバー 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月26日 (火) 07:05 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 光ファイバー(ひかりファイバー、英語: Optical fiber)とは、離れた場所に光を伝える伝送路である。 [プラスチック製・光ファイバー] プラスチック製・光ファイバー(Plastic optical fiber)は、 ガラス製の物に比べて以下の点で特徴がある。 ● 伝送損失が大きく、長距離高速伝送に向かない。 ● 安価である。 ● コア径が太く曲げに強い。 ● 光ファイバー同士の接続や光ファイバーと機器との接続が比較的容易である。 ● 比重が小さく軽量である。 [ガラス製・光ファイバー] ガラス製・光ファイバー(Glass optical fiber)は、コア、クラッド共に石英ガラス(シリカ・ガラス)が用いられる。光を閉じこめて伝播させるにはコアとクラッドに屈折率差が必要なため、コアには屈折率を上げるためにGe(ゲルマニウム)やP(リン)、クラッドには屈折率を下げるためにB(ホウ素)やF(フッ素)などが添加される。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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DVD | 0.89um |
díː ví: díː | 4.7GB |
ディー ヴィー ディー | 650nm |
ディ́ー ヴィ́ー ディ́ー | 赤色レーザー |
ディー ブイ ディー | ・ |
ディ́ー ブ́イ ディ́ー | Versatile |
ディーブイディー | və́ːrsətəl |
Digital Versatile Disk | ヴゥーサゥタゥルゥ |
dídʒitəl və́ːrsətəl dísk | ヴゥ́ーサゥタゥルゥ |
ディジタゥルゥ ヴゥーサゥタゥルゥ デェィスク | バーサトル |
ディジタゥルゥ・ヴゥーサゥタゥルゥ・デェィスク | バ́ーサトル |
ディ́ジタゥルゥ・ヴゥ́ーサゥタゥルゥ・デェィ́スクス | [形容詞] |
デジタル バーサトル ディスク | 何にでも向く |
デジタル・バーサトル・ディスク | 多様 |
デ́ジタル・バ́ーサトル・ディ́スク | 多用途の |
ディジタル多目的ディスク | 融通が利く |
ディジタル たもくてき ディスク | 用途が広い |
様々な | |
万能の | |
多目的用途の | |
・ | |
Digital Video Disc | |
更新日:2024年 3月29日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Glass optical fiber | 20万Km/S |
glǽs ɑ́ptikəl fáibər | 650nm |
グラゥェス アォプティカゥルゥ ファイバゥァ | fiber |
グラゥェス・アォプティカゥルゥ・ファイバゥァ | Plastic Optical Fiber |
グラゥェ́ス・アォ́プティカゥルゥ・ファ́イバゥァ | POF |
グラス オプティカル ファイバー | プラスチック光ファイバー |
グラス・オプティカル・ファイバー | quartz optical fiber |
グラ́ス・オ́プティカル・ファ́イバー | アクリル |
ガラス光ファイバー | ガラス繊維 |
ガラス製光ファイバー | グラスファイバー |
石英ガラス光ファイバー | シリカ・ガラス |
石英光ファイバー | ファイバー |
ファイバゥー | |
フッ素樹脂 | |
ポリカーボネート | |
ポリスチレン | |
ポリメタクリル酸メチル | |
完全フッ素化ポリマー | |
石英 | |
石英ガラス | |
繊維 | |
optical fiber | |
光ファイバー | |
光学繊維 | |
更新日:2024年 4月26日 |