出典: 帯域幅 [外語] band width 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2001/09/11,URL: https://www.wdic.org/ ある規格やメディアの情報伝送能力。 例えば、10BASE-Tの帯域幅は10Mbpsだが、実際の情報伝送量に対応するスループットは、様々なオーバーヘッドによってこれより小さな値をとることになる。 |
出典: 帯域幅 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年3月13日 (土) 14:50 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 帯域幅(たいいきはば)または、帯域(たいいき)、周波数帯域(しゅうはすうたいいき)、バンド幅(英: Bandwidth)とは、周波数の範囲を指し、一般にヘルツで示される。帯域幅は、情報理論、電波通信、信号処理、分光法などの分野で重要な概念となっている。 帯域幅と情報伝達における通信路容量とは密接に関連しており、通信路容量のことを指す代名詞のように「帯域幅」の語がしばしば使われる。特に何らかの媒体や機器を経由して情報(データ)を転送する際の転送レートを「帯域幅」あるいは「バンド幅」と呼ぶ。 [概要] 電波による通信では、搬送波の変調で占める周波数の範囲を占有周波数帯幅、あるいは単に帯域幅と呼ぶ。光学では個々のスペクトル線の幅やスペクトル全体の幅を指す。汎用的な1つの定義は存在せず、漠然と関数の周波数領域における広がりの尺度を表すと理解される。 ・・・ [アナログ] アナログ信号は数学的には時間の関数であり、帯域幅は信号をフーリエ変換したときにゼロでない値となる周波数範囲の幅(単位はヘルツ)である。一般にこのゼロでない範囲は非常に広範囲になるため、定義を修正して、ある程度の強さの周波数範囲を指すこともある。この場合、最大値の半分となる範囲を使うことが多い。約 -3 dB で半分となる。 ・・・ [デジタル] 理論 デジタル信号処理では、帯域幅は標本化定理に従ってサンプリング周波数と関連している。 デジタル通信路に加算性ホワイトガウスノイズがあるとき、シャノン=ハートレーの定理により、通信路の帯域幅(伝送路容量)とS/N比の関係が示される。 同定理においては、帯域幅 B (Hz)に対し、通信路容量 C (bps) が規定される。ただし、C は通信路が誤り無しまたは低誤り率である時に転送可能な最大レート(の理論値)を示す。 実際の転送レートR (bps) は、効率的な符号化方式の採用により C に近づける事ができる。R が C を超えた場合は誤り率が増大するため正常なデジタル通信ができない。よって C は理想的な通信路における頭打ち転送レートである。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Bandwidth | 通信速度 |
band width | -3db |
bǽndwìdθ | |
バェンドゥウィッズゥ | |
バンドウィズ | |
[名詞] | |
バンド幅 | |
周波数帯 | |
周波数帯域 | |
周波数範囲 | |
帯域 | |
帯域幅 | |
たいいきはば | |
処理能力 | |
回線容量 | |
更新日:2022年 8月12日 |