出典: EXEフォーマット 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年2月24日 (土) 14:40 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ EXEフォーマット(エグゼフォーマット)とはMS-DOSおよびその互換・後継環境の実行ファイルフォーマットである。MS-DOSで実行可能なバイナリのフォーマットには他に、COMフォーマットと言うファイルフォーマットが存在する。COMフォーマットは、コード、データ、スタックの全てのセグメントが同一であるモデルで、開始番地も固定の0x100であるメモリイメージそのものであり、シンボル再配置も無い。COMフォーマットは、ファイルヘッダを持たず拡張性がなかった。これに対し、EXEフォーマットは連続した一つのメモリイメージで、コード、データ、スタックの全てが別々の複数のセグメントを用いてアクセスする必要のある場合に対応し、開始アドレスおよびその時のセグメントレジスタの値をファイル先頭から相対指定することが可能でセグメント指定の再配置エントリが存在する。COMフォーマットと区別するために、MS-DOSにおいてはファイル名には.EXEという拡張子が付けられ、ファイルの先頭には0x5A4D(ASCIIコードで'MZ'という文字列)のマジックナンバーが入っている。これは、MS-DOS 2.0の開発責任者の一人、Mark Zbikowskiのイニシャルに由来する。 ・・・ |
出典: tar 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年3月10日 (水) 15:57 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ tar(ター、tape archives)はファイルアーカイブのファイルフォーマットの一種である。このファイルフォーマットを処理する同名のUNIXコマンドtarも指す。UNIXでは圧縮したtar形式のファイルを"tarball"(ターボール)と呼ぶこともある。POSIX.1-1988やPOSIX.1-2001で規格化され、UNIX系オペレーティングシステムでは標準のフォーマットである。Windowsではあまり使われない。類似コマンドにafioがある。 [概要] tarはファイルのアーカイブに用いられ、多数のファイルを一つのファイルにまとめることができる。ファイルのユーザ情報とグループ情報、パーミッション、最終更新日時、ディレクトリ構造などを同時にアーカイブすることができる。元来tarはアーカイブ、すなわち複数のファイルをまとめることのみで圧縮の機能はない。大半の場合アーカイブと同時にcompressやgzip、bzip2などの圧縮方法を用いて圧縮(いわゆる「ソリッド圧縮」)を行う。これによりファイルの拡張子はそれぞれ .tar.Z、.tar.gz、.tar.bz2 となる。特に .tar.Z、.tar.gz は古くから使われておりそれぞれ略して .taz、.tgz とされることも多い。この形式はファイルが一部でも破損した場合、破損箇所に含まれていたファイル以降は取り出すことはできない。この欠点はafioとgzを使うことにより改善できる。 ・・・ |
出典: 拡張子 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/03/31,URL: https://www.wdic.org/ ファイル名の末尾に付けて用いられる、ピリオドと数文字でできたファイル名の一部のこと。これによりファイルの種別などを示す。MS-DOSの8+3文字で表わすファイル名では、このうち後半の3文字が該当する。 [代表的な拡張子の一覧] 実行ファイル等 .COM MS-DOS用実行ファイル .EXE MS-DOS/Microsoft Windowsなどの実行ファイル .BAT MS-DOSバッチファイル。DOSコマンドを連続処理するもの。 圧縮ファイル .zip ZIP形式 .LZH LHA形式 .sit StuffIt 文書 .doc プレーンな文書ファイル、又はWordの文書ファイル。 .TXT プレーンな文書ファイル .html HTML文書ファイル 音楽 .MID ・・・ |
出典: RAR 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月21日 (木) 20:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ RAR(ラー、アールエーアール)はデータ圧縮のファイルフォーマットの一つ。元々は MS-DOS ベースのファイル圧縮ソフトウェアの名前及びファイルフォーマットである。 [概要] ZIP に比べ高い圧縮率であり、他の圧縮形式にはあまり見られない特色としてリカバリレコードが挙げられる。リカバリレコードとは、一種のハミング符号を付加することで圧縮ファイルの破損をある程度まで修復可能とするものである。また、一定のサイズごとに分割して圧縮することができる。WinRAR や MacRAR などのソフトウェアで処理を行うことができる。2013年にリリースされたWinRAR5より新フォーマットRAR5が登場した。拡張子は.rarと同じであるが、古いバージョンのソフトウェアでは扱うことができない。 ・・・ |
出典: StuffIt [読み] スタッフイット 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 空白,URL: https://www.wdic.org/ Macintoshで、Compact Proと共に多く用いられているファイル圧縮ソフトの一つ。シェアウェア版と製品版がある。拡張子に.sitを使用する場合が多い。 ファイル圧縮は "DropStuff"、ファイル展開が "StuffIt Expander" と別のソフトになっている。DropStuffがシェアウェア、StuffIt Expanderはフリーソフトだが、DropStuffをレジストするとStuffIt ExpanderのエンジンがPowerPCに最適化されたバージョンになる。製品版は "StuffIt Deluxe" として発売されている。 ・・・ |
出典: 拡張子 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年10月13日 (日) 11:01 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 拡張子(かくちょうし、英語: filename extension)とは、ファイルの種類を識別するためにファイルの名前(ファイル名)の末尾につけられる文字列。ファイル名の本体と拡張子は "."(ピリオド、ドット)で区切られ、拡張子はアルファベットと数字の組み合わせで、歴史的には3文字以内が好まれたが、それ以上の場合もある。拡張子は、オペレーティングシステム (OS) においてファイルの判別のために任意につけられるもので、必ずしも必須ではない。拡張子が適切でない場合は、システムまたはアプリケーションソフトウェアの動作に影響を及ぼす場合がある。 .tar.gzのように複数のピリオドで区切っているケースもあるが、最後のピリオド以降を拡張子と判断するシステムが一般的である。 [拡張子の由来] 拡張子は、もともとはDECのオペレーティングシステム (OS) 、たとえば、TOPS-10、OS/8やRT-11に利用されていた。その後、CP/Mでも採用された。CP/Mのファイル名は8+3バイトの構成になっており、後ろの3バイトが拡張子と呼ばれた。さらにCP/Mと互換性を取るため、MS-DOSやOS/2、Windowsなどに受け継がれた。現在のWindowsでは3バイトの制限はない。 ・・・ |
出典: PMarc 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/07/16,URL: https://www.wdic.org/ CP/M用に開発された汎用のファイル圧縮ソフトウェアの一つ。 [概要] CP/M-80やMSX-DOSではかつて主力として使われていた圧縮で、その圧縮性能はLHAの-lh5-に匹敵する。 作者は美濃吉彦(ぺぱあみんと★すたあ)。ファイルのフォーマットはLHarc/LHAと同じLArcタイプを採用している。 [特徴] 通常は略してPMAと呼ばれ、ピーエムエイと読まれた。ファイルの拡張子も.PMAである。アルゴリズムとしては、スライド辞書法のスライド窓を10Kiバイトとした。また、LHarc/LHAでは木を使っているが、PMAでは2バイトのハッシュを採用した。 |
出典: StuffIt 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年3月10日 (水) 11:37 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ StuffIt(スタッフイット)は、Classic Mac OSおよびmacOSで一般的な、非常に高い圧縮率を誇るデータ圧縮およびアーカイブフォーマット。Classic Mac OSでは、ドラッグ&ドロップだけで圧縮および伸長が出来るという便利さから一躍脚光を浴びた。Windows、Linux、Solarisにも対応しているが、あまり普及していない。 最近では、より圧縮率が高くなった「StuffIt X」と呼ばれるフォーマットが使われるようになった。また、StuffItフォーマットで圧縮したデータを伸長するのにソフトウェアを必要としない自己解凍アーカイブ(Self Extract Archive)が作成できるほか、アーカイブには暗号化を施したり、冗長性を持たせたり(StuffIt Xのみ)、伸長時に、ファイルの利用者にメッセージをメールで送らせる「解凍確認」という情報を付加したりできる。 圧縮アルゴリズムとしては 1. LZ77とハフマン符号 2. LZ77と算術符号 3. ブロックソート 4. PPM 5. ファイルフォーマットから1〜3の中から適切なものを選択 6. ファイルを分割して、それぞれの部分に対して1〜4の中から適切なものを選択 の6種類が用意されている。 ・・・ [拡張子] .sit StuffIt Xフォーマットにした場合は.sitx、自己解凍ファイルの場合は.sea(Windowsでは.exe) ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
.dll | .COMファイル |
.EXE | COMフォーマット |
.exe | COM形式 |
DLL | file extension |
DLLファイル | 拡張子 |
exe | かくちょうし |
executable file | ・ |
éksəkjùːtəbəl fáil | Execute |
エクセキューダゥボゥルゥ ファイルゥ | éksəkjùːt |
エクセキューダゥボゥルゥ・ファイルゥ | エクセキュートゥ |
エクセキュータブル ファイル | エクセキュート |
エクセキュータブル・ファイル | [他動詞] |
executable module | 実行する |
EXEファイル | 実施する |
EXEフォーマット | ・ |
EXE形式 | executable |
File Extension .exe | éksikjùːtəbəl |
load module | エクセキューダゥボゥルゥ |
エグゼ | エクセキュータブル |
エグゼ・フォーマット | [形容詞] |
エグゼ・ファイル | 実行可能な |
ディー エル エル・ファイル | |
ロード・モジュール | |
実行ファイル・フォーマット | |
実行モジュール | |
実行可能ファイル | |
実行可能モジュール | |
実行可能型ファイル | |
実行可能形式 | |
更新日:2022年 8月14日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
compressed file | PMarc |
kəmprést fáil | PMA形式 |
コァンプレストゥ ファイルゥ | .pma |
コァンプレストゥ・ファイルゥ | ・ |
コァンプレ́ストゥ・ファ́イルゥ | RARファイル |
コンプレスト ファイル | RAR形式 |
コンプレスト・ファイル | ・ |
コンプレ́スト・ファ́イル | .r00 |
圧縮ファイル | .r01 |
あっしゅく ファイル | .rar |
.s00 | |
.s01 | |
・ | |
Stuffltファイル | |
Stufflt形式 | |
.sit | |
.sitx | |
.sea | |
.exe | |
・ | |
tarファイル | |
tar形式 | |
.tar | |
・ | |
tar+gzip | |
.tar.Z | |
.tar.gz | |
.tar.bz2 | |
.taz | |
.tgz | |
・ | |
Zipファイル | |
Zip形式 | |
.zip | |
更新日:2024年 4月11日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
EXE | .EXE |
exe | .exe |
exec | |
executable | |
executable module | |
EXECUTE | |
execute | |
execution | |
run | |
イーエックスイー | |
エキュセキュー | |
エキュセキュウシュン | |
エキュセキュータボルゥ | |
エグゼ | |
実行 | |
実行する | |
実行可能な | |
実行可能モジュール | |
このページは書きかけのページです | 更新日: |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Stufflt | アーカイバー |
スタッフイット | ファイル圧縮ソフト |
.sit | |
.sitx | |
.sea | |
.exe | |
https://www.stuffit.com/ | |
DropStuff | |
StuffIt Expander | |
StuffIt Deluxe | |
更新日:2024年 3月28日 |